【社会】日本一判決の短い判事、司法の“蛇足”を暴く!!
「判決文の半分、判例の8割」必要ない
任期切れに際して「判決文が短い」などの理由から、「再任不適当」とされた横浜地裁の井上薫判事(51)。
再任希望を自ら撤回し、4月の退官が決まった。
井上判事は「立場上これまで抑えてきたが、今後は司法の現場の真相を全部暴く」と怪気炎を上げた。
「裁判官の独立という憲法の大原則を侵すあしき前例を作りたくなかったが、
『再任拒否』の結論ありきではどうしようもない。裁判所にほとほと愛想が尽きた」
井上判事は再任希望を取り下げた理由を苦々しく語る。判事は結論につながる本論以外の
「蛇足」を理由欄に書く権限は裁判官にないとする「蛇足理論」の提唱者。
持論をまとめた著書「司法のしゃべりすぎ」(新潮新書)は大きな反響を呼んだ。
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_03/t2006032015.html
2 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:46:06 ID:apjg5Nnq0
頼むよ、公務員試験対策が4倍楽になる
3 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:48:04 ID:4GaZCVsQ0
蛇足って
今日の天気は晴れですとか朝は何食べましたとか
通勤途中でタンポポが咲いているのを見かけましたとか
そーゆーの?
4 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:49:08 ID:qghOXEWv0
5 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:49:21 ID:PpsqB8q30
サヨク弁護士にとっちゃ死活問題だな
負けるのわかってて訴えて判決理由を振りかざすことができなくなる
>>3 さだまさしの歌の話しだしたりするようなのかな?
タンポポはいいね
論理なんだから
短くてすっきりしてるのが良いのは当然
9 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:51:39 ID:kDdgUtDA0
長過ぎとか反論の機会が無い傍論が不必要とかは同意だけど
こいつは極端過ぎだろ
エロ漫画の裁判で、検事も弁護士も言ってない見解を
裁判官が判決で言ってたような奴のことかな
11 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:52:34 ID:Dfk+2etR0
短いって言うか、こいつのは手抜きなんだよな、審理からして。
12 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:55:22 ID:SvuhldyK0
> こうした蛇足の理由を井上判事は、「(裁判官が)スターになりたいんでしょう」と断じ、
スターになりたいんだろうなあこの人
13 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:55:57 ID:Z6KjebDM0
貴重なチンポが・・・・・合掌。
14 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:56:36 ID:bOLXYTU10
>>11 サヨク陣営が必死ですなw
さきの「靖国参拝は違憲」のやつなど、
印象操作のために、蛇足部分に「違憲」と示しておきながら、
判決自体は国の勝ちだから、国は上告することができず、
結局、「違憲」呼ばわりされた国は、この「違憲」を上告審で争うことができなかったな。
蛇足が有害なのは、そういうこと。
15 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 18:57:10 ID:yPtbVabz0
蛇足は、言い訳。
16 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:00:12 ID:sSMhuiYdO
この人は左巻きじゃない
17 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:01:17 ID:jr2bIeh2O
>>14 そうじゃないと違憲かどうかすら判断出来ない。
システム自体の問題なんだよ、無能君w
18 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:03:30 ID:7JNj/dck0
携帯厨は喋るなっての
20 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:04:44 ID:xge/rkK50
正義の為にがんばってほしい。
21 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:04:56 ID:4NMOq2y30
気も短かかったわけね
結果的に一番しゃべりすぎてる
論理が弱いから余計なことを言わなきゃならなくなる。
24 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:07:41 ID:yDWFLORq0
とりあえず日本の大多数判事が書く判決文は一センテンスが長すぎて意味が取りにくい。
わざと難解に書くことで、判決内容への批判を免れようとしているのではないかと疑いたくなる。
25 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:08:03 ID:TUhhhHq70
>>17 下級裁のすることではない。そもそも意味もなく違憲かどうかなんて判断する必要はない。
ていうか役人の分際で立法者気取ってんじゃねえよ。
26 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:08:04 ID:FlxJqUU80
ワンフレーズ判決。
27 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:08:31 ID:z5FEQmuc0
>>17 たいては精神的苦痛による損害賠償が目的の訴訟のはずですが。
違憲確認目的なら付随的違憲審査制を採用してる憲法への挑戦だなw
>>17 違憲なら憲法違反で裁判負けるんじゃないの?
違憲なのに誰にも迷惑かけていないってどういう事?
29 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:12:24 ID:cuAyeTbn0
>>28 慰謝料を求める根拠にはならないということ
30 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:13:00 ID:Jdxvcgrh0
そもそも原告と被告の鬩ぎ合い自体が蛇足だ
インターネット投票で決めれば良い
31 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:13:45 ID:HxWydT8F0
>>24 何て言うかアレじゃね?
分かりやすいからって時候の挨拶を書くのに小学生が使うような文章は使えないって奴と一緒じゃね?
32 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:14:02 ID:FlxJqUU80
>「蛇足理論」の提唱者
www
33 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:15:42 ID:2VRXZ1hR0
>3月1日に最高裁判官会議で再任の可否が審議される直前、井上判事は
>「昨年7月には浅生所長に『第2の人生を考えなさい』と言われていた。結論
>ありきのムダな手続きも蛇足だ」と、再任希望を自ら撤回した。
恐ろしいほど筋を通しているなwww
この点は認めよう。
雲助発言の事か
35 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:16:02 ID:y3O7VskI0
たけ坊も自分の裁判の後で言ってたな。
「遠山の金さん気取りで何言ってやがる」とか。
36 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:16:23 ID:ag7v2/ZQ0
裁判員制度の刑事は、判決理由が短くなるさ。
37 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:18:16 ID:q3/dMgjy0
判決なんか
判決とそこに至る理由だけでいい
判事の感想とか被害者の気持ちを思いやる文
とか余計
38 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:19:37 ID:GHFobiYU0
39 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:21:47 ID:pbSV5gBHO
退職金は欲しかったようだな
40 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:24:11 ID:qK0RvRze0
傍論で最後っ屁かます
サヨク判事が多いからなwwwwwwwwww
41 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:27:57 ID:6putTxD30
五七五で。
42 :
1000レスを目指す男:2006/03/20(月) 19:28:08 ID:v9k0p5Cs0
まあ、確かに判決文は馬鹿馬鹿しいものが多い。
>>36 俺が裁判員に選ばれたら400字詰め原稿用紙1200枚分の判決理由書くよ
45 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:29:06 ID:jr2bIeh2O
46 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:29:28 ID:g0JwLD7X0
48 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 19:33:18 ID:j4xyk3hh0
仕事できないヤツって文句も多いんだよね
自分が短いのは手抜きしたいからってはっきり言ったら誉めてやるけどさ
>>24 もっと簡単にいうと、 あかぴぃ スクリプトがあれば桶ってことなのですよ。
あかぴの論説よんでればわかるだろう。 もっと簡単に書け、バカ って思うだろう。 ところがこのボケ具合にこそ意味があるなりよ。
切ないです。
>>38 、ミ川川川彡 ,ィr彡'";;;;;;;;;;;;;;;
ミ 彡 ,.ィi彡',.=从i、;;;;;;;;;;;;
三 ギ そ 三 ,ィ/イ,r'" .i!li,il i、ミ',:;;;;
三. ャ れ 三 ,. -‐==- 、, /!li/'/ l'' l', ',ヾ,ヽ;
三 グ は 三 ,,__-=ニ三三ニヾヽl!/,_ ,_i 、,,.ィ'=-、_ヾヾ
三 で 三,. ‐ニ三=,==‐ ''' `‐゛j,ェツ''''ー=5r‐ォ、, ヽ
三. 言 ひ 三 .,,__/ . ,' ン′  ̄
三 っ ょ 三 / i l,
三. て っ 三 ノ ..::.:... ,_ i ! `´' J
三 る と 三 iェァメ`'7rェ、,ー' i }エ=、
三 の し 三 ノ "'  ̄ ! '';;;;;;;
三 か て 三. iヽ,_ン J l
三 !? 三 !し=、 ヽ i ,.
彡 ミ ! "'' `'′ ヽ、,,__,,..,_ィ,..r,',",
彡川川川ミ. l _, , | ` ー、≡=,ン _,,,
ヽ、 _,,,,,ィニ三"'" ,,.'ヘ rー‐ ''''''"
`, i'''ニ'" ,. -‐'" `/
ヽ ! i´ /
ノレ'ー'! / O
51 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:34:09 ID:QgqU++MM0
52 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:35:56 ID:Vd6sPWh7O
これなんてサイバンチョ
53 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:38:17 ID:kLXUiwdT0
違憲判断だとか、まったく関係ない裁判で、マスコミ受け
狙ってうわごと口走る裁判官がいからなぁ
54 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:38:40 ID:NSpBRSxp0
>>41 最後は「謝罪しろ」で締めるので実質五七。
55 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:39:41 ID:FYx+CXwe0
「君はさだまさしのこんな歌を知っているか」
「すいません裁判長。洋楽しか聴かないんで」
無縁坂
57 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:44:08 ID:K+fhn6j10
判決文を短くするとなんでそんなに業務簡略にできるのかと思ったが、なるほど、蛇足を期待して裁判を起こす人がいるわけね
日本語は難しいから短い方がありがたいニダよ
自宅に持ち帰り、夜も休日も仕事しなきゃいけないような裁判官の劣悪な就労環境が
かなり改善されるから判決文短くてもいいと思うけどな
60 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 20:55:43 ID:6DbpxWqn0
>戦後補償の訴訟などが好例で、「民法上20年で時効だから勝訴の可能性がないのに、
>蛇足を期待して今でも訴訟が絶えない」と井上判事は言う。
良い裁判官じゃないか。
こんなのは問答無用で即日棄却して問題ない。
61 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:02:46 ID:bfKENDCc0
判決もいろいろ、刑罰もいろいろ
62 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:14:11 ID:5D5danFR0
おいおい、はしょってる部分が大切だろ。
>「明治政府で中央官庁を薩長に占められ、草創期の司法には反政府的な人間が集まった。以来、政府をギャフンといわせると喝采(かっさい)を浴びる伝統がある。
>今も裁判官の3−4割は左翼ではないか。政府を攻撃する訴訟を担当すると千載一遇のチャンスと勇み立ち、大々的な蛇足を加える。判決より蛇足を大きく扱っているマスコミも悪い」
>戦後補償の訴訟などが好例で、「民法上20年で時効だから勝訴の可能性がないのに、蛇足を期待して今でも訴訟が絶えない」と井上判事は言う。
>「裁判所は不服のはけ口ではなく、権利救済の場だ。裁判官は法律のみに従うのが憲法の大原則。誰もが納得するような判決などないし、感情に配慮するなら裁判官の主観を入れるしかない」
>裁判所が政治的発言権を失いつつある左翼の砦(とりで)になっている点も井上判事は問題視する。
>「靖国問題などはポリシー同士の衝突だから、選挙で自分のポリシーに合う人を選べばいい。自分のポリシーが反映されないからと、裁判所に頼るのは間違い」
63 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:23:31 ID:s2mZS9hj0
靖国はもとより公費出費が違憲だから
公務参拝も違憲ということを再確認しただけだろ?
蛇足だとか文句を言うなら
違憲行為を繰り返す内閣の責任を追及すべき。
64 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:24:24 ID:K+fhn6j10
>>63 お前は話の趣旨がそもそも分かってないな。
65 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:27:38 ID:s2mZS9hj0
>>64 分かってるよ
この裁判官は右翼だから靖国裁判が気に入らなんだろ?
66 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:29:54 ID:pBpLC4V40
井上に「判決理由が短すぎる」と不適格の勧告を出した浅生重機が、
池田大作レイプ事件の高裁判決では、井上のいう「蛇足理論」さながらに、
事実審理をいっさいしないまま門前払いしている件について。
信平裁判そのものがまともな訴えとは思えないけど、
どういうロジックを組むかという問題とは別。
>>65 馬鹿?
67 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:30:39 ID:K+fhn6j10
68 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:36:00 ID:Zv1agtokO
何を暴くんだろう。
週刊新潮に1年ぐらい連載したりするのかな。
ご自身の品位を落とさないことを祈ります。
71 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:44:55 ID:KzJ+jmSR0
言わせてもらうと、本当に短くていいってんならそりゃ本当に本当に本当に思いっきり短くしたいよ。
でも、判決書ってのは、
「これを読めば、それだけで話の基本的な流れ、双方の主張・争点、事実認定をどうしたのか、その理由は何か、法律解釈をどうしたのか、なぜこの結論に至ったのか。」
ってのがわかるように書かなきゃいけないってルールがある。
上手い下手はあるけど、「判決書=記録を凝縮したもの+結論に至る過程の説明」になってないと、第三者が読んでも理解不能でしょ?
