>>210-211 >サルモネラ菌の中で、菌体抗原がgとmで構成される「H:g,m」サルモネラを
>「Salmonella Enteritidis」(SE)と呼んでいる。
>1985年頃までは、サルモネラ菌による食中毒は「ネズミチフス菌」(ST:Salmonella Typhimurium)や
>「サルモネラ・インファンティス」(ST:Salmonella Infantis)などの極めて幅広い種類(血清型)が原因と
>なって発生していた。しかも、殻付卵を原因とするサルモネラ食中毒はほとんど発生がなかったことから、
>鶏卵は冷蔵保存をしなくても安全な食品として流通し、取り扱われてきた。(日本国内でも、以前は常温
>販売が普通であった)ところが、イギリスにおいて1985年頃から増加傾向を示していたSEによる食中毒が
>1987年以降、突然急増したのである。
>.
>SE食中毒急増の現象が他のヨーロッパ諸国やアメリカでも認められ、1989年以降、我が国においてもSE
>による食中毒が増加しはじめたのである。
>以上のことから、養鶏/鶏卵業界では、鶏へのサルモネラ ワクチン接種や鶏卵のチルド(冷蔵)運送、販売な
>どの対策を行い、サルモネラ食中毒防止に努めている。
「サルモネラ菌の詳細(その2)」
http://homepage3.nifty.com/takakis2/salmonella.htm 「サルモネラ菌の詳細」
http://homepage3.nifty.com/takakis2/sarumonera.htm