★イラン、米国が攻撃計画との米誌記事を「米による心理戦」と非難
[テヘラン 9日 ロイター] イラン政府は9日、米国防総省がイランの
核関連施設を念頭に武力行使を計画している、との記事を米誌が掲載したことについて、
米国が「心理戦」を仕掛けている、と指摘した。
米ニューヨーカー誌が掲載した著名ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏の記事は、
匿名の米政府高官や政府OBの話として、米政府がイランの核開発をやめさせるため
核関連施設を攻撃する計画を加速させた、としている。
イラン外務省報道官は定例記者会見で「これは、米国が仕掛けた心理戦。
米国がわが国の核関係書類について怒り、絶望的になっているためだ」と指摘。
「われわれは、核技術に対する自国の権利を堅持していく。可能性があるいかなる
シナリオにも対処する用意がある。わが国は、脅しの言葉を恐れていない」と述べた。
REUTERS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000126-reu-int