判決書ってのは、公開して、批判をできるようにすることを目的に作成されるものなんだから。
たまに、第三者が読んでも意味がよくわかんないものとかもなくはないけどさ。
ちなみに、法曹の世界で井上判事を擁護する人の話は、少なくとも身の回りで聞いたことはない(「一理なくはないけど、過ぎたるはなんとやら」って感想の人が多い。)。
当事者の出してきた訴状とか準備書面とかをコピーしてくっつけて、一言、「原告の請求には理由がないから、主文のとおり判決する。」みたいな判決書を起案してたとの噂をよく聞く。
30頁の判決書を起案するのにある程度熟練してきても最低で100時間程度はかかるし、100頁クラスになるとそれこそ起案してる夢をひたすら見る毎日。
起案が忙しいときは、「どんなに忙しくても毎日3時間は必ず布団で横になるように心がけよう!」って自分に言い聞かせて、土日なしで仕事してるのがごく普通の裁判官。
井上判事みたいな3分判決みたいなものでいいってんなら、誰だってそうしたいに決まってる。
ただ、「勝訴の確率が0なのに、政治目的で訴訟を利用しているグループがいる。」ってのには同意。
73 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:52:48 ID:pBpLC4V40
>>70 「司法のしゃべりすぎ」は、あんたがしゃべりすぎといいたくなるような、
裁判官が書く本としては行き過ぎた表現や煽りが多すぎると思うけど、
「判決理由の過不足」のほうは、法学部の学生向けということもあって、
内容はかなりまとも。
前者のラインじゃなく、後者のラインで執筆活動してほしいね
74 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:53:11 ID:2vWrGNT00
そろそろホリエを保釈しろ!
公開裁判で、司法の闇部分を世間に知らしめよ。
戦後60年、警察そこは悪の根源。
前田も蛇足を引用して靖国参拝は違憲だと批判してたな。
>>72 >ただ、「勝訴の確率が0なのに、政治目的で訴訟を利用しているグ
>ループがいる。」ってのには同意。
そういうグループがいてもぜんぜんかまわないと思う。
国民の正当な権利だよ。政治的手段としてもまっとう。
でも、その政治目的にあわせた判決を書く裁判官がいることは問題。
77 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 21:59:31 ID:JnN1Sp7U0
他人に文句付けまくる前に自分の非について見つめなおす必要があるんじゃねーの?
靖国判決・蛇足判決批判「だけ」で不適格になったわけじゃないんだから。
人殺し
お前死刑だ
はい閉廷
80 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:03:57 ID:K+fhn6j10
>>76 政治的目的にあわせて書く裁判官がいるから、それを期待して、政治的手段として行使する奴も出てくるのだろう。
だから裁判官のあり方に対して疑問を呈しているのでは。
政治的目的にあわせた傍論を書く裁判官がいなくなり、それでもなお社会に対して問題提起などの目的で裁判を起こす、
というのであればお前が言う「正当な権利」も妥当な評価になると思うがな。
81 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:04:05 ID:SFGt7MoE0
>>1 怪気炎とはあんまりな。いいこと言ってるのに。
>>72 ただ、
>今も裁判官の3−4割は左翼ではないか。
のように今の若者受け・ネット受けする論理と自分のデンパ論を結びつけているから
蛇足理論とやらが(一分の理はあるとしても)よく考えると無茶苦茶なものでも一定の
支持はえるかもな。
スゲー悪質な手だけど。
>73
そうですね。
「それ私怨」とか「だから裁判官辞めたんだ」みたいなことはやらないでほしいです。
マスコミのあおりに乗らないでほしい。
>>76 例の靖国の判決のことを言ってるんだろうけど、そういったものは極めて稀だよ。
だいたい判決なんてのは、全国で毎日もんのすごい数言い渡されてるんだし。
まぁ、あの判決聞いたときは、俺も、正直、「冒険しすぎかもしれないなぁ。」って思ったりもしたけど。
ちなみに、俺は一切傍論は書かないし、書かない方が普通(ものすごい手間をかけてまで、書こうという気持ちになれない。)。
良くも悪くも、訴訟を政治に利用するグループってのが増えてきてるのかなと思う。
それ自体は、裁判所の権威に対する信頼みたいなのが生き残ってることの証左だとも思うから軽々に是非を論じる気はないけど。
どっちかというと、裁判所自身が、そういった純粋な政治目的に利用されて、揚げ足を取られて喧伝されることに慣れてないのかなと思う今日このごろ。
85 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:06:36 ID:2VRXZ1hR0
>>72が裁判官なのだとしたら司法制度改革で必要なのは
弁護士じゃなくて裁判官の増員だな。
>「どんなに忙しくても毎日3時間は必ず布団で横になるように心がけよう!」
>って自分に言い聞かせて、土日なしで仕事してるのがごく普通の裁判官。
こんな状態で書かれた判決書きをありがたく受け取れるわけがない。
ろくな判決理由もなく裁判なんて受けたくねー
あ、井上判事の名誉のために補足するけど、あの方が裁判官の世界でも常軌を逸したほどに優れた頭脳の持ち主であることは結構有名です。
「余りに頭が良すぎたせいで、『なんでこんなわかりきったことを書かなきゃいけないのか理解できん』ってなって、方向性を見誤ったのではないか。」と言われるほどです。
88 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:18:20 ID:pa6Gsnir0
オレ、こいつの本、読んでねえけど、
言いたいことは、分かるような気がする。
裁判官は余計な能書きたれるな!ってことだろ?
一般人(ましてや、オレみてえな社会的落伍者)との接触を禁じられてる
「世間知らず」の法律バカが余計な能書きたれるな!ってことだろ?
ひょっとして、こいつ。化学に造詣の深い、日本では極めて稀有な
裁判官じゃなかったっけ?アスベストも含め、これから環境問題裁判の
急激な増加が予想されるってのに、日本の「死崩壊」も貴重な人材を
失うことになるな。
>>84 別に純粋な政策問題じゃなくて、憲法の明文についての判断だから、絶対許されんという
ことではないと思うけどね〜
憲法判断回避の準則にしても別に明文の絶対原理という訳じゃない。
「準則」って言われるようにせいぜい推奨されるべきルールってぐらいでしかない。
裁判所としてその訴訟で特に争われた争点について一応の見解を示すってのは、むしろ推奨されたって
いいんでないかと思うぐらいで。知る権利(権利性は認められていないけど)とか裁判の公開とかもろもろ
の憲法的価値からもそういえるのでは。
あんまあれ(靖国判決)について「意見の内容」についてでなく「意見を言ったこと自体」について
それを封じるような論調がはびこるってのはどうかと思うよ。
俺は裁判官が唯一絶対の力を持つのは
判決のみだと思ってるからこいつには賛成。
判決をバカ甘にして延々と理由述べたり
説教やってる裁判官はそれこそ大ヴァカ
>>88 裁判官がどういう考えをもってその結論を導き出したかとかわからんと例えば上訴する場合にも
困るだろ。
「余計な能書き」でもたれてくれるから、その考えにたいして批判批評ができる訳で。
黙っていちゃあ批判批評もできんだろ。
批判批評を怖れるあまり何も書くなじゃあね……責任ある態度とは思えないよ。
>>90 「裁判所の見解」には法的効力がないんだから仕方ないでしょ。既判力執行力等が生じるのは
判決主文だけなわけで。
つーか、別に傍論にとどまらず真の判決理由が気にくわないからといっても勝訴したら
上訴はできんのだし。傍論だけ特に問題にする理由もないんでないかとも思うぞ。
>70
>ご自身の品位を落とさないことを祈ります。
この手の曝露話だと、宮本某とかいう奴がいたけど、ああいう手合いの
後追いにならんでほしいと思いますね。
>>87 色々書いた場合の自分の判決文を批判されるのがよっぽど嫌なのか、ご託宣みたいに結論を
言っておくだけで下々は従うべきだと思っていたのか、靖国判決の結論によっぽど頭に来たのか。
>>94 あの人死んじゃったよね。
まったく評価してなかったけど、あの突然死には驚いたわ。
>>89 >あんまあれ(靖国判決)について「意見の内容」についてでなく「意見を言ったこと自体」について
>それを封じるような論調がはびこるってのはどうかと思うよ。
精神的苦痛の問題なのに憲法判断をいうことが蛇足なんだよ
君は問題がなにかわかってないね
さっきから法律の話でなにか意義があるかのように話しているけど
これも典型的な蛇足だよねw
まあ繰り返しになるが、靖国判決にしても「書いてくれた」から裁判官は左翼ばっかりだとか
解釈間違っているとか色々批判批評ができる。
確かに一方で権威が低下する面もあるとは思うが、沈黙していることによって保たれる権威ってのは
「今風」じゃないんでは。
色々な批評批判にさらされることによって、裁判所の判決やそれを導く論理も磨かれていった方が
よいと思うけどね。
>>95 >色々書いた場合の自分の判決文を批判されるのがよっぽど嫌なのか、
>ご託宣みたいに結論を言っておくだけで下々は従うべきだと思っていたのか、
>靖国判決の結論によっぽど頭に来たのか。
それは全部貴方のことじゃないの?w
101 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:33:37 ID:YTOEllwt0
「蛇足理論」には参考になることもあったが、この記事を見る限りじゃ
またウヨサヨで世界観を作ってる単純な”論壇人”が一人増えます、
ってだけじゃいだろうか。フジサンケイグループの記事に期待一杯
に載るんだから、本格デビュー前の顔見世興行ってわけか。アホ草。
>>97 >精神的苦痛の問題なのに憲法判断をいうことが蛇足なんだよ
はぁ?この文章全くつながっていないが。
精神的苦痛の問題だから憲法判断に結びつかないって話じゃないぞ?
お前がわかってないだろw
>>98 はいはい。お前もわかっていないのね。
103 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:36:22 ID:2q7VAQBG0
判決。死刑!とかじゃないの?
ID:1lXGZU/d0の議論ズラシのテクニックは見事だ。
105 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:37:18 ID:/w/pjyr60
>>103 なぜ死刑と判断したのかについて
きちんと説明しなきゃ
>>104 つーか、お前みたいにさっきから単文でイメージ操作する奴ばっかだな。
107 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:40:05 ID:K+fhn6j10
>>99 批判に対する認識がずれていると思うがな。
判決とその理由とを補完するわけでもない感想を付け足したが、被告はそれに反論する機会が与えられず、
原告は部分引用してプロパガンダに利用できた。
だから叩かれたわけだよ。
蛇足を批判されるのが頭にくる、
蛇足連発の裁判官の権威にケチをつけ、
靖国参拝違憲の傍論を批判したのもゆるせない
ここが井上批判してる人のホンネでしょw
ふけば飛ぶような法理論も人格批判も結構だから
>107
>判決とその理由とを補完するわけでもない感想を付け足したが、被告はそれに反論する機会が与えられず、
でも、この首になったおじさんは、判決だけで、「補完する部分」どころか
「その理由」の部分すら不足だ、って言われた訳でしょ?
>>107 つーか、まず反論する機会ってのは訴訟手続きの中でいっぱいあるわけだ。
あの判決の場合、あれが争点になってない訳ないんだから。
更に裁判官だってああいう訴訟の場合、世間一般でそれがとりあげられ、批判批評に晒される
ということを意識していない訳がない。その意味での全く「反論の機会」が与えられていない
被告なら、ああいうのはかなり問題だが、その辺は裁判官もわきまえているでしょう。
そしてプロパガンダについては全くそれを排除するということはできんでしょう。
要は価値衡量の問題なんだから、ある弊害がある即ダメだという論理にはならん。
俺はプロパガンダに利用される場合があっても、裁判所がその訴訟で主に争われた争点について
裁判所の見解を明らかにするというのは、その考えを世の批判批評に晒すという点で上の弊害を
上回るメリットがあると思うね。
蛇足は必要だろ。
結局、民事訴訟とかは、どっちも悪いとか、どっちにも非があるって
ケースが結構あるんだよ。
交通事故起こした場合を例にとると、歩行者の方が信号無視してきた
ケースとかあるだろ。
そういうときは、単に慰謝料を〜払えって言われても、相手は納得しない
もんだろ。きちんと、双方に説教たれた方が、丸く収まる。
そういった意味では、蛇足も必要だよ。
>>108 つーか、どうでもいい感情論乙なんだが、むしろ俺は「裁判官よ。古い権威を守るために沈黙するな」
って感じの話をしている訳で。
113 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:51:25 ID:7d2r2nk80
>36
裁判員の中に行政書士とかいたら、そいつに右へならえ確定だな
この人の判決文はどこだ
115 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:54:15 ID:2VRXZ1hR0
>>110 >つーか、まず反論する機会ってのは訴訟手続きの中でいっぱいあるわけだ。
三審制の否定乙
>>115 三審制を否定したつもりはないんだが、なんなの?
どうレスを返したらいいのかわからん、めちゃくちゃな単文レスはもういいよw
誰 も ま と も に 判 例 な ど を 読 ん で な い !!
短くていいよ。
118 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:59:23 ID:IGEhtfHq0
頭の良し悪しはともかく、
これからどうやって食ってくんだ?
顧客も人脈も何もないんだろw
119 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 22:59:32 ID:K+fhn6j10
>>109 俺はあの時の判決に対する批判がなんだったのか述べているわけで、
そこで井上に対する考えを反論として俺のあのレスにつけられてもな。
>>110 あの判決文で述べられことにいつ、どうやって司法の場において反論するんだ?
被告は控訴すらできないんだぜ。
お前は俺が述べた反論の意味が分かってない。
単に原告側から「これは違憲ではないか」と問われて、被告がそれに反論するという意味じゃない。
判決内容それ自体に対し、「あれは間違いだ」と司法の場で反論するという意味だよ。
>更に裁判官だってああいう訴訟の場合、世間一般でそれがとりあげられ、批判批評に晒される
>ということを意識していない訳がない。
のであれば、
>そしてプロパガンダについては全くそれを排除するということはできんでしょう。
ということも当然分かっていたよな。
なのに勝訴によって控訴できない被告に対し、それ以後は司法の場において反論できないにも係わらず、
被告に対して不利となることを判決理由で述べ、原告はプロパガンダに最大限利用した。
裁判官が厳正な判決を下してもプロパガンダに利用されることはあるが、俺が言っているのはそういうことじゃないのはわかるよな?
>>119 その辺にしておいたら?
