【医療】「医師の独断」問題視、家族同意「文書ない」 射水市民病院会見 富山県[03/26]

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68原子心母φ ★
>>1 補足(続報):

富山の呼吸器外し 患者の家族「頼んでいない」
2006年03月27日03時11分

 富山県射水(いみず)市の射水市民病院で患者7人が人工呼吸器を外され死亡した問題で、昨年10月に院長
が取り外しを中止させ、内部調査のきっかけになった男性患者(当時78)の長男が26日、朝日新聞の取材に
応じ、外科部長(50)ら病院側から「呼吸器取り外しについての説明はなく、外すようお願いしたこともない」
と語った。病院側は、外科部長は「家族の要望」をもとに外そうとした、と説明しており、長男と食い違ってい
る。外科部長がどんな形で家族らの同意を得ていたかは一連の延命治療中止問題の焦点で、県警は当時のいきさ
つを慎重に捜査、外科部長らの任意聴取も始めている。

 同病院の昨年の調査で、00年から昨年にかけて人工呼吸器をはずされた50〜90代の末期の入院患者7人
が死亡していたことが判明した。取り外しが中止された男性のケースは昨年10月に発覚。7件とは別で、一連
の調査のきっかけになった。

ソース:
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200603260240.html
69原子心母φ ★:2006/03/27(月) 04:19:23 ID:???0
>>68 つづき:

 同病院の説明によると、男性が搬送されたのは昨年10月上旬。外科部長は蘇生措置をして人工呼吸器を装着、
内科病棟に入院させたが、男性は同月21日に死亡した。

 外科部長は同12日、人工呼吸器の取り外しを看護師に指示。病院側は、指示に疑問を感じた麻野井(あさの
い)英次院長が取り外しを禁じ、内部調査を命じたことで7件の取り外しがわかったとしている。

 25日の記者会見で、麻野井院長は「10月12日午前、看護師長は『家族の要望により人工呼吸器を取り外
す予定だ』と外科部長から指示を受けた」と説明。外科部長が取り外しに踏み切ろうとしたのは「家族の要望」
があったためだったとの認識を示していた。

 一方、この男性の長男によると、外科部長は入院の数日後、家族に「長くても2、3カ月」と説明した。しか
し、人工呼吸器の取り外しについての打診などはなく、家族から求めたことも一切なかったという。

 長男は、父親の入院当時は母親と自分の妻が交代で泊まり込み、ずっとそばにいたとした上で、「2人も取り
外しについて医師から説明を受けたという記憶はない」とも話している。

 病院側は26日も麻野井院長が記者会見したが、双方の主張の隔たりについては「捜査上の重要な問題なので
答えられない」と述べた。「家族同意」が、カルテに残っているのかどうかなどについても「今すぐは答えられ
ない。記憶をたどってみないといけない」などと話すにとどまった。

ソース:
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200603260240.html