★終末期医療の指針「国がまず示して」…富山・射水市長
富山県射水(いみず)市の射水市民病院で患者7人が延命措置の中止により
死亡した問題で、同市の分家(ぶんけ)静男市長は12日、「国がまず
(終末期医療に関する)指針を示すことが必要」と述べ、延命治療についての
基準作りや法整備を国に働きかけていく考えを示した。
分家市長は「現状では、各病院で指針を作り、たとえその通りにやっても、
犯罪に問われてしまうことがあり得る。作った指針が正しいかどうかさえ
分からない」と指摘。同病院で作成中の終末期医療に関する指針についても、
「早く出してもらいたいが、国に基準がないために、はっきりとした期限を
設けられない」と話した。
讀賣新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000115-yom-soci