君と1lXGZU/d0との差は一晩じゃ埋まりそうにないよ。
>>117 長さっていうより、文章表現をきちんとわかりやすく書けとは思うな。
一文が長すぎたり。なんつーか、あれも悪しき伝統だな。
んで、きちんと当事者の主張についていちいち応答してほしいね。
きちんとわかる形で裁判所の考えを示してほしい。
裁判所の考えを色々な批評批判に晒すってのは大切だと思うよ。
まあ、現状だとそれを望むと裁判官死ぬかもしれんが……
122 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:03:12 ID:YD3KZ4t50
井上判事は東大の大学院で化学を専攻してた。
ロジックが理系的なんだよ。元来リーガルマインドも科学的思考も
似たようなものなのに、私念や心情を勝手に付け加える判事が多いことを
非難してる。まあ科学者でも論文の導入部にだらだらいらんこと書く人は
いるけど。
123 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:04:47 ID:DQNStLlW0
判決の理由が短かったら、控訴理由書が書きづらいじゃないか。
控訴理由書かくの大変なんだぞ
判決と参考にした判例だけあれば十分
126 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:07:39 ID:DQNStLlW0
ID?
( ̄□ ̄;)!!
>122
>井上判事は東大の大学院で化学を専攻してた。
>ロジックが理系的なんだよ。元来リーガルマインドも科学的思考も
結論だけ書いて、そこに至るまでの過程をきちんと記述していない
「理系の論文」なんて有り得ないと思うんだが。先行研究、前提条件、
そこに至るまでのデータと解析、考察等々が記述されていなければ、
普通は査読で落ちるでしょうに。特に「化学」なんかであれば。
>>123 綺麗なDQNキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
>>119 その判決文で述べられたことってのは訴訟における争点に対応している訳だろ。
訴訟において両者はあの争点について攻撃防御しあっているだろ。
反論の機会がなかった訳じゃない。
そんで、司法の場において反論することはできないが、その必要はないだろ?
なんせ、別にあれに法的な効力が生じる訳じゃない。問題になるのは裁判所の権威に頼った
事実上の影響だが、それは事実上の話として、司法外でいくらでも反論すればいいだろ?
事実、反論されていたでしょ。
何か司法に間違いだと認めさせる必要あんの?そもそも当該裁判所に間違いだと認めさせる方法は
ない訳だし。
>それ以後は司法の場において反論できないにも係わらず
だから「司法の場」ってのにこだわる理由がよくわからんね。それに法的な効力があるってのなら
ともかく。世間の批判批評に存分に晒せばヨロシ。
>>120 だから単文で適当なちゃちゃいれるのやめろw
130 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:10:54 ID:YD3KZ4t50
弁護士とも判事とも話をしたことがあるけど、あの人たちは
「どれだけ自分が苦労して高尚な長文を書いているか」を延々と語る。
でも簡素化して負担を減らす気はないらしい。
SEが不健康自慢をしてるのと一緒。いかにも日本的だなあと思う。
判決の理由が、「原告の当事者尋問の結果(証言と同じと思ってくれ)は信用できないが、
被告のは信用できる。だから、請求棄却。」みたいなものだったら、弁護士は頭抱えるわい。
「なんで原告のが信用できなくて、被告のは信用できるんだ!その理由書け!」と言いたく
なるわい。
この人の場合、なんでそういう事実が認定できるのか、その理由も書かずに判決書くから
叩かれる。
上の方のレスにつけ加えると、裁判所の権威に抗するべくもない普通の一般市民にあんなことはせんだろ。
たぶんw
133 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:14:31 ID:lMBYRuXO0
まあ、元裁判官だったら、弁護士として食っていけるからな。
食いっぱぐれることはないだろう。
134 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:14:43 ID:DQNStLlW0
1年以上も裁判続けて、必死に作成した準備書面や書証を提出して、証拠調べもして、
ようやく言い渡された判決が事実認定だけして最後理由がちこっと載っているだけだと頭にきますがw
135 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:15:21 ID:YD3KZ4t50
>>127 そうじゃないよ。傍論や判決理由を全部省けとは言ってない。
例えば量子力学の論文で既存研究の説明をしてるときに
「関係ないけど俺はタキオンが存在すると思ってる」とか
書くことを井上判事は嫌ってる。
なんつーか、短すぎたんだろうね
裁判官の中でも端的な部類ってところでの短さにしておけばよかったのに
ちょっと極端な気もする
ま、こういう人もいた方が、俺らに司法の実態を裁判官の目から明らかにしてくれるし、いいんじゃないだろうか
どうも、最高裁をはじめ裁判所は右巻きだと言う左巻きな司法関係者の評は数あれど、最高裁をはじめ裁判所も
左翼がかっているとか言ってくれる司法関係者は少ないから、貴重ではある
しかも、裁判官だしな
137 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:18:13 ID:r/sarY9r0
法曹に携わる者など知的階級における最下層の賎民であることは今さら述べるまでも無いこと。
>135
>「関係ないけど俺はタキオンが存在すると思ってる」とか
>書くことを井上判事は嫌ってる。
それはいいけど、本人の文章には、「前提から結論に至るまでの考察
が充分に記述されていない」、と批判されているわけでしょ。そんなの
は、一般書なり雑誌記事ならともかく、論文であれば通らないと思いま
すが。
139 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:21:09 ID:TLo24rMu0
>>85 だよな。この国は新自由主義、小さな政府化で暴走してきたが、
それって結局、日本のエリートが過重労働して無理して来ただけの話であって。
医者も上級公務員もそうだ。
箱物はともかくとして「人」にたいしてきちんと金をだし、余裕を持って仕事をさせるようにしないと。
>>111 必要なら蛇足じゃない。
余計だから蛇足。
別に言葉遊びがしたいわけじゃなくて、
法に基づいて論理的に説明すればいいだけで余計なこと言うなってことだろ。
数学の証明問題とかもそうだったろ。
証明するのに必要なことだけを書き、無駄は無ければ無いほど良い。
仮に、交通事故起こして、歩行者が信号無視したとか、原チャリが割り込んできたとか、
他の車が割り込んできたとか、さんざん何ヶ月も争った挙句、
「被告は原告に慰謝料100万払え。〜完〜」みたいな判決出されたら、相当頭にくること
くらいわかるだろう。被告によっちゃ、「絶対払うもんか!強制執行されても、徹底的に戦ってやる!」
とか、「納得できん!あまりにも理不尽だ!原告に報復してやる!」なんて奴も出てくるかも
しれん。
でも、「確かに、歩行者の不注意がありました。それは認めましょう。しかし、あなたはスピード違反をしていたでしょ?
それはあなたも認めていたことじゃないですか。なので、300万は高すぎるけど、せめて100万くらい払いなさいよ」
って理由を付け加えてもらうだけで、怒りを抑えることができる被告だって大勢いるわけよ。
時には、蛇足を書きまくってくれたほうが納得する人も多かったりするんだよ。
142 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:24:48 ID:wXNG/xwM0
別に法的な判断は存分にしてくれていいんだが。
靖国判決なんか歴史の素人である裁判官が歴史を語る時点でおかしい。
>>141 それは蛇足ではないわけだが。
井上の蛇足判決批判と蛇の胴体さえない井上欠陥判決は
分けて考えようよ。
>>141 それどう見ても蛇足じゃないし・・・
主文にしか既判力がないとか言ってる人は、既判力は訴訟物について生じるということの理解が足りないのでは・・・
145 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:26:06 ID:YD3KZ4t50
>>135 に対する自己レスだけど、そういう論文があったとして、それをチラッと見たマスコミが
「タキオンは存在!」とかいって大々的に報道する。その論文自体それを否定する
結果だったとしても。
>>138 申し訳ないけど俺は井上判事の判決文は知らないけど彼の本は読んだことがある。
つまり省力化とは、引用で足るものは引用を示すだけにしろ、ということ。
サイエンスの分野では至極もっともだと思ったけど、法曹界は違うのかなあ。
146 :
ACNクルー:2006/03/20(月) 23:26:10 ID:jKsyt0u00
>>24 それあるある。
漏れもその気はあるのは理解してるが、もはや直せないかもしれん。
147 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:26:11 ID:K+fhn6j10
>>120 それはそうかもしれないが、一応ね。
>>129 原告の訴えを棄却するということは、被告は原告に損害を与えたわけじゃないということだから、
そもそも被告の行いに対して違憲判断をする必要がない。
もしどうしても原告がこだわることを裁判官が認識していれば、「・・・というわけで判断しない」と言っても良い。
違憲合憲は改めて憲法判断を求める訴訟を起こしても良いのだし。
違憲か合憲かが争点だとして、合憲を理由に原告の訴えを棄却し、違憲を理由に被告に賠償を命じるなら、
まだ整合性があるしそれぞれ合理的な理由で控訴できるけどな。
それにしても、「訴訟において〜」の部分は、まだ俺が述べた反論の意味が分かってないのかね?
判決文で述べられた内容に反論するってのは、例えば控訴審で1審の判断やその理由に異を述べるって意味なんだよ。
それをさっき説明したわけだが、その上で飽くまで被告の原告に対する反論という話にしようとは、論点ずらしも甚だしい。
>問題になるのは裁判所の権威に頼った事実上の影響だが
だからそれをさっきから言っているわけじゃん。
>司法外でいくらでも反論すればいいだろ?
それは判決に対して社会に対して文句を言うことにはなるが、1審判断に対して異を唱えるのとは根本的に異なるな。
判決を述べたのは裁判官、裁判官は司法権を行使する過程で被告に不利な文言を判決理由に盛り込んだ。
それは事実上の影響もあり、一部はプロパガンダに利用されるにもかかわらず、また判決とその理由になんら論理的関係性がないにも係わらず、だ。
てか、お前根本的に司法をバカにしてないか?
>>48 無能な奴ほど何も言わず奴隷のように従うんだろ、おめえみたいにな。
149 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:27:42 ID:lMBYRuXO0
>>140 いや、言葉遊びになってしまっているよ。何が必要かによって
何が蛇足か変わってくるわけでしょ。
この判事が蛇足と言っていることは、他の人にとっては必ずしも
蛇足とはいえない。
だから、再任拒否にまで発展しているんだよ。
法律要件に当てはめて結論を出すだけじゃ、感情的に納得しない人も
大勢いる。司法は紛争を解決するためのものであって、お上が一刀両断
しただけじゃ解決しないケースだってあるんだよ。
感情のもつれに関しても、できるだけ双方が感情的にならないように配慮しなければ
真の紛争解決をみることはできないよ。
特に交通事故とか、金を貸した返したなんていう民事訴訟の場合は、どっちが悪いとは
いえないケースも多いしね。
150 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:28:03 ID:wXNG/xwM0
>>144 ν速住民に訴訟物って言ってもわからんだろ
151 :
ACNクルー:2006/03/20(月) 23:29:03 ID:jKsyt0u00
>>36 再任拒否は退職金出るんじゃなかったか?
それに、辞めても「華族様(貴族)」のご身分だから、生活厳しくはないんじゃないか?
152 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:31:16 ID:K+fhn6j10
>>141 それは蛇足ではない。
100万円払えという判決について、なんで100万円という額なのかを、
事故の因果関係に対する判断を示して説明しているわけだろ。
例えばその裁判の被告がタクシー運転手だったとして、
「タクシーは雲助まがいが多くて云々」などと述べたらそれが蛇足。
ま、政治的な訴訟では蛇足一切なしくらいで丁度いいが
やっぱ、民事のどっちもどっちって事案だと、少々蛇足でも、当事者が読んで裁判所の認定のプロセスが
わかるような判決書の方がいいかもね
ま、全部程度問題だけど
154 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:31:39 ID:YD3KZ4t50
>>149 司法に大岡裁きを求めるのは間違ってるように思う。
判事に個人差はあるとしても、彼らは法と判例によって適切に
機械的に結論を導くことを望まれていて、個人的な意見で
コロコロ判断が変わったらシステムとして成り立たない。
「冷たい言い方に腹が立つ」のはもっともだけど、それと法治は関係ない。
>>149 再任拒否にまで発展していた理由はこの人のホントに短すぎる判決。100文字くらいのがごろごろあるのよ。
この人が批判してた「蛇足」はまた別の問題。
だからスレタイは強烈な皮肉にも見えるね。
>>63 馬鹿だな。どの国でも地元の宗教と結びついてる。
神社の玉ぐし料や、皇室の宮中行司を宗教だと言って廃止させようとするのは愚かだ。
政教分離というのは為政者は宗教行事を行っていけないのではなく、
宗教団体が政治権力を使って、人々の信教の自由を侵害するのを否定してるんだよ。
分かったら死ね。
>>145 なるべく判決単体だけ読んで(特に負けた側が)結論に至る理由を理解できるようになってる
のが望ましい、というのが最近の裁判所の態度。だから、引用だけ示すというのは、あまり
推奨されない。
たとえば、高裁判決では、「原審判決のうち、以下の部分を変更するほかは、原審判決を引用
する。」と前置きした上で、「原審何ページ何行目の「○○〜○○」を「××〜××」に変更
する。」というような文章だけがズラズラと続くような文章がよくあったが、最近は「そういう引用
判決は、当事者に分かりにくいからやめよう。」ということになっている。
158 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:33:57 ID:PhCCP+cC0
素人さんとか、それに毛の生えたような受験生風情にはわからん話だ。
>>147 >例えば控訴審で1審の判断やその理由に異を述べるって意味なんだよ。
わかっているつーの。その1審の判断ってのは何も裁判所の独断でなくて、原告被告の
攻撃防御の応酬を踏まえて判断されているだろ?ってことだよ。
結論に原告の関与が全く否定されている訳じゃないってことを良く考えろよ。
そして、判決自体に対する反論って意味についてはその後にちゃんと書いてあるだろ
>それは判決に対して社会に対して文句を言うことにはなるが、1審判断に対して異を唱えるのとは
>根本的に異なるな。
これ以下は何を言いたいのかよくわからん。何が根本的に異なるの?法的効力の点で?あれに
司法の場で意義をとなえた結果何か法的な効力に差がでるのか?
