★カ−ドは日本が握っている――日米中関係と靖国問題
――小泉純一郎首相による靖国神社参拝を発端として、日中関係の悪化がとまらない。
・「東アジア全体の安定を考えれば、日米中の三角関係を安定させることが望ましい。
日米関係はとても良好で、米中も良い状態だ。しかし、日中関係だけは良くない。
この三角関係を安定させた上で、経済繁栄を続けることが3カ国にとっても利益に
なるはずだ」
「いわゆる靖国問題については、日本が決めることで、それは米国でも中国でもない。
しかし、日本の友人として言えば、靖国への参拝は日本を傷つけているといわざるを
得ない。日本の友人として、米国はそれを告げるべきだ。私見を言えば、『私は靖国に
行く権利を持っているが、それを行使しないことを決めた』と日本の首相が言えるのでは
ないか。そうすれば、『靖国に行かない』というのは首相自身の決定ということになる。
それによって、歴史カードを中国の手から取り上げることができる」
「中国はこの靖国問題に焦点を当てることで、アジアにおける日本のソフトパワーを
減退させることに成功している。アジア各国を(日本が軍国主義を採用していた)
1930年代に連れ戻しているのだ。もし、日本の首相がこの靖国カードを机の上から
取り上げて、ポケットに入れてしまえば、中国からこの歴史カードという武器を取り上げる
ことができる」(抜粋)
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/20060515n995f000_15.html ※前:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1147951400/