★イランへの軍事攻撃は検討事項ではない=英外相
[ロンドン 9日 ロイター] ストロー英外相は9日、イランへの軍事攻撃は
検討事項とはなっておらず、米国はイランの核問題を交渉によって解決する方法を
模索していると述べた。
外相はBBCテレビとのインタビューで、米国がイランを核攻撃するとの構想は
「まったくばかげている」と言明。「(米国は)交渉と外交圧力によって問題を
解決しようと、実際非常に熱心に取り組んでいる」と語った。
さらに、英国はイランに対する予防的核攻撃を容認せず、「米国も容認しないと
確信している」と付け加えた。
この発言は、米国がイラン空爆の計画を進めているとするニューヨーカー誌の
報道を受けたもの。米政府はこれを否定せず、イラン問題の外交的解決を模索している
と繰り返した。同誌によると、米国はイランの主要な遠心分離器を破壊するため、
「バンカーバスター」と呼ばれる戦術核兵器の使用を検討しているという。
REUTERS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000155-reu-int