偽装請負とは「派遣社員」のように働かせておきながら、契約だけは「請負」
として働かせる違法行為で全国で問題になっています。徳島県の自動車部品メーカー
「光洋シーリングテクノ」。約600人の従業員のうち200人近くが「社外工」と呼ばれる
請負労働者です。社員と同じ仕事をしているのに年収200万円台前半。どんなに
貢献しても3ヶ月ごとに契約が切られる不安がつきまといます。
社外工「ぼくらは使い捨て。いるときだけ使われて、いらなくなったら捨てられる」
光洋シーリングテクノは過去最高の売上高を更新中です。トヨタ車の変速機に使われる
主力製品はほとんどが社外工の手によって作られています。「社外工の働き方は
光洋シーリングテクノから直接指示される派遣であり1年以上経つ。法律通り直接雇う
義務がある」と社外工30人が徳島労働局に申し立てました。
労働局は「違法な偽装請負であり派遣状態だった」と、はっきり認めました。しかし
直接雇うよう指導せず適正な請負になるよう指導したと言うのです。摘発すると
今の雇用が失われることを恐れてのことでした。徳島労働局「法律違反はだめだが、
現状でも甘んじて働かないと仕方がない人もいる。そういう人たちの雇用を守っていく
必要もある。それを抜きにして、ただ法律で偽装請負じゃ偽装請負じゃってやって
しまったのでは・・・」
村田浩治弁護士「明らかに違法。ただちに刑事告発をして厳しく対応すれば、
受け入れ先企業の態度も変わる。厚生労働省の姿勢は非常に弱い」労働者を安く、
都合よく使いたい企業側。そうした働き方を認め、緩和してきた政策。
非正規労働者の救われない日々が続きます。
http://ktv.co.jp/anchor/today/index.html ※前スレ:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1146725267/