何もないでしょ。あるのは事実上の影響だけ。それなら世間の批判批評に存分に晒せば足りる。
しかも、単なる一私人が問題になっている事例と違って、それが存分に望める場合だった。
>司法をバカにしていないか?
( ´,_ゝ`)プッ それこそおまい裁判官?とか訊きたいところではあるw
160 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:35:59 ID:jawG5G150
けだしって何だよ
ぶっかけだしまくりAVかよ
161 :
ACNクルー:2006/03/20(月) 23:36:28 ID:jKsyt0u00
>>72 閣下、こんなところに書いておられますと、事務○局の査閲にあう可能性もございます、
ゆめゆめ御身を大切に為されて下さい。
>>159 君はよほど司法の見解を分裂させて
どちらでもいいから批判したいようだね。
163 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:37:59 ID:lMBYRuXO0
>>154 判断自体を機会的にせざるをえないから、蛇足で感情を沈静化
させる必要があるんでは?
おやすみなさい
司法研修所の企画第二課で会いましょう
ではでは〜♪
165 :
ACNクルー:2006/03/20(月) 23:40:06 ID:jKsyt0u00
>>85 それはだいぶ前から言われてる。漏れが司法を面白いなと思い始めた1970年代には
既に言われてた記憶がある。確か、その当時の朝日だか読売には、司法研修所の
収容の問題があり、その中でも判事のなり手は更に制限されていて・・・、みたいな
記事があったことをおぼえているよ。
>145
>サイエンスの分野では至極もっともだと思ったけど、法曹界は違うのかなあ。
だから、本人が他人を批判している部分にもっともなところが
あったとしても、本人が書いているものに別の意味での欠陥があっ
ちゃ駄目でしょう、ということだと思いますが。
>>162 まあ裁判所の考えも思想の自由市場に(適度に)晒すのがいいんでないかと思っているからな。
実際糞長いからな。
いまだに如何に一文を長くするかに拘ってるし。
>>168 司法試験では、あんなに一文を短くって指導するのにね
おかしいね
>>167 憲法問題において思想の自由市場に晒されるのは最高裁判例では足りないのかな?
靖国訴訟は原告敗訴なんだから原告控訴すればいいのにね。
長ったらしい判決文書いて、結論をあいまいにして、玉虫色にして
責任逃れをしようって馬鹿裁判が多いってことだろ。
司法馬鹿は、なんでも小難しく解釈して、これだから素人は困る、などと
嘯いて、さも司法は複雑で高度なものだと権威付けしたいだけだろ。
でも本当はただの無意味な蛇足なんだ。
172 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:43:32 ID:YD3KZ4t50
>>157 サイテーションに関してはその体裁はコピペでもページ指定でもいいんだけどね。
どちらでもわかりやすいほうを取れば。
ただ似たような訴訟はそれらをカテゴライズし、新規訴訟をそのフレームに
当てはめ、客観、簡素化しろというのがこの人の立場だと理解した。
それぞれのケースをあたかも特異なケースとして取り上げ、それにオリジナリティを
加えた判決を乱発するな、ということじゃないかな。
ベテラン2ちゃんねらが質問者に「半年ROMってろ」と突き放す態度にも近いのかな。
>>171 結論を曖昧って言うけど
主文で結論は明らかにするでしょ
175 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:47:08 ID:cGZKoVwe0
長すぎがよくないのと同時に短すぎもよくないわけでして。
176 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:47:29 ID:wXNG/xwM0
>>171 玉虫色じゃなくて逆に誤解の無いようにってことで長くなるのだが。
177 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:48:49 ID:YD3KZ4t50
>>174 この判事の本で、「判決を導き出すに至るプロセス以外書くな」と言ってるから、
その結論に至る一本の道だけをクリアにしろ、という意味だと思う。
俺、井上判事には自民党の参議院議員になってもらいたい。
超カッコイイ政治家になりそう。
竹中さんみたいに、
法務政務官とか法務副大臣になって法務省に切り込んでいって欲しいね。
あとは、安倍・麻生・武部の法律顧問みたいなポジション。
法務省の役人の言ってくる事の裏なんか速攻で助言できるだろうし。
179 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:51:45 ID:wXNG/xwM0
>>177 だから損害賠償の判決が目的じゃなく違憲確認が目的な訴訟だったりすると不満を持つ人が出ると。
>177
>この判事の本で、「判決を導き出すに至るプロセス以外書くな」と言ってるから、
>その結論に至る一本の道だけをクリアにしろ、という意味だと思う。
それ自体が直ちに駄目だとは言わないけど、判決を誰が読むのか、
誰に出す判決なのか、という視点が決定的に欠けているように思え
ますね。
しかも、実際には「その結論に至る一本の道」の記述も不十分だ
と批判されている訳ですし、正直、「独善」としか評しようがない
ですね。
>>149 交通事故の馬鹿の一つ覚えはもういいよ。
それは判決理由で必要だろ。
靖国裁判だって、棄却するのに、被害は認められないって理由があるだろ。
そのあとの、個人的意見が余分だっての。おまえ馬鹿?
182 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:55:56 ID:K+fhn6j10
>>159 違憲判断は判決にどんな影響を及ぼしたんだ?及ぼしてないよな。
元から違憲も合憲も、被告と原告の加害と被害になんら関係ないということだ。
つまり判断を下す上で論点としては、なんら意味がない。
関係ないのに判決で被告に不利になることを述べ、公平な司法のためにあるべき、
自己に不利な司法の判断に対して反証と弁明する機会も、あの被告にはない。
それで、お前の意見を読むとこういうことも分かっていないって事だよな。
183 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:56:11 ID:Pe+AJlxU0
この人は頭はいいけど、人間を相手にしている仕事だという認識が欠けているな。
実務法曹には向いていないね。
178の後段のような政治家のブレーン的な仕事が向いていると思う。
ただ、この人を使いこなせる器の大きい政治家がどれだけいるか…
184 :
ACNクルー:2006/03/20(月) 23:58:39 ID:jKsyt0u00
185 :
名無しさん@6周年:2006/03/20(月) 23:59:28 ID:YD3KZ4t50
>>180 結局、人権救済や権利尊重を事細かく考える側と
オラクルのような審判職人を目指す側との立場の違いにも思えるな。
司法の人間は、人情派として自分の仕事をしたいと思ってるんじゃないかな。
人間の尊厳を守る存在として。こういう立場からは井上判事の哲学は
異質に感じるように思う。
187 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:02:08 ID:+k1cd4u+0
たしか以前さだまさしの歌を聞くよう促した判事がいたけど、ああいった一語一句も
ドキュメントとして残るんだろうか。
188 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:02:08 ID:tZG5iZfD0
要するにだ、ナンパで口説く時に
「自分らヒマしてん?茶、飲みに行かへん?」
とかマクラつけて誘うのは無駄だから
「オメコせぇへん?」
て速攻で言うべきだ、てことなんやね、この人。
189 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:02:34 ID:dbIRp1Z00
>>130 判事、検事、弁護士それぞれと話した感じだと、判事が一番その傾向が強い気がした。
検事と弁護士に共通したのは、「うん、まあ必要ならね」というところなんだけど、判事は必須っぽかった。
>>172 そういうアイディアは分からんでもないけど単りで吶喊しちゃってもなぁ…。
判決書は当事者という一般人が名宛人なのも事実だし…。
>>182 お前は井上判事の蛇足理論についてどういう批判があるかこのスレだけでもみた方がいいよ。
>つまり判断を下す上で論点としては、なんら意味がない。
だから、んなのは知っているつーのw
ちなみに結論(判決主文)には関係ないが、訴訟全体には思いっきり関係ある。
重要な争点として争われた筈だし。そういうものについて、裁判所の判断を述べるってのは
大切なことだって言っているの。
>司法の判断に対して反証と弁明する機会も、あの被告にはない。
だから、いいんだよwどーせ判決の効力については全然関係ない話なんだから。
つーか、あの被告とか書いているが国というか行政しかも内閣総理大臣だろ?しかも事件自体マスコミで
大きく取り上げられる種の。なんか、ひ弱な一市民みたいな書き方するなよw
事実上の効力が問題になることについて事実上の反論弁明の機会があるんだから、それで充分。
おまいがこれ以上何をいいたいのやら。
「司法の場での反論ができないんだよ〜。。・゚・(ノД`)・゚・。」とかだだをこねないでくれよw
192 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:05:46 ID:dbIRp1Z00
>>136 貴重なテクノロジーロイヤーではあるんだけど、日本の司法界では受け入れられなかったのかねえ。
>>137 いやいや、最下級であり最上級なところが、法曹の面白いところで、旨みなんだと思いますが。華族だし。
193 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:06:09 ID:h6CqXwrN0
挿入と射精だけで良い、前戯はいらないってことだな。
194 :
182:2006/03/21(火) 00:06:23 ID:3OUKVbQV0
靖国裁判の違憲判断もそうなんだけど、要は判決と判決理由に関係したことじゃなかったら、
判決文じゃなくてチラシの裏にでも書いてろってことなんだよ。
>>187 あれは説諭じゃないの?よくしらんけどw
>>194 だから、そういう井上蛇足理論はダメだつーの。
とりあえず俺の靖国判決について言っている論に賛成するかは問わず。
このスレ良く読んでみたりしてよく考えなよ。
198 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:11:42 ID:ENhe2gfs0
まぁ良くは分からんけど、靖国違憲判断みたいな蛇足は確かに削除されるべき項目ではあると思う・・・
特定の単語の使用を禁止してみると言うのはどうなのかな?
199 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:11:55 ID:+k1cd4u+0
靖国については、判断と判決に矛盾が生じるというのは、
サイエンスペーパーで言えば、結果と考察に矛盾があるということと一緒で
井上判事は到底受け入れないだろうな。もちろんこんな論文は通らない。
>185
>人間の尊厳を守る存在として。こういう立場からは井上判事の哲学は
>異質に感じるように思う。
そういう話もあるのかも知れないし、本人の目指すところは全面否定
できない部分があるのかも知れないけど、実際問題として本人が書いた
判決は、必要な部分が記述されていない、と色々な人から批判され、結
果として再任拒否となったわけですよね。
それはともかくとして、繰り返しになりますが、判決というのは少な
くとも建前上は、法律の専門家でない事が多い「当事者」に対してのも
のですよね?この判事には、そういう視点が欠けているんじゃないかと
思えるんですよ。
>>199 いやいやそもそも「結論に関係ない」んだから結論との矛盾はないよ。
つーか、そういう関係だから批判もある訳だろ?
>>199 靖国参拝が違憲であることと、損害賠償請求が認められないことは矛盾しないのよ。一応。
203 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:13:25 ID:dbIRp1Z00
>>139 金は出してる。でも、人を出してない。ただ、出てきた人は優秀だった。でも、これからは知らない。
日本の司法界についてはこんな感じ。司法研修所の面倒見のよさはある意味世界に誇れたかと。
>>142 ヒストリアンロイヤーが判決文書いたならそれはそれで非常に読んでみたいものだ。
墓参りOK、慰霊OK、公金支出NG、特定宗教支援NGって竹を割ったような判決になりそうだが。
>>194 まあ、蛇足にも色々な種類があるわな
靖国判決の結論と無関係な傍論は不必要だって言う人は裁判官にも多いだろう
でも、他の一般的な民事訴訟での結論にいたるプロセスについての多少の蛇足的に思える説明は、
当事者のためにも必要という裁判官は多いだろう
政治的少数者が最高裁まで争えば否定されることをわかっていながら、
憲法訴訟を乱発して、運良く下級審が傍論で違憲判断をしてくれたら、
そこで訴訟は打ち切る。
そして今度は「裁判所が違憲と判断!実質勝訴ニダ!」とかって宣伝。
これが果たして司法にとって望ましいことなんだろうかね。
206 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:17:41 ID:+k1cd4u+0
>>202 この訴訟については顛末をよく知らないんだけど、何か玉虫色だね。
この判決では靖国参拝は違憲なの?
この判事の認識は違憲らしいけど、これは私見であってリーガルなロジックに
基づいて導き出されたようには思えなかった。
207 :
182:2006/03/21(火) 00:18:01 ID:3OUKVbQV0
>>204 プロセスについてだったらそうだろう。
だけどあれはプロセスですらない。
eWnK7Opi0が言うようなことを、万人が被告となり原告となる可能性のある司法において公平性を保つのであれば、
万人が「傍論なんてクソ同然」とでも思わなきゃ成立しないわな。
だけどそれじゃ結局、判決理由それ自体を軽視することにもなるしな。
司法の自爆。
208 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:18:15 ID:I491aQ4K0
>>197 あおりに載るが、
井上に対する批判を靖国判決と結びつけるのは馬鹿だ。
判決理由の手抜き批判が問題なんだろ。
それが保守派の裁判官からさえ氏が嫌われてる理由なのさ
>>196 おまえが良く考えるべきだろ。
被害を訴え、賠償を要求するのが原告の言い分だろ。
それに対して、原告に実際に被害が存在するのかを判断して、判決を下すのが当たり前だ。
なぜ被告の行為が憲法違反だ、などという全く関係ない名誉毀損をする必要があるんだ?
