★ロシア、WTO加盟「年内にこだわらず」・政府代表会見
【モスクワ=坂井光】ロシアの世界貿易機関(WTO)加盟交渉の
政府代表である経済発展貿易省のマクシム・メドベドコフ貿易交渉局長は11日、
日本経済新聞記者と会い、米国との交渉について「早期加盟のために
これ以上譲歩するつもりはない」と述べ、年内加盟にこだわらない
意向を明らかにした。
ロシアは主要8カ国(G8)議長国となった今年中のWTO加盟に
意欲を見せていた。2国間交渉ではオーストラリア、コロンビア、モルドバ、
米国が残っているが、米国が事実上最後の難関。しかし、金融市場の自由化、
食肉市場開放、航空機輸入障壁の緩和などで交渉が難航している。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060412AT2M1101T11042006.html