▼推定年齢250歳のカメが死亡 インド
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081143258144.html [コルカタ(インド) 23日 ロイター] 推定250歳のアルダブラゾウガメが
肝不全のためコルカタの動物園で死亡した、とインドの政府当局が木曜日に発表した。
西ベンガル州のバーマン森林相によると、このカメは18世紀中ごろに英領インドの
樹立に貢献した英国軍人、ロバート・クライブ氏のペットだったという。
地元関係者らはこのカメをベンガル語で唯一無二を意味する「アドワイチャ」との
愛称で呼んでおり、世界最高齢のカメだと主張していた。しかし、その主張を証明する
科学的根拠は何一つ提示されていない。
「記録には、アドワイチャは東インド会社のロバート・クライブ氏のペットだったと
書かれている。数年間クライブ氏がペットとして飼育していたが、約130年前に
動物園に持ち込まれたとされている」とバーマン氏。
さらに氏は「150歳以上であることを示す証拠はあるが、他の様々な文書などから
250歳以上であると考えられる」と述べた。
また、アドワイチャは英国の水夫がセーシェル諸島から持ち込んで、クライブ氏に
プレゼントしたものだという。
動物園関係者の1人は木曜日、「今日は私達にとって、とても悲しい日です。
大変さみしく思います」と語った。
野生のアルダブラゾウガメはインド洋セーシェル諸島のアルダブラ島に生息している。
その体重は平均約120キロだという。カメは100歳以上まで生き、全ての動物の中で
一番長生きすると信じられている