【社会】薬害エイズ訴訟 和解10年、情報公開の道半ば

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1依頼363@試されるだいちっちφ ★
★薬害エイズ訴訟:和解10年、情報公開の道半ば

 非加熱の血液製剤でHIV(エイズウイルス)に感染した血友病患者らが国と製薬会社に
賠償を求めた薬害エイズ訴訟が東京、大阪両地裁で和解して29日で10年となった。
約1500人が感染し、提訴した1383人のうち586人が犠牲となった薬害禍を受けて国は
さまざまな対策を講じてきたが、その後もヤコブ病やC型肝炎への感染など薬害は繰り返
されている。教訓はどう生かされ、何が足りないのかを検証する。

 「これからがむしろスタート。私たち被害者が訴え続けないと、国は問題を風化させかね
ない」。薬害エイズ訴訟の和解10年を記念し、25日東京都内で開かれた集会で、支援
組織「はばたき福祉事業団」の理事長で原告だった大平勝美さん(57)は、さらなる運動の
必要性を訴えた。
 HIV訴訟の和解をきっかけに、厚生労働省はさまざまな対策を講じてきた。薬害エイズ
事件で大きな問題となったのは、厚生省(当時)や製薬メーカーの血液製剤に関する危険
情報の隠ぺいだ。このため、大きな柱は情報公開だった。中央薬事審議会(現「薬事・食品
衛生審議会」)の審議や議事録の公開がそれだ。
 また、審議自体が閉鎖的にならないよう患者側の参加を認めて国民の視点を取り入れる
との狙いで、02年11月からは、大平さんと大阪HIV訴訟原告団の花井十伍代表が同審
議会血液事業部会に参加するようになった。(>>2以降に続きます)

毎日新聞 2006年3月29日 21時56分 (最終更新時間 3月29日 23時47分)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060330k0000m040116000c.html

関連ニュース
HIV:エイズ患者と感染者、過去最高の417人−−05年、都福祉保健局 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060324-00000139-mailo-l13
関連スレ(いずれもdat落ち)
【薬害エイズ】治療発達でも最近10年間で207人死亡 目立つ肝疾患
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1139171238/
【報告】HIV感染患者 2年連続1000人超える 厚労省のエイズ動向委員会の新規報告件数
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1138363197/
2試されるだいちっちφ ★:2006/03/32(土) 23:12:15 ID:???0
>>1つづき)
 情報公開の前提となる医薬品の安全性情報の収集強化も進んだ。以前は全国3000カ
所の医療機関や薬局を指定し副作用情報を報告させていたが、97年7月からは全医療
機関などを対象に自発的な報告の受け付けを開始。薬事法改正で03年7月からは被害の
拡大の恐れがある重篤な副作用などについては報告を義務化した。厚労省によると、指定
機関の時の報告は年間2000件にも満たなかったが、現在では4000件を超える。
 このほか、すべての新薬についての審査報告書の公表や医薬情報室の設置なども、
情報公開や医薬品に関する情報収集強化策の一環だ。しかし、こうした対策を講じたにも
かかわらず、肺がん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)などによる「薬害」は続いている。
 大平さんは「個々が責任を押し付けるのではなく、何が医療現場で必要かを議論することが
大切ではないか」と話し、行政と製薬会社、医師、患者が一堂に会し、話し合う場を設けること
で薬害防止を図るべきだと訴えている。

 ◇C型肝炎など係争中

 薬害エイズ訴訟が和解した以降も、薬害訴訟は次々と起こされている。汚染されたヒト
乾燥硬膜の移植でヤコブ病にかかったとして、患者と家族が国と企業に賠償を求めて96年
に提訴。02年に大津、東京両地裁で被告側が患者1人に平均約6000万円を支払うことなど
で和解が成立。原告弁護団によると、両地裁に提訴した被害者は100人を超えている。
 また、血液製剤「フィブリノゲン」などを投与されてC型肝炎ウイルスに感染した被害者が
02年に提訴。少なくとも1万人が同製剤で感染したとされるが、全国5地裁の原告数は95人。
初の判決が今年6月、大阪地裁で言い渡される予定だ。
 一方、肺がん治療薬「イレッサ」(一般名ゲフィチニブ)による副作用で600人以上が死亡し
た問題で、イレッサを服用して死亡した患者の遺族らが04年、国と製薬会社を相手取り提訴。
東京、大阪両地裁で係争中だ。
(以下、元記事でご覧ください)
3名無しさん@6周年:2006/04/02(日) 00:29:35 ID:mNEfJqJQ0
>>1
 ∧_∧
 (`・ェ・´) レスが少なくても
  0  0  気にしちゃダメ!
  |  |  また次があるよ!がんばって!
  ∪∪
4名無しさん@6周年:2006/04/02(日) 01:28:38 ID:PPQPtoSB0
まだ生きてんのか
5名無しさん@6周年:2006/04/02(日) 13:30:00 ID:rNJxCXHuO
大多数にとっては過去の出来事だろうけど今苦しんでいる患者にとっては逃れることができない現実だ。


切ない。
6名無しさん@6周年:2006/04/03(月) 11:27:19 ID:vh2P9NA60
関連スレ(落ち)
【HIV】薬害エイズ:和解10年 遺族の半数以上がうつ傾向
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1143215391/

19 Name: 名無しさん@6周年 [sage] Date: 2006/03/25(土) 09:04:14 ID: FA5LeJIz0 Be:
    ま、今は薬害エイズは終了を迎えたが、別の薬害C型肝炎が訴訟の真っ只中な
    んだがな

36 Name: 名無しさん@6周年 [] Date: 2006/03/27(月) 23:05:05 ID: tgp8hFdO0 Be:
    >>19
    薬害C型肝炎訴訟もあるけど、>>1の薬害エイズと同時期に始まったB型肝炎訴訟はまだ続いてる。
    提訴から17年経過、原告5人中1人死亡。PDFで済まんけど、詳細はこのへんとか。
    ttp://oosaka-hepatic.cocolog-nifty.com/00/files/063HBV00_1.pdf

    HBVキャリアは日本に150万から200万人居て、C型は更に多そうだから合計で400万人ぐらい。
    そのうち、薬害と思われるのは数万人。予防接種やなんかの医療行為で多分100万人超。

    それでも発言力が川田1人に遠く及ばない。この現実を見るとPTSD飛び越えて死にたくなる。

37 Name: 名無しさん@6周年 [] Date: 2006/03/27(月) 23:46:04 ID: 89wSaQLw0 Be:
    >>36
    だからそれって結局、川田母子の政治性とそれに飛びついたマスコミ・法曹の問題なんだよな。
    もっと言ってしまえば川田母が以前から「プロ市民」だったから、あれだけの運動が展開できた。

    逆に肝炎訴訟とか他の薬害は、基本的に素人が裁判をやるわけで、その部分にどうしても無理が生じてしまう。

    結局、マスコミが飛びついた事案ほどあたかも大きな事案のように思われる。
    そしてそのマスコミの飛びつきってのは、運動のプロ市民性に比例するような感じがするんだよな。
    プロ市民的色合いが強ければ強いほどマスコミが飛びつきやすくなる、って感じ。

    そして本来社会が盛り上げていかないといけない訴訟について、どんどん見捨てられてくのが現実。
7名無しさん@6周年:2006/04/03(月) 13:58:17 ID:PR9w9HfM0
病院の評判の調べ方
http://hand.raindrop.jp/column060323.html
8名無しさん@6周年
しょせん他人事か。。。