★カンボジアの始耕式、聖なる牛が豊作を予言
[プノンペン 16日 ロイター] カンボジアの聖なる牛が、豊作になるが、
雨は少ないだろうと予言したため、農夫たちが灌漑システムと用水路の
増設を政府に要求する事態になった。
毎年、プノンペンの王宮前で行われる王族主催の始耕式で、牛は供された
米、豆、トウモロコシなどは盛んに食べたため、占星術師のカン・ケン氏は
人々に「豊作になるでしょう」と告げた。
しかし、牛たちは金の椀に満たされた水と酒を飲もうとしなかったため、
今年は干ばつになると予言した。
ノロドム・シハモニ国王も参列するこの古代の儀式を見にやってきた農夫の
ブン・ナクさん(31)は「雨が少ないのならば、補助として灌漑システムを
整備する必要があります」と語った。
昨年は、米の豊作が予言され、同国史上初めて600万トンを超える収穫があった。
REUTERS
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