【裁判】 「なぜ無罪に」「願い(有罪)叶えられずごめん」 両親ら…"割りばし脳に刺さり男児死亡"医師無罪判決★14

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353名無しさん@6周年
まず問題になっているのはカルテの追記。男児死亡後に
「髄膜炎の疑いあり」と書き足したこと。
(カルテ全文、あるいはこの事件に関係したサイト全てを
確認できたわけではないので、他に問題記述があったという
情報をお持ちの方は教えて欲しい)
これを裁判長は「あたかも適切な診断をして、
病名を診断したかのように装った」と判断した。
これが概要。

とりあえず、
「やってない検査をやったと書き変えたわけではない」
「やってない処置をやったと書き変えたわけではない」
点に注意。意見を書き足しただけであって、
事実関係を捏造したわけではないってことね。
だから、事の是非はひとまず置くとして、
「追記」はしても「改ざん」はしてない。
ちなみに「追記」自体はどの病院でも一般的に行われている行為。
診療時は患者さんの治療優先で、後でカルテを再チェックして
内容を整理する必要があるから。
となると当然、
「なぜ死亡後に追記するんだ。やっぱり誤魔化すつもりだったんじゃないか?」
とかいう意見が出てくる。

ではなぜ死亡後に追記の必要があったのか、というとこのケースでは
後で司法解剖があったから。
言うまでもないけど、解剖の際に指針になるのが、生前のカルテ。
これを参考にどこが悪かったのかを探っていくことになる。
つまり「昏睡→死亡という結果になった以上、髄膜炎の疑いがあるから
そこに注意して解剖してください」という但し書きとして書かれたもの。
実際、医師はちゃんと死亡後に記述したと認めているわけで
生前に書かれたと主張したわけでも、そう工作したわけでもない。
(「(日付等の)改ざん」ではなく「書き足し」と判決文でも述べられている)