【医療】「医師の独断」問題視、家族同意「文書ない」 射水市民病院会見 富山県[03/26]

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71原子心母φ ★
>>1 補足(別のソース):

尊厳死疑惑:「同意」で食い違いか 外科部長と患者家族

 富山県射水(いみず)市の射水市民病院(麻野井英次院長)で患者7人が人工呼吸器を外されて死亡した問題
で、呼吸器外しを指示した外科部長(50)=3月31日で退職=から、県警が既に任意で事情聴取していたこ
とが分かった。病院側から関係書類の任意提出も受けていた。一方、部長が人工呼吸器を外そうとして問題が発
覚するきっかけとなった別の患者のカルテに「家族の同意」と記載があったのに、家族が延命治療の中止につい
て同意していなかった可能性が出てきた。
 県警は05年10月16日、病院から呼吸器外しで7人が死亡したとの報告を受け、捜査1課が主体となって、
関係者の聴取などを進めている。
 一方、病院によると、問題発覚のきっかけとなった入院患者は78歳の男性で、10月上旬にこん睡状態で搬
送された。同12日に看護師長が、人工呼吸器が外されそうになっていると知り、副院長を通じて麻野井院長に
報告。院長の指示で呼吸器は外さなかったが、男性は同20日すぎに死亡した。
 毎日新聞の取材では、昨年10月9日、自宅車庫で倒れて意識不明になり搬送された78歳の男性がおり、外
科部長が治療にあたった。男性は同21日に病院で死亡した。この男性の家族は取材に「『病院の措置に任せる
が、出来るだけの治療をしてほしい』と話した」としており、亡くなるまで家族が交代で病室に付き添って看病
したと説明。この間、外科部長や病院側からは人工呼吸器を外すという話はなかった、としている。
 「家族の同意」に関するカルテの記載と食い違うが、麻野井院長は26日の会見で「捜査機関に任せているの
で、話すことはできない」と述べた。
 死亡した7人は男性患者と同様、家族の同意に関するカルテの記載があったため、問題発覚後に病院が設置し
た調査委員会の内部調査で事案が判明した。

毎日新聞 2006年3月27日 3時00分

ソース:
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060327k0000m040126000c.html