【団塊】団塊世代は定年後もヤル気マンマン、「好きなことしたい」…ヤクルトが調査

　団塊世代は定年後もヤル気マンマン−　ヤクルト本社が一九四七年
から四九年にかけて生まれた団塊世代の男女四百人を対象に行った
調査で、八割近い人たちが心も体も「元気」と答えた。
　激動の戦後に生まれ昭和の発展、そして平成の大不況を働き抜いて
きた人たちだけに、定年だからといって衰えはみじんもなし。定年後の
生活にも「好きなことができる」と答えた人が四割とトップで、５５・８％が
「（定年による）精神的なデメリットはなし」と答えるなど、前向きなパワー
にあふれている。
　〇七年から続々と定年を迎える団塊世代は合計八百万人以上。少子
高齢化で人材難が深刻化するこれからの時代、企業の発展は、団塊
世代のいまだに失われていない”ヤル気”をうまくすくい上げられるかに
かかっているといえそうだ。

　団塊世代に聞いた「心の元気度」は、男性の７５％が「とても元気」
あるいは「まあ元気」と、女性の８１・５％が「元気」と答えている。体の
元気度では、男女とも８１％が「元気」と回答。気力体力に衰えは見られない。
　「健康に対する自信度」では、「大いにある」との答えが男性の２０・５％、
女性の１６％。「少しある」も加えると、男性の７０・５％、女性の６６・５％が
自信を示している格好だ。
　定年後のイメージでは「好きなことができる」が４１・３％、「のんびりして
いる」が２９・８％。「働いている」も３１％で、厳しいとの実感はあまり抱いて
いなさそう。定年後にしたいことでは「趣味・習い事」が５３％で、「今の職場
で働きたい」も２７％と趣味と仕事に邁進（まいしん）する意欲を示している。
　一方で、心配なのは経済面だ。「定年後のデメリット」として３６％が
「医療費がかさむ」を、３５％が「生活に余裕がなくなる」を、１８・５％が
「仕事がなく金銭的に困る」を挙げた。「定年後のメリット」については
「特になし」が５５・５％を占めるなど、仕事と資金に不安を抱えている
団塊世代は少なくない。

（以下略、全文はソース元でご確認ください）
ソース（FujiSankei Business-i）
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200603300027a.nwc