少年グループからリンチを受けた末に殺害された栃木県上三川町、会社員須藤正和さん
(当時19歳)の遺族が、栃木県と元少年3人(1人は和解)、その親を相手取り、
約1億5000万円の損害賠償を求めた国家賠償訴訟で、栃木県は24日、捜査の怠慢と
殺人との因果関係を認めて県に最大9633万円の支払いを命じた今月12日の宇都宮
地裁判決を不服とし、東京高裁に控訴する方針を決めた。
県は、〈1〉1億円近い県民の税金を支出することになり、1審判決だけでは決められない
〈2〉判決では県警の言い分が全く認められておらず、警察官の名誉、士気にかかわり
控訴せざるを得ない――などとしている。
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060425ic01.htm