【【国立感染症研究所 感染症情報センター】
http://idsc.nih.go.jp/index-j.html 【関東における麻しんの集団発生】
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/idwr0616.html >麻しんは非常に感染力が強く、患者との直接対面接触がなくても、同じ空間を共有する
>ことで感染する「空気感染」を起こしうる。麻しんに対する免疫の無い者が発病すると重症度が高く、
>約40%が入院し、患者1000人に対し1人の割合で死亡することがある。乳児、妊婦、免疫能低下者など
>では特に重症化しやすい。発病した後の特異的な治療法は無く、ワクチンによって予防することが対策上
>最も重要である。麻しんに対する免疫を持たない者が麻しん患者と接触した場合、接触から3日以内なら
>ワクチン接種で、6日以内なら血液製剤の一種であるガンマグロブリン投与によって発病を予防することができる事がある。
【感染症発生動向調査 週報 2006年16週】
http://idsc.nih.go.jp/idwr/douko/2006d/16douko.html#meas16 >麻しんは麻しんウイルス(measles virus)の初感染によって生じる急性の伝染性疾患である。
>感染経路は空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染と様々であり、感染力は極めて強い。
>また、免疫を保有していない者が感染した場合の発症率は、ほぼ100%である。症状としては、
> 10日間前後の潜伏期を経て、カタル期(2〜4日間)、発疹期(3〜5日間)、回復期へと移行していく。
> 38〜40℃の高熱が1週間前後持続するが、未だに合併症発生率は30%以上、入院率も40%に達する]
>疾患である。特異的な治療方法はない。