あるはずがないだろうが。
210 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:19:01 ID:R+Ba8OSJ0
>>205 憲法裁判所作って、憲法判断は全部そこでやってもらうようにするか
まぁ尊属殺重罰規定違憲判決みたいな美しい判決文ってのもあるしなぁ、
あれも蛇足が多いって言えば多いけど、全体としては良くまとまってるし
こまわり君を見習え
214 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:22:13 ID:dbIRp1Z00
>>158 そういうことは止めようと、法律条文含めわかりやすく変えていってるんだが、
ゆとり教育ほどじゃないけど、その変え方はどうよというところまで、最高裁事務総局や法務省は
やってるから、50年後にはもっとわかりやすいものになるんじゃないか。
まあ、漏れはそのときは墓の中だけどなあ。
>>164 そういえば、教官宛の年賀状だったか挨拶状を何かの折に見せてもらったことがあったなあ、
年代モノなのかもしれんけど、えらくしっかりした文章書く人という印象を受けた記憶が。
215 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:23:31 ID:4EHAtpH90
無駄に判決文が長くても、
大幅な求刑割引だったら何の意味もない。
肝心なのは刑期だと思うね。
犯罪者なんて消耗品だ、短い文章でも厳罰出す奴が生き残る。
>>207 >万人が「傍論なんてクソ同然」とでも思わなきゃ成立しないわな。
あのね、そういうことじゃないだろ?
俺は裁判所が裁判所であるというだけで維持されている権威ってのはできるだけなくしていった
方がいいと思う。もちろんそういう権威も必要な面があるのは否定しないが。
で、傍論なりで裁判所が判断をだした場合(これだって別に裁判官の完全な自由裁量でだしていいとは
言っていないぞ)、その判断「自体」に正当性があるか、妥当なものか、こういうのを思想の自由市場に
ゆだねることによって、その裁判所のだした判断が正当なものかどうか判断される、そういうプロセスを
多く設けることによって裁判所の判断を磨いていった方がいいし、権威を高めていった方がいい、
そういうことを言っている訳。
繰り返しになるが、あの判決は明らかに多くの批判批評に晒されるものだったろ?別にひ弱な一私人が
問題になった訳じゃない。
>>131 これ、この間、大阪高裁でもらった。
信じられなかった。
付随審査制にも憲法保障機能はある
というのが憲法学会の通説。
219 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:26:59 ID:+k1cd4u+0
>>200 これが井上判事の特徴であり欠点でもありそうだ。
当事者は訴訟の「解決のみ」を求めるのか、「円満なる解決」を求めるのか、
この線引きにより「黒か白」のみでいいという立場に立つ井上判事とそれに
違和感を覚える法曹の人たちが衝突してるように思える。
シャーロックホームズが「過去の事件の事例を研究しておけば次の一件は
簡単に解ける」と述べて、ワトソンがそれに反対するのを思い出した。
eWnK7Opi0みたいなサブカル論壇馬鹿は死ねばいいよ。
無駄な言葉遊びが好きで何の役にも立たない。
物事は簡潔であるほどいい、言葉遊びは無駄な贅肉。
上訴要件を憲法問題に限って例外的に緩和するとかは?
今更だけどこの人名前が凄いな
「井上かおる」って・・・
>>209 >>196の
>とりあえず俺の靖国判決について言っている論に賛成するかは問わず。
これをよく読めよ。
お前は
>>194で靖国に限らない一般論で井上蛇足理論を支持しているだろ。
それはダメでしょって言っているの。俺の靖国判決について言っている論についての賛否に
関係なく。
伊藤正巳元最高裁判事によれば、「大陸型の官僚裁判官制度」をとる日本では、最高裁に積極的な違憲判断を
望んでみても、それは「ないものねだり」であって、憲法判断の活性化のためには、「通常の事件の最終審は
官僚裁判官制を前提とする最高裁であるとしつつ、憲法裁判はそれとは別の憲法裁判所である大陸型のほうが
望ましいのではないか」とされる
(伊藤正巳「裁判官と学者の間」)
225 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:29:38 ID:dbIRp1Z00
>>171 2ちゃんねら的見解としては間違ってないと思う。ただまあ、どっちが勝訴かというのははっきりするが。
でも、確かに実務でもそう思うときはままあるし、そう思わせて引かせた方が楽と思うときもままあるよ。
>>172 ローファームの所長に「新人君かね?」と言われるのと、ぶち切れた名無しに「半年ROMってろ!」と
言われるのでは、前者の方がなぜかむかつくなあ。
>>178 英国の上院が妥当だったりして。
>>221 そもそも実は上訴要件って解釈の問題だったりするから、立法でやるならなおさらいいんじゃないかな?
憲法問題について付随的違憲審査制や憲法判断回避の準則をとることによって避けようとしたデメリット
と正面から向き合わなければいけないような事態を避けながらやればいいかと。
227 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:33:19 ID:dbIRp1Z00
>>193 いや、いる。
どこでするか、なにを脱がすかの場所の個別名称や服のブランドはいらないと言ってる。そんな感じ。
靖国関連の傍論違憲みたいのはアレだし、
かといって引用だけで100字あるかないかみたいのも流石にアレだし、
大方の裁判官はその中間で、ぶっちゃけた言い方すれば
「ここらへんが相場かな?」って感じで「多少の蛇足的」をやってるんだと思うんだが、
井上さんは、いわば「相場的」なのが嫌なのかなぁ?
規範に従い論理必然にこうなる、って感じでないと気持悪いとか。
なんというか、司法に関しての無知がまずいとはわかった。
>219
>これが井上判事の特徴であり欠点でもありそうだ。
この人の場合、所論に対する反発云々以前に、判決自体が駄目駄目、
という批判を浴びているわけでしょ?
あなたの
>シャーロックホームズが「過去の事件の事例を研究しておけば次の一件は
のたとえを借りるとして、仮にホームズが「コイツが犯人だ」と決めつける
だけだったとしたら、誰も納得しない。あれが受けたのは、(つっこみどこ
ろはともかく)結論に至るまでの過程を、根拠から途中の推論まできちんと
説明しているから。
この判事の場合、理想はともかくとして、自分が実際に世に出している物
が、本来あるべき説明をすっ飛ばしたような代物だったから、批判され再任
拒否まで至ったわけでしょう。学者ならともかく、実務家としてあるべき姿
だとは思いませんね。
231 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:38:20 ID:dbIRp1Z00
>>211 ドイツの憲法裁判所みたいなの作って投げるべきだろうなあ。
日本司法は戦後のどさくさの中で、死中に活を求めるではないが、付随的審査に舵をきったからなあ。
232 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:40:50 ID:+k1cd4u+0
>>230 ああそうなの。この人の判決を知らないからなあ。蛇足論についてだけを
述べたつもりだった。理想と現実はなかなかマッチしないね。
>>231 ドイツのシステムはきちんと論じられるほど詳しく知らないのであれだが、完全な抽象的
審査制ならやっぱ問題でてくるんじゃないだろうか。
上訴を違憲判断の場合に限って理由中の判断まで認めるとか、まあこれについては今適当に
言っているだけなのであまりつっこまないでw
つうか、皆傍論馬鹿にしているが、抵当権に基づく妨害排除なんか傍論からの話なんだが。
そこら辺はどうなのか。
>>235 司法のしゃべりすぎ読めばわかるが、井上氏はそういうのもばっさり否定しているよw
俺のさっきから述べている論はともかくありゃちょっとまずいだろ。
>>231 憲法改正の時点で抽象的審査制とってる国ってあったんかな?
抽象的審査制の例で出て来るのってたいていドイツ連邦共和国だから…。
238 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 00:46:38 ID:dbIRp1Z00
>>229 日本じゃ法と裁きは大岡様や遠山様が知ってればいいなんてところがあって、
庶民は司法というところからだいぶ引き離されてきた。これが司法貴族を生む要因で、
この点の克服には、国民それぞれが法学や司法についてもっと勉強すべきである。
正直な話、法や憲法、司法について、一般庶民のテストをしたら、
先進国の中で案外最下位を記録する可能性も無くはないかと。
239 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 00:47:45 ID:bVmo68uy0
抽象的審査制にするほど日本人は司法を信頼しないと思うがなぁ。
>>230 つまりこうか。
『シャーロックホームズ〜伯爵令嬢誘拐事件〜 』
深夜のべーカーストリートに悲鳴が!
翌日、ワトソン君と現場を訪れるホームズ達・・・深まる謎、数多の伏線・・・
そして間もなく・・・
ホームズ「Aが犯人だね。」
・
・
・
一同 「おぉ!」
・
・
・
一同 「・・・続きは?」
・
・
バックに流れる美しいバイオリンの旋律
「ホームズがなぜAが犯人であると推理したかは永久に闇の中だろう。我々凡人には到底及ぶべくもない彼のいうことだ、Aが犯人であることは間違いない。」
ワトソン君のナレーションが入ってEND
〜 完 〜
>>233 事実上の影響しかないとかいってるから、その上訴自体も否定する考えなのかと思ったよ。
>>235 「下級審における傍論にすぎない憲法判断が政治利用されること」が問題なんじゃない?
>>239 政治不信の今が憲法改正のチャンス?ww
>>238 まぁヨーロッパでもないのにヨーロッパからの継受法だし、
着たくもないのに無理やり着せられた礼服みたいなところがイマイチ抜けてない気がするからなぁw
>>241 司法政策としては特に違憲判断については最高裁によって統一されているのが望ましいとは思うからね。
「絶対」という訳じゃないけど。
ここら辺はきちんとした衡量し終わってカキコしている訳じゃないから、実はそういう考え(
>>233とか)は
不味かったりするのかもしれないし。
>>241 後、スレタイの井上理論についていうなら別に靖国判決みたいなのだけ批判しているのではなくて、
>>235や朝日訴訟判決みたいなのもばっさり否定しているから、そういう例を持ってきて井上理論
の不当性を攻撃するのは完全にあり。
理論でこうだッ、と割り切れない面を含むから
ずぅーっと悩ましいまま議論が続くのだろうな。
>>242 まあ、保守派の憲法学者ですら、憲法調査会での国会議員の憲法の基本的構造に対する国会議員の無知さに
呆れたらしいから、一般国民の憲法の知識なんて、憲法も法律も同じもん程度の理解だろうな
>>244 ん?全然矛盾しないと思うけど。
例えば靖国判決についていうと、地裁が傍論で例の違憲判断だして、勝訴しているがそれについて
理由中の判断に基づいて上訴を認めていくって感じな訳で。
むしろ、最高裁までいく過程の中で、どんどん裁判所の考えが思想の自由市場に晒されていくって
意味では親和的では?
憲法裁判所を作るのは、大賛成だが憲法改正しないと無理だから
後10年は、このままだろうな。
250 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 01:09:15 ID:dbIRp1Z00
>>233 7割の行政、2割の立法、1割の司法が日本の現状だと思うのだけど、
その1割を3割に近づける為にも活用できるんじゃないか?というすごい楽天的な妄想なんで
こちらこそ申し訳ない。
さて、問題は出てくると思うが、憲法裁判所に投げえる場合、一審かつ終審であり、
憲法訴願が主体になると思われるので、そんなに問題はなかろう。
また、憲法裁に他の国家機関が伺う形式(これはこれで面白みに欠けるが)にして、
伺うには不十分だったといって煙幕張るのも統治機構としてはありだろう。
「抽象的規範審査」>政令市以上の議会ないし首長しか請求し得ないあたりに当然なるかと
(これはこれで政治生命かけてやることになる可能性もあるため頻発しないかと思いたいが・・・)
いつもの事件は事件で処理するけど、より正面から憲法判断をする可能性は増えるかと。
「具体的規範審査」>事件の当事者でなければと当然適格を問われる
>>236 thx。あれも駄目とはさすがに思わなかった。
>>241 わかっているとは思うが、下級審であるかは関係ない。
しかし、傍論による憲法判断に学説上の問題点があるのは確かだ。
ただ、このスレでは傍論の学問的・実務的価値と問題と上記の傍論による憲法判断が、
特に傍論に既判力がないことの意味がわからないこともあってごちゃ混ぜになっていると思う。
>>248 あれ?
憲法問題でも傍論で法的効果はないから上訴不要って言ってた人とは別人だった?
