【調査】 小泉首相の靖国参拝、「賛成」50%、「反対」31%…朝日新聞★2

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279名無しさん@6周年
靖国参拝と日本に隠れた戦後ファシズム1-2

これを現代にたとえれば、現代の都武士に相当する、警察庁警備局
や警視庁公安部あるいは自衛隊がクーデターを起こして、貴族である
代議士や知事、科挙を通過した高級官僚を押しのけ、議会の法律を無
視して、口頭による命令や要請に基づいて選挙も行わないで支配して
いるようなものである。

 武士による支配は、朝廷に対するクーデーターであるという考え方
は江戸時代に水戸学として、武士の間にも盛んになり、明治維新の源
流となった一方で、明治維新においても、形式的には武士政権である
幕府から朝廷へ国権が委譲されたものの、天皇の名の下で政府を実質
的に支配したのは、薩長土肥の士族らであり、彼らは士族から「官僚
」や「軍人」と名称を変えて政府を支配しただけで、士族による支配
、すなわち封建支配となんら変わらなかった。

 それを端的に示すものが、旧大日本帝国の陸海軍人が身につける軍
刀である。この軍刀こそが、旧帝国軍人が単なる士族に過ぎない事を
物語っており、一般兵士が身につける銃剣もそのシンボルである。こ
うした形で、廃藩置県後に行われた士族制度の廃止や廃刀令後も、西
南戦争など士族の反乱に対応して政治的譲歩が行われ、抜け道として
士族制度が旧軍内部に温存されたのである。また、旧士族の多くは軍
だけでなく、警察や公務員、教師などの公職に就いたため、旧士族の
考え方がそれらの職業にも浸透していったのである。