【日蒙友好】小泉首相、「スーホの白い馬」の馬頭琴贈られる。日本の民話を教科書に載せたいとモンゴル首相

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71名無しさん@6周年
スーホーの白い馬
中国の北のほう、モンゴルには広い草原がひろがり、
そこに住む人たちは、むかしから、ひつじや、牛や、馬などを飼っていました。
このモンゴルに、馬頭琴という、楽器があります。
楽器の一番上が、馬の頭の形をしているので,馬頭琴というのです。
けれど、どうしてこういう楽器が出来たのでしょう?
それには、こんな話があるのです。

昔、モンゴルの草原に、スーホーという、貧しい羊飼いの少年がいました。
スーホーは、年取ったおばあさんと、二人きりでくらしていました。
スーホーは大人に負けないくらい、よく働きました。
毎朝、早く起きると、スーホーは、おばあさんを助けて、ご飯の支度をします。
それから、二十頭あまりの羊を追って、広い広い草原に出て行きました。
スーホーは、とても歌がうまく、他の羊飼いたちに頼まれて、よく、歌をうたいました。
スーホーの美しい歌声は、草原を超え、遠くまで響いていくのでした。