司法内部で見解が統一される前に「思想の自由市場」に晒すべきって言ってた人とは。
253 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 01:12:03 ID:dbIRp1Z00
>>237 第一次大戦後にぽつぽつあったみたいだが、どうなんだろうかねえ。
英国の上院も捉え方によってはそんな気もしなくはないが、あそこは半分立法半分司法とも言えるしねえ。
254 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 01:17:23 ID:dbIRp1Z00
>>239 それじゃ、官僚職業裁判官や官僚職業検察官、法曹を置いておく価値が無いじゃないか。
>>240 ジェレミーブレッド(露口茂)の奇行を見る番組に一変してしまうな。
>>242 とすると、日本における最大の解決策は「よらしむべからず、しらしむべからず」か。
それもそれで、なんか悲しいねえ。テロというか天誅もまあ、武士の特権みたいなもんだったしなあ。
>>252 あんたの言いたい人と同一人物だと思うよw
そんで、なんつーか、「矛盾」って言葉の意味よく考えた方がいいと思うよ。
法的効果がなくても違憲判断について上の方で判断されていった方が「より望ましい」ことは
望ましいんでね?ってこと。司法政策としては。
俺の考えからすると当事者の反論とかそんなのより、そうやって裁判所の考えを自由市場により
晒せることと、最高裁の考えが示されることにより法的安定性(別に判例に地裁が拘束される訳じゃない
からこれも事実上のものだけど)が高まるって効果を得られるのならそれを無理に否定することもないから。
>>250 うーん、ドイツのシステム知らんと言ったが、それについて具体的に細かい衡量していく
能力ないね。スマン。
257 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 01:21:54 ID:dbIRp1Z00
>>247 漏れも大学時代直接適用説で行こうとして、先輩にネチネチといじめられた記憶があるわけで・・・。
しかし、参院が江田五月氏を会長にしないとヤバーなのは、背に腹は変えられずなんでしょうなあ。
衆院は言うまでもなくヤバヤバーですし。でもまあ、国会の調査団の各国レポートはそれなりに
面白かったけど。
>>251 ああ、確かに井上判事のとなえる蛇足論の是非からはもう議論が拡散しているね。
>>255 >>243 >「絶対」という訳じゃないけど。
これを読み落としていたよ。
259 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 01:27:25 ID:dbIRp1Z00
>>249 81条の解釈については警察予備隊訴訟でだめぽとなったけど、最高裁の諮問機関として
憲法裁判所ないし憲法院を置くのは現行憲法でもありだとは思うよ。
それもうまく活用すれば、司法の独立をより強固にできるかもしれないし。
(でもまあ、金が無いからこればかりはだめか)
260 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 01:32:19 ID:XTbvpF4b0
>>1 >今も裁判官の3−4割は左翼ではないか。
付け加えると5−6割はサヨクです
261 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 01:33:39 ID:dbIRp1Z00
>>260 なんだ、10割が左ではないか、って笑い話ではないよな。
262 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 01:34:35 ID:VTdocaK40
ワイドショーのコメンテイターになってくれ。
>>260 刑訴の判例を読む限りありえない。
政教分離という憲法的問題と、靖国神社参拝という政治的問題は別だと思うのだが。
わかり難くてすまん。
264 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 01:41:24 ID:PxlRfoHq0
>>260 6割ぐらいが左翼かな
判決に思想を持ってくる奴なんて見たことないから分からんけど
>>263 所持品検査についてなんか結構無茶な判断しているしな〜
ケイソ判例は捜査機関の違法行為の追認だからそれで納得しとけって
検事さんに教わりました。
267 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 01:54:46 ID:OGNOiwih0
極端な人かもしれないけど、この人の存在は大きいと思うよ。
例えると、散々批判されながらもヤフーBBで、ADSLの価格破壊起こした損正義みたいに思う。
一応法学部卒なんだけど、つい法律勉強して思ったのは、
わざと一般人には分かりにくくさせているということ。
(まぁ法曹界に限らず、専門職業家っていうのはそうやって飯食ってるから、一概に否定はできないけど)
例えば民法はついこの前までカタカナだったでしょ。
何か調べようと思って六法(民法)開いて、読みにくくてそのまま挫折した人って多いんじゃない?
誰がどうみても読みにくいのに、なぜ戦後50年以上カタカナだったか?
法曹界は民法の改定に際し、
「カタカナから、同じ意味で現代の言葉に訳すのは難しい」と主張していた。
もうね、アフォかとバカかと。
そんな法律使ってるほうが、よっぽど問題だろがと思ったよ。
いずれにしても、裁判官(法曹界、人権屋)の感覚は、世間の意識とかけ離れてるよね(少年法しかり)
この人はそういう司法界のおかしさを、一つの角度から主張しているという意味ではものすごく意義があると思う。
268 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 01:57:19 ID:qbMgvT5c0
オ舞ら、井上が言う事の自己矛盾に木がつけよ。
こいつは
「俺は賢い。お前らバカ。賢い俺の判定し従え」
といっているだけ。
世間知らずが屁理屈で困っている度合いを評価するわけで、藁にもすがりたく
訴訟起こした奴にしてみれば、裁判費用を捨てたことになっちまう。
当然、こいつの裁判は控訴されるから、裁判所の手間をこいつが増やしている。
ただ、裁判所を学問的ないし思想的論争の場にしようと企まれたって困るんだよな。
どう屁理屈付けた所で。
どっちかっていうとそういうのは国会でやってくれ。
議会で多数派になれない(なり得ない)からって裁判所へもってく、みたいな発想も
如何なもんかと思う。
>>267 法学部卒なんてのは、「私は、法律をまったく勉強したことないし、知りません。」というのと同義語だから、以後慎むように。
かたかなだったりとかそういったものには同意。
文章がわかりにくいってのも概ね同意。もっとも、今では、可能な限り簡易明快な一文の短い文章を書くようにしようという運動が相当程度に進展している。
まぁ判決での文章が、弁護士が書く準備書面と同程度の精度の文章だったら、誤解曲解の嵐でどうにもならん(そもそも目的がまるで異なる書面だけどね。)。
一文が長いのは、「〜の〜の〜の〜の〜が、〜の〜の〜の〜に、」みたいになることに原因があるけど、あそこまで書かないと多義的な解釈を許さない文章にならないんだよ。
>>270 まあ、それでも世間一般よりはマシだと思いたい。
しかし、ニュー速とか見ていると、最低でも高校での法律授業は必須だと思う。
>>267 社会科学としても、「常識」との乖離は科学的に誤りを意味するわけではないのだが、
この点を納得するのは難しいか。
既判力の問題なんか、むしろ理由中にそれがないのは普通おかしいと思うのが普通なはずだが、
その点は皆平気なのが驚いた。
272 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 02:10:36 ID:Ch+YnkXh0
傍論はいらないと思う。
傍論は裁判官の寝言みたいなものって偉い弁護士??の人がいっていたよ。
273 :
182:2006/03/21(火) 02:12:56 ID:3OUKVbQV0
結局eWnK7Opi0君は、「裁判所の考えがバンバンでてくればいいじゃん」だけなんだよな、根幹を成す発想が。
そのバンバン出てくるのがなんで彼にとって良いのかわからんけど。
で、バンバン出てくるのが最優先だから、被告が判決を覆す機会がなくても知ったこっちゃないと。
また事実上影響を及ぼすといいながら、法的拘束力がないから構わないと。
>>216 >あの判決は明らかに多くの批判批評に晒されるものだったろ?別にひ弱な一私人が
>問題になった訳じゃない。
批評に晒されるから良いってもんじゃないだろう。
明らかに被告は不利を被った。だが裁判所に、制度的に文句を言う機会も無い。
不利は裁判官の判決によるのに、だ。
裁判官の判決は、お前の2chの書き込みと同次元ではないのを知るべき。
274 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 02:21:32 ID:LfSNnWu/0
無駄を省くという意味では傍論はいらないのかなあ。
不十分な判決文で誤解されて控訴されて
同じ議論をまた上級審で繰り返すとしたら
下級審の判事は馬鹿だが、
理論上勝てるはずのない裁判をしてかつ負けたら必ず
控訴する人間に裁判をやめさせるために傍論でコチョコチョサービスしてやるのは
これまた無駄を省くことになるのかなあ。
>>273 つーか、適当なまとめせんでくれよ……色々価値衡量すべき話なんだから。
んで、裁判所の権威によって事実上影響を及ぼすが、あの訴訟の性質、当事者の性質から言って
「言われっぱなし」には絶対ならんだろ?行政も反論していたし、第三者それこそ井上氏みたいなの
からも批判批評一杯でてきていたろ。
事実上の影響についてそれに抗することのできる場合であったから問題ない。
この理屈がわかんないで、「司法の場で反論させるべき」一辺倒なんだもんな〜('A`)
不利益がそんな感じで大して問題にならんもんなんだから、利益としてあげられる例えば裁判所の考えが
思想の自由市場に晒され専門家素人問わず色々な人の批判批評にさらされ、結果、以後の裁判所の同種の
判断について影響を与える機会が得られること、重要な争点について判断が下されることによって当該訴訟
についてそれ以上の紛争を未然に防ぐ機能があること、裁判所の判断が示されることによって、一定の
(考慮される価値のある)公的判断として世にでること(思想の自由市場と関連するが)、等々と価値考慮
するとああいうのはOKじゃね?ってことだよ。
276 :
ACNクルー:2006/03/21(火) 02:38:46 ID:dbIRp1Z00
>>269 議会で多数党になれないから裁判所へというのはありだ、案外各国で行われていたりする。
>>270 法学部卒というのが役に立たない日本というのもなんですな。
まあ、他の学部も同じとおっしゃられるかもしれませんが、閣下は。
>>271 正直、大学の法律系一般教養科目は義務教育で教えるべきだと思うが。
まあ、そんなことされたら私がおまんまの食い上げになっちまうが。
>>267 どちらかと言うと、この人は「余計なことは書くな」と言ってるので、
裁判所(最高裁)が今目指している一般人にもわかりやすい判決とは対極な存在だと思うよ
イメージ的には、昔ながらの抑制的な法律専門家に徹しろってタイプでしょ
278 :
182:2006/03/21(火) 02:45:01 ID:3OUKVbQV0
>>275 >「言われっぱなし」には絶対ならんだろ?
だからさ、場外乱闘で利益を守ろうとしたら、裁判所の権威なんてなくなるだろ。
傍論は無視するという意見が出てきても、しょうがないことになる。
つまり価値自体を認めないという発想も出てくる。
お前は傍論なんてイラネーという俺に色々反論するが、俺の意見もまた、
ああいう不公平と思える傍論を見てきて「批判批評」した結果なんだよ。
その結果、傍論は判決及び判決理由にきちんと関連したもの以外は無視する程度のもので、
その程度のものだったら判決文じゃなく、チラシの裏にでも書けと言ってんの。
>「司法の場で反論させるべき」
裁判所の権威、司法機関としての価値を認めればこそ、司法で出た不利益は司法で決着をつけるのが妥当と言ってんだよ。
その為の機会も与えられない奴に、一方的に不利なことをするなと。
あとお前の言う、意見合憲の論点について触れなければならないとしたらあの裁判の場合、
「違憲性は問われたが、違憲か合憲かということはは被告の訴え(=損害賠償)になんら関係ない」と述べてもいいわけだろ?
実際に関係ないのだから。
それなのにわざわざ、あの裁判長の純粋に個人的な考えを述べてんだよ。
だからチラシの裏か2chに書けと。
自分が何かの間違いで裁判官になれた暁には、
傍論がいかに無意味であるかについて、傍論で熱く論じたいと思います。
>>275 個人的には賛成。
だけど、法律教育を受けていない人間にとっては、「裁判所が言ったこと」なんてのは、主文も理由も傍論も全部おんなじってのは否定し難いと思う。
それを前提に考えると、やはり事実上の影響力ってのはそう軽視はできない気がする。
法律知ってる奴なら、傍論の持つ意味がわかってるから、いい議論・検討の機会になるってのはわかるけど、
法律知らない人間からすると、ものすごく意味のある部分のように思えてしまうだろう。
法曹としての感覚でいわせてもらうと(貴方も法曹っぽいけど。)、
「傍論?別にいいじゃん。効力ないし、意見表明か問題提起程度のものでしょ?別に害もないし、むしろいろんな意見を聞けて有益だけど。」
くらいのもの(それは、例え、例の靖国判決のものであっても、その程度の感想でしかない。)。
法律知らない人間には、こうはならないのではないだろうか。
思想の自由市場における健全な討論に委ねるなんてのは、崇高な話であって、今の国民の法学教育の水準は到底そのレベルにない。
ほんの少し前までは、刑事と民事の区別さえついてないのが大半だったくらいじゃないか。
このスレなんて、かなりましな方なはずなのに、「主文以外が傍論」みたいに思いこんでる人だっている。
いまや日本には、理由でなく権威によって相手を説得するという権威・力を持つ組織などどこにもないというのには、とても共感できる。
だけど、傍論が有効であるというには、そのための土壌は未だ成熟していない。
貴方のいいたいことの一つが、
「価値衡量を論じる前提となるべき基礎的事実あるいは考え方についてもっと議論を尽くさないと、傍論の適否・当不当を述べることなどできないはずだ。」
というところにあることは、十分に理解できる。
でも、このスレを読み返しても、そのレベルでの議論に至っている人は少ない(同じ俎上に上がっている人ももちろんいる。)。
これこそが、今の法学教育の現状を如実に物語るものであって、それを前提とする限りは、到底、傍論の持つ有効性を一般的に納得させることなどできないと思う。
>>278 つーか
>あの裁判長の純粋に個人的な考えを述べてんだよ。
これが傍論についてよくある素人の誤解なんでこういう言い方をする時点で萎えたりするが('A`)
まあとにかく、
>場外乱闘で利益を守ろうとしたら、裁判所の権威なんてなくなるだろ。
つーかだね、あの判断は明らかに訴訟には関連したことだよ?「結論」に関係しないだけ。
場外乱闘なんて適当な言葉を使って言われても何て言っていいやら。
訴訟に関連した重大な争点で、当事者の事実上の不利益もそれほどでもないと判断できる場合に、
判断を述べるってのが別にそれだけで妥当性を欠くもんじゃないってのは明らかだろ。
この点朝日訴訟や抵当権に基づく妨害排除請求についての話と同じだよ。違憲問題で、しかも靖国
を違憲とした判断だからお前みたいにセンシティブになっとる人がいるが。
>>278 >司法で出た不利益
司法で出た不利益をなんでもかんでも司法で決着つけさせる必要は全くないだろ。
それが何か法的な不利益を生じさせるのなら別だよ。だけど、そうじゃない。
更に、その事実上の不利益について再三述べているがそんなに重要視する話でもない。
>「違憲性は問われたが、違憲か合憲かということはは被告の訴え(=損害賠償)になんら関係ない」
>と述べてもいいわけだろ?実際に関係ないのだから。
つーか、それじゃあ争点について全く触れないのと何が違うの?結論に関係ないなんて別に書かなくても
明らかなんだし。
>>280 賛成してくれてありがとう('A`) 眠くなってきたので徐々に適当なレスになるがスマソ。
んで、まああなたのレスに書いてあるいっぱんぴーぷるの裁判所に対する考え方を考慮しても
あれはたいして(被告=国について不利益となる)事実上の影響を考慮すべき場合ではないんでは
ないかと思うんだが。
選挙においても靖国の話はたいした争点にもならず(というか全然ならなかったか)、自民は大勝
しているし。不利益ってどこにあったの?という感じで。
いや別に不利益にならなかったこと自体はいいんだけどさ。
最後('A`)
182=ID:3OUKVbQV0へ。
色々論じてきたが、まあ結局価値衡量の話だから、俺の意見が絶対とは言わんよ。
おまいの言っていることも理解はしているし、裁判所の「プロ市民」による政治利用に
たいする嫌悪もわかる。
まあ、こういう意見もあるってことを覚えて考えてくれると幸いかな。
284 :
182:2006/03/21(火) 03:17:22 ID:3OUKVbQV0
>>281 >訴訟に関連した重大な争点で、当事者の事実上の不利益もそれほどでもないと判断できる場合に、
訴訟の当事者にとって重大な争点なのに、訴訟の当事者にとって事実上の不利益がそれほどでもないのか。
矛盾しているように思えるね。
そもそも俺も憲法との合致性は、重大な争点だと思っている。
だからこそ、きちんと結論においてどう判断したかを述べるべきで、あの場合は「違憲」というべきではなかったと言っている。
しかし実際は結論になんら関係ないのに、重大な争点に対してあの裁判長が違憲か合憲かを述べたんだよ。
だからこれは、裁判長の個人的感想の域を出ないことを、重大な争点について述べた愚だと批評しているわけ。
>当事者の事実上の不利益もそれほどでもないと判断できる場合に
で、被告が「いや、これはかなり不利益を被った、裁判長は誤りだ」と思っても、もう司法に反論できない。
判決で読まれた傍論の内容に対してもそうだが、不利益が大きいかどうかの判断についても同じく反論できない。
こりゃ権力の横暴だな。
>それじゃあ争点について全く触れないのと何が違うの?
