【社会】ヤギ被告、殺意を否認 広島小1女児殺害事件初公判 広島地裁[05/15]

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1原子心母φ ★
ヤギ被告、殺意を否認 広島女児殺害事件初公判
2006年05月15日10時45分

 広島市安芸区で昨年11月、下校途中の市立矢野西小1年、木下あいりさん(当時7)が殺害された事件で、
殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われたペルー国籍の無職ホセ・マヌエル・トーレス・ヤギ被告(34)の
初公判が15日、広島地裁(岩倉広修(ひろみち)裁判長)で開かれた。ヤギ被告は「(殺す)意思を抱いたこ
とはありません」と述べ、殺意を否認。弁護側は「心神喪失状態で刑事責任能力はなかった」として殺人罪など
について無罪を主張した。死体遺棄罪と偽名で入国・在留した出入国管理法違反の罪は認めた。

 この事件では裁判所と検察、弁護人が事前に協議して争点を絞り込む「公判前整理手続き」が適用された。少
なくとも18日までは連続開廷して今週中に主要な証拠調べを終えることになっており、09年までに始まる裁
判員制度による裁判のモデルになると注目されている。

 今回の公判の争点は、殺意の有無と女児を死亡させた方法▽わいせつ目的の有無▽殺害場所▽刑事責任能力の
有無――に絞られている。

 起訴状によると、トーレス・ヤギ被告は昨年11月22日、広島市安芸区矢野西4丁目の自宅アパートで女児
にわいせつな行為をするとともに、手で首を締めて殺害。段ボールに遺体を入れ、近くの空き地に置いた。また、
偽名で取得したペルー政府発行のパスポートで04年4月に入国し、住み続けた、とされる。

ソース:
http://www.asahi.com/national/update/0515/OSK200605150014.html