★ニワトリの品種開発を 農相、鳥インフル対策
中川昭一農相は9日、閣議後の記者会見で、鳥インフルエンザの影響で食肉用や
採卵用のニワトリの元となる「原種鶏」の輸入の多くが停止していることについて、
「少数の国に原種を依存しているとリスク要因になりかねず優良品種の開発を
指示したい」とし、自主開発を探る考えを示した。
日本では原種鶏の大半を輸入し孫の代のニワトリを食肉などに利用しており、
2005年は約100万羽を輸入。このうち、鳥インフルエンザの影響で輸入が
止まった英国やフランス、オランダ、ドイツからは計約80万羽を占めた。
農水省はニワトリを通常より長く使うなどの対策で「当面、農家に大きな影響はない」
としている。
共同通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000084-kyodo-bus_all