「違憲性について争われたことは、原告の請求にとっては無意味な争点でした」って、争点にふれている。
違憲や合憲という判断が判決に関係しているならも、ちろん述べられなければならないだろう。
でも、「靖国参拝は違憲と法律判断が出た。
それを無視する総理はけしからん。」
といわれちゃうわけで。
結局裁判所は政治論争の場に首を突っ込むことを選択したんだよな。
ああ、だけどおまい(ID:3OUKVbQV0)がもし井上理論に完全に準拠した考えもっているのなら
それはやばいと思う。
それはこのスレよく読んだり、他の人の意見きいたりしてなおしていった方がいいんでないかな。
じゃ('A`)ノ
そもそも、「結論に関係ないものには一切触れてはいけない」(「触れるべきではない」ではなくて、「触れてはいけない」)という考え方を支持する人はさすがにいないよね?
例えば不法行為一つとったとしても、故意か過失かは結論を左右しない。
殺人事件の被害者遺族が加害者を訴えた不法行為に基づく損害賠償請求訴訟で、刑事で有罪が確定しているにもかかわらず、故意である殺人を認定してはいけないとは誰も言わないだろう。
そんなことをすれば、加害者側が「傷害致死に過ぎないという主張を裁判所が理解してくれた。」とでも宣伝し放題になるし、被害者の遺族は、「なんで故意を認定しなかったんだ!」という話になる。
いうまでもなく、故意か過失かは結論を左右しないんだから、裁判所が故意である殺人を認定すれば、それは言葉を借りれば「チラシの裏」に過ぎないことになる。
もちろん、被害者の遺族は全面勝訴だから、上訴はできない。
こういったように、「傍論は結論に関係がないから、チラシの裏だ」というのは、そもそも傍論をどう定義するのかという問題にも絡むが、到底現実的な話ではない。
>>282 ごく私見だけれども、やはり傍論は言うべきではなかったのではないかというのが(余りつっこんだ検討をしていない段階での素朴な)感想です。
理由は2つ。
1つは、裁判所として言う以上、それは「国家権力としての意思の発動」であって、言う以上はその遵守が期待できる状況にあるべきだと思うこと。
2つは、不利益を受けるのが国であるとはいえ、裁判所としては、国であっても一個人であっても、訴訟の当事者としては同一の存在として考えるべきだと思うこと。
2つめについては、「事実上の不利益」というものを、抽象的にとらえるか具体的にとらえるかで、大きく方向が違ってくると思う。
実際、国が受ける具体的な不利益(訴訟を離れて事実上受ける個別具体的な不利益)なんてものは、たいした問題にならないだろうし。
とはいえ、原則論からいえば、やっぱり「国だから」という理由で、不利益を甘受しろとはいえないと思う(ここの判断は、まったくの個人差に委ねられることになると思う)。
むろん、「違憲である」との判断を前提にするなら、「違憲なことをしておきながら、その結果である事実上の不利益まで回避させろなんて虫が良すぎる。」って考えることもできる。
私としては、1を勘案すると、やっぱり自分ならしないなーってことまでしか言えないなぁ(困ったときの原則論に逃げましたが。)。
289 :
182:2006/03/21(火) 03:42:29 ID:3OUKVbQV0
>>285 だから俺は、司法の独立性を保つためにも、裁判官は慎重になれと思うのだが。
圧力を撥ね付け、津田三蔵を殺人未遂で裁いた司法の気質はなくなってしまったのかな。
>>286 >井上理論に完全に準拠
結局、このフィルターを介してのあの反論だったわけね。
君も裁判官の無謬性に頼るきらいがあるから、気をつけたほうが良いよ。
実務家がしゃべりすぎなスレだな
匿名じゃないと書けないような欲求不満たまりまくりんぐ
そこが2ちゃんの醍醐味よ
292 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 04:05:59 ID:+J0Bezva0
この裁判官の思想の基礎には『要件事実論』があるけど、それ自体が根本的に誤り。
要件事実論というのは、法解釈の1局面に過ぎない。
生の事実を丁寧に吟味して全体像を把握すれば、真偽不明になる事件はほとんど
存在しない。9割以上の事件で、証明責任は必要ない。必要なのは丁寧に理由を書いて、
事実認定の説明をすること。
この(元)裁判官は、要件事実論を誤解して、自由心象主義を否定して証拠法定主義に
堕している。証明責任というのは、事実認定の出来ない世間知らず裁判官が恥を忍んで
持ち出す最後の手段。必要なのは、丁寧な説明による事実認定。
この裁判官は辞めて当然。
このスレは少数説の宝庫か?
>>292 まさか、真偽不明にならない事案だったら、訴訟において要件事実論は必要ないって論調じゃないよね・・・?
「長文ウザ、3行でまとめろ]
ってか。いいことじゃないか
このスレも長文が多いし
296 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 04:28:55 ID:+J0Bezva0
>>294 もちろん違う。
要件事実論の主眼は、法適用に必要な要件を吟味することでそれに尽きる。
それは、実体法や訴訟法の解釈問題の範疇に属するし、その範囲外ではあり得ない。
けど、伊藤滋とかは、「裁判規範としての民法」とかの極論に至るくらいに要件事実論を
実体法や訴訟法から独立させてしまった。その結果、実体法、訴訟法の解釈問題では
消化できない独自の問題があるはずという仮説の上に最近の要件事実論が乗っかって
イデオロギー性の強い形而上学として暴走している。
俺も、20冊くらい要件事実論の本を持っているけど、正直、紙資源の無駄だと思う。
実体法、訴訟法の潤滑油としての要件事実論に戻るべきと思う。
最近は、事実認定レベルの要件事実論という論調で、証拠の序列化や証拠法定主義に
近づく論調で、いい加減にしろと思っている。学者はこのような裁判官や裁判官OBの
官製学問の『でっち上げ』に辟易している雰囲気が強い。
297 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 05:46:37 ID:FhqH4jWG0
司法と立法の区分けは、極めて、正論だけどね。
298 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 05:50:16 ID:FhqH4jWG0
>>287 ・・・・
故意であるか、過失であるかは、責任の程度を判断するためには、判断せざるを得ないでしょうに。
つまり、「結論に関係がある」んだよ。
判決文別に長くてもいいけどさぁ…
悪文過ぎるのどうにかしろよ。日本語として崩壊してる。
権威づけるためにわざと分かりにくくしてるんだろうが。
裁判員制度なんて欧米の猿真似やる以前に、せめてまともな判決文書けるようにしろよ。
300 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 06:21:28 ID:hJ4QyKDyO
憲法訴訟論においては日本の最高裁判例は貧弱そのもので見るに耐えないからな
意識改革のためにも憲法裁判所は必要だよ
まさかの時の宗教裁判!
302 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 08:43:11 ID:sSRpgsVk0
303 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 09:40:15 ID:ui4jl99x0
332 :氏名黙秘 :2006/03/21(火) 02:47:55 ID:???
「彼は要件事実教育の行き過ぎが生み出した奇形児」ウチの元裁判官の教授が言ってた。
304 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 09:42:43 ID:TC7Efa+T0
>>299 最近の判決文読んだことある?
昭和時代の判決文はわけわからんかもしれんが、最近の判決文が理解できないのは
判決文が悪いんじゃなくて読み手の日本語能力か法的知識のどちらかが欠如してるからだよ。
305 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 09:43:53 ID:BF2fveb40
>>298 不法行為の場合は結論に関係しねーよ。
「不法行為」の意味わかってんの?
まあ、傍論を書くかどうかと
判決理由をきちんと書くかどうかは
全然別の話だわな。
307 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 09:59:21 ID:hJ4QyKDyO
>>305 民事の帰責事由要件においても故意過失の区別が重要な意味をなす局面があるよ
三行以内でよろしく。
309 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 10:08:06 ID:cmy+/HOc0
>>267 >いずれにしても、裁判官(法曹界、人権屋)の感覚は、世間の意識とかけ離れてるよね(少年法しかり)
かけ離れている、だから悪いって短絡的に考えるんじゃなくて、
なんでかけ離れているかってのも考えないとダメだよ。
ひょっとしたら世間の方が無知なだけってのも珍しくないんだから。
法曹界に限らずあらゆる専門分野において言えることでね。
彼らの論理を理解した上で尚その問題点を指摘するならいいけど、
そうじゃないなら「あいつら何もわかってないよな」ってスルーされて終わりだよ。
故意か過失かは損害論では意味がある。
そこが争点になる訴訟もあるでしょ。
311 :
〈(`・ω・`)〉Ψ ◆EQUAL/Pi.Q :2006/03/21(火) 10:14:28 ID:L/TzNCiD0
>>308 俺,実ははこう思うんだけど ←傍論
これこれこういう事件で法的根拠はこれで ←判決理由
死刑 ←判決
左翼裁判員を見てると、傍論はいらね。
313 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 11:49:37 ID:UlPY50u90
左翼の傍論は汚い傍論
右翼の傍論はきれいな傍論
314 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 11:53:05 ID:5gN7c/k20
裁判官の給与が不況時でも高騰してた
陪審員制にするなら掛かる費用分減額しろ
315 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 12:01:13 ID:5274MG1b0
判決を受ける当事者が不満を持っているわけだしね
本論以外の部分について述べるのは蛇足でもなんでもない
判断は俺がするから俺に任せればいい
くどくど説明する義務は無いというのは思い上がり
316 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 13:33:28 ID:TW4e22HP0
たしかに司法で左翼がオナニーするのはうんざりだな
317 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 14:26:34 ID:kWcmhm7W0
無車検運行で裁判中:
「警察官が対向する古い車を注視して見るのは当然のこと、古ければ検査証票を
見ているはず。よって対向車の小さな証票でも判別可能。」なんて付け加えられた。
ま俺じゃ無いんで控訴して争ってるわけだが、これが蛇足なのね。
だって、古くても新しくても対向じゃ分からない位モデルチェンジのない
軽バンなんだが。年式ごとに写真取って並べ替えさせてみるよ。W
>>311 傍論はいらねな。
たかが公務員がいったい何様の積もりなんだか。
傍論であっても、判示すべきケースはあってもいいとは思うが。
たとえば、土地の所有権に関する争いで、取得時効を持ち出せばそれで片がつくが、
仮に取得時効が成立しなかったとしても売買契約が有効で承継取得が認められる
という場合で、当事者が売買契約の有効性について激しく争っているような場合。
判決では時効を理由にしたとしても、傍論で「売買契約の効力は有効」と判示するのも、
駄目なわけ?
時効になった契約が有効だなんて。
法律素人のオイラにはわからないや。
321 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 19:39:31 ID:v+fI+MCX0
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) テカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
おまいらアホか
わかりやすい判決なんか書いてしまったら、
国民みんなにインチキ手抜き裁判がばれてしまうだろうが!
わかりにくいくらいで丁度良いんだよ、裁判所にとっては。
ああいう風にもこういう風にも解釈できるような、分かったような分からないような判決の理由が良いんだよ
裁判所にとっては。
>>322 そんな、「ああいう風にもこういう風にも解釈できるような、
分かったような分からないような判決の理由」なんてないよ。
そうならないようにするから長い判決になるわけで。
325 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 20:52:02 ID:DJpzIKJj0
>>322 そういう判決を書いている井上が裁判所からダメ出し食らったわけだが。
326 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 20:57:21 ID:WtM2s1vk0
今北産業
またこのDQNかw
>>292 彼は自由心証主義の権化じゃないか?
