20〜40歳代で発作死増…米で調査
好況は心臓に悪い?
【ワシントン=広瀬英治】若い人ほど忙しい時の健康管理に気を付けて――。米国で「景気拡大が続くと、若
手や中堅の世代に心臓発作による死亡が増える」という調査結果がまとまった。
ロイター通信によると、米ノースカロライナ大の経済学者クリストファー・ルーム教授が先月発表した論文で、
失業率が1%改善すると心臓発作による死亡が年間1・3%、約2500人も増えるという相関関係を明らかに
した。特に、20〜44歳の世代に、他世代よりも顕著な傾向があると指摘している。ルーム教授は「景気が過
熱すると、働き過ぎや運動不足になりがちなのだろう」と指摘している。
調査は人口の多い20州を対象に、1979〜98年の景気動向と死亡原因などを分析した。
(2006年4月7日��読売新聞)
ソース:
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060407ik09.htm