示された証拠からどんな経過をたどってその認定に落ち着くか、と
いうことが一切示されないので、「それが裁判官の心証だから」とし
か説明のしようがない。
329 :
名無しさん@6周年:2006/03/21(火) 22:21:17 ID:tP3An6TV0
>>328 井上さんは、要件事実論で事実認定がマニュアル化させて、マニュアル部分は理由を書くまでもないという思想だと思う。
つまり、当事者の主張の仕方の外形から、マニュアル的に事実が判明すると言うドグマ性の強い理論で、押し切るから、
「理由なんか短くていいだろ!」という彼の結論になる。
彼の考えは、自由心証を働かせるまでもなく、要件事実のマニュアルで事実が判明しているし、法解釈は自明のことだから
理由に書くまでもないということだと思う。
勿論、このような考えは、自由心証の尽きたところで、初めて証明責任が働くという基本に反しているけど、裁判官には
まず、「要件事実ありき」で事実認定をしている人が結構多いと思う。判例を見ていても生の事実ではなくて、要件事実の
要素に置き換えられた「事実」を事実認定の対象としているものは結構多い。
ロー生乙
331 :
ACNクルー:2006/03/22(水) 01:35:45 ID:99ZMNXbA0
>>290-291 まあ、華族様で閣下と呼ばれる身分なのになぜ2chにおりてくるかねえと正直思わなくもないわな。
332 :
ACNクルー:2006/03/22(水) 01:49:46 ID:99ZMNXbA0
>>293 少数説が面白いと思えるようにならなければ、法学やってる意味は無い、法曹やってる意味はあるかもしれんが。
>>299 >権威づけ
ビンゴ。でも、今後は円周率約3みたいな感じの方向性に行くかもしれん。ロー生時代の50年後には。
まあ、漏れは50年後にはあぼーんしてるだろうから、餓死しない程度にそれまでは地べたで生きるさよ。
>>300-302 憲法訴訟法が無くても、憲法訴訟は十分やりえるって、憲法調査会ができる前後(確か大学の先生でも
これにカウンターをあてる研究会を作っていたはず、岩波か何かで本が出てたかと)に最高裁関係の
コメントが出ていたかと思うが。当時の法学教室やジュリストでも話題になってたんじゃないか。
333 :
ACNクルー:2006/03/22(水) 01:56:52 ID:99ZMNXbA0
>>309 いやいや、少なくとも法曹は華族様としての特権階級が保障されてる以上、
超然主義を保ち「あいつら何もわかってないな」で通せばよいし、
通せないとするならば特権を手放すリスクが発生することを認識しなければいけない。
(いやまあ、
>>309に言っても意味無いのかもしれんけどさ)
>>319 それが庶民に、それこそほとんどの庶民が理解できる事例を提供するリスクを司法なり法曹が
負えない限りは、あまりコメントする意味は無いかもしれない。
それじゃわからない人が多すぎるんだもの。
>>320 普通そうだわな。漏れも無権代理なんて、無権なんだから認めんなと真っ向向かっていった
法律的に無知というか意味不明なときはあったし。
334 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 01:57:02 ID:9/tr1owt0
いま裁判官に必要なことは、「己の心証」を行使するなら(情状酌量だとかね)、
その判断に現実的かつ物理的な自己責任を負わせることだと思うな。
ガキの殺人や、小僧の強姦に限らず、「反省しているから」と罪を軽くして、それで再犯したなら、
強制的に連座させるとかね。ああ、弁護士もそうだ。
言ったことに自らの進退・財産を供して責任とらせる、と言う強制無しでは、今の裁判官も弁護士も
信用できない。
>>295 民事で重要なのは当事者をできるだけ納得させること
よって、この問題についてちゃんと考えて結論を出したということを
当事者に十分に説明する必要がある
他人にとっては無数にある案件の1つにすぎないけど、当事者にとっては
場合によって全財産を失う可能性がある重要な唯一の案件と考えないといけない
と、現職の判事に聞いたことがある
裁判では法解釈が全てじゃないよ
>>335 >他人にとっては無数にある案件の1つにすぎないけど、当事者にとっては
場合によって全財産を失う可能性がある重要な唯一の案件と考えないといけない
「全財産を失う」かどうかを裁判所が判断するのに不要な部分を付け足すことを「蛇足」といっているのだから的外れな意見だと思う。
>>336 法解釈上不要でも、当事者が納得するためには必要かもしれない、ってこと
法律で決まっているからという理由だけで納得できる人ばかりじゃないよ
そして納得できない人間を簡単に突き放すべきでもないだろう
338 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 02:46:56 ID:DnIGygY/0
判決の役割は、以下の2点。
1.紛争を解決する。
2.法令を解釈することによって、具体的法を明らかにし、
予測性、法的安定性をもたらす。
具体的事案に直面して、具体的な利害の対立が明らかになった場面だから
こそ、具体的な法の存在が見えてくる(比喩的に言えば2箇所からの光源
から光があたり物が立体的に見えてくるということ)。
だから法解釈の形での一種の立法権が裁判所に与えられている。
ところが、具体的な事案を離れて非民主的機関たる裁判所が法を解釈し、
具体的法を宣言することは、独善につながる危険がある。
そういうわけで、具体的事件解決に不要な判断はすべきじゃないわけだ。
ところで、上記1と2の役割のうち、判決の主要な役割は1で
あって、2は付加的な役割でしかない。
特に下級審判決においてはそうだ。
そして、1の役割を十分に果たすには、かなり詳細な理由を書く必要がある。
はげしく利害が対立しているのに、結論だけ言われて納得する蓋然性は
低いからだ。
それに詳細な理由がなければ、その結論が正しいか否かということについて
第三者による検証が難しくなり、翻って結論そのものの信頼性が低下し、
そもそも正しい結論を見出すことについて裁判所への動機付けが弱くなって、
正しい判断が下される蓋然性すら低くなってしまう恐れがある。
このように判決の主要な役割からすると理由は詳細に書くべきなのであって、
詳細な理由付けが弊害となるのはあくまでも判決の付加的な役割について
のことでしかない。
以上のとおり、判決の役割はなにかという根源的な観点からすると、理由は
できる限り短くという主張は、あまり妥当ではないということになると思う。
>>337 裁判所という機関は法律を適用して解決できる問題しか扱えないんだよ。
問題解決に不必要な部分について納得いかないという不満は裁判所には
お門違い。
>>339 たしか、民事の30〜40%は和解なんだが。
和解の場合は必ずしも法解釈に沿った条件となるわけではないので、
裁判所は法を適用して解決できる問題だけを扱っているわけじゃないよ。
そもそも民事は当事者間で解決できなかった案件を、やむなく公権力をもって
強制的に解決させるもので、法が先にくるものじゃなかろう。
つーか、このスレ読んで思ったんだが、みんな傍論好きね。
井上さんは、蛇足理論を主張していたがために実質的に再任拒否
されることになったのではなく、書いている判決文があまりに
短い=理由が不十分な判決を書いていたと評価されたから
だろう。
蛇足理論は、
>>1のニュースに関して言えば、傍論じゃない?
342 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 08:39:10 ID:HFQFO1G90
>>337 問題解決をするには不要な部分であっても、なぜそのような問題解決をするに至ったかを
説明していないと、当事者は納得できないわけだが。
司法の信頼ってのは国民の納得に支えられている点が大きいわけだがな。
特に、私的自治と自己責任を重視する民事事件においては。
343 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 08:47:20 ID:FPyF5HAQ0
>>1の裁判官は判決文がいい加減で悪評サクサクなんだろ
344 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 08:47:48 ID:HFQFO1G90
>>340 裁判所が法解釈に基づかずに己の主観だけで和解案を提示したが
和解案に当事者が合意せず結局裁判で決着をつける場合、和解案の条件と
判決がぜんぜん違っていたら、和解を勧告した裁判所の公平性に疑念を生じさせる
ことになるんじゃないの?
>>342 では、原告の請求を棄却するという結論に至るのに、首相の靖国参拝は違憲であるという
説明はどう関係するの?
どう見ても関係ないではないかい?
関係のない説明を付け加えて憲法違反とされたら、「当事者」の一方である首相は納得しないだろう。
どうやら、
>>342がいう「当事者」とは、原告のような「市民運動家」だけを指しているように見えるが。
小泉も反論しようがないとか言って困ってたよな
どう考えても公平性に欠ける
347 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 16:19:11 ID:uFidb9XV0
日本一判決が短いとはいうが実際どれくらい短いのかな?
原稿1枚程度もないとか?
でも、ヘビに足があったらトカゲだよな。
ヘビ > とかげ
なのか?
トカゲのほうが可愛くて好きなんだけど。
349 :
〈(`・ω・`)〉Ψ ◆EQUAL/Pi.Q :2006/03/22(水) 16:36:24 ID:JfDbeRVo0
>>331 >>290-291 ああ,やっぱりw
ま,たとえだれであろうとも,その職種がなんであろうとも,
普段の愚痴であろうとも・・・本音で書き込むことは大いにいいんじゃないかw
まぁもっとも傍論くらいしか愚痴のはき場がない職場・・・というのも問題だが
注目されたいという欲求はだれにでもあるし,俺の言うことを聞いてくれ・・・
という思いもあることは悪いことではない・・・。
まぁできたら私見その他についてはお裁きを下し終えたあとに
マスコミにお願いして小さな記者会見でも開いて,そこで扱ってもらう形が
いいとは思うが・・・
それこそ公的参拝と私的参拝をきっちりと使い分けるようにさ。
公人としての職務者が政治めいた発言や意見を下すのはいささか疑問ものこるが
私人としての発言であれば政治的であっても法解釈であっても,
それこそ表現の自由の範囲でいろいろすればいいとは思うよ。
もっとも,現行のルールや通達でそれが禁じられてるかどうかは知らないけどね。
正味な話どうしてもマスコミが好むトンチキな傍論くらいしか取り上げてもらってないんだろうが
法曹界の私人としての思想,意見,愚痴,実情はもっともっとあっていいと思うよ。
今はあまりにも世間との溝がありすぎる。くだらない余田話でもいいから
そういう溝を埋めていろいろ関心を持ってもらうことは,悪いことだとは思わないがね。
350 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 16:50:27 ID:JGbyaYHq0
傍論ウザす
351 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 22:29:25 ID:RCBdWAZK0
>>345 直接被害を受ける人がいないから政教分離違反やり放題だーいってかwww
352 :
名無しさん@6周年:2006/03/22(水) 22:31:25 ID:n2bfZGMk0
>>346 傍論だって論理的に説明してるんだからそれに対して反論すりゃいいじゃん。
「制度的保障」を直接損害を受けた人がいないようにすれば
なし崩しに違反してOKなんてバカな理屈が通用するか。
354 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 11:01:45 ID:/9YnPbJ10
傍論に書かれている論理を理解できない人は何も言わないのが吉。
355 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 11:07:07 ID:EeBsFEwG0
判決結果より納得させる内容のほうが大切だと思うんだがどうなんだ?
356 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 11:24:51 ID:Rgd+h1k00
357 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 11:34:08 ID:D29mXoRF0
納得できない傍論が多い。書かない方がマシ。
358 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 11:48:18 ID:/9YnPbJ10
井上曰く「理屈が通っていれば当事者が納得するかどうかは関係ない。俺様の判決を
理解できない当事者が悪い。馬鹿は黙って俺様の言うことを聞いてりゃいいんだよ」
ってことだろうな。
359 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 11:50:51 ID:PaxI65M30
法律とか理屈や理論ではなく、被告にせよ原告にせよ「納得できる」
という心情を大切に思うのならば、冗長と言われようが判決文は
長くならざるを得ない。
360 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 12:26:34 ID:oPJVR/LK0
>>357 「納得できない」じゃなくて「傍論の結論が気に食わない」だろ。
傍論に書いてある内容が納得できないならその内容に論理的に反論すりゃいいのに。
361 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 12:28:14 ID:h0W7dl9m0
>>353 判決文を読んだことない人間は口出ししない方がいいよ。
傍論になるか判決理由になるか微妙な部分だって多いってのに。
>>360 だから勝訴したからその機会がなくて困ってんだろ
そして納得できない傍論じゃなくて、関係ない傍論だから問題になってるんだよ
>>361 首相の靖国参拝が違憲が合憲かが原告の請求棄却という
判決に影響を与えないものであることは明らか。
「微妙な部分」ではない。
>>354 >傍論に書かれている論理を理解できない人は何も言わないのが吉。
>>361 >判決文を読んだことない人間は口出ししない方がいいよ。
傍論になるか判決理由になるか微妙な部分だって多いってのに。
都合が悪くなると、お得意の「言論封殺」かよw
365 :
ACNクルー:2006/03/23(木) 13:42:25 ID:mq41IMQr0
>>361 そういう部分が法曹はだめだと思うんだが。まさに、華族様というか公家というか、もう・・・。
366 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 13:46:31 ID:F6S4fbAc0
オランダのハーグに地理的に行って、私的裁判を行った挙句、
さも国際法廷で勝訴!みたいなことするサヨクみたいなもんだな。
違憲なのに勝訴させた裁判官は。
367 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 13:48:11 ID:/9YnPbJ10
>>364 言っても良いけど、相手にされないだけw
>>365 華族とか公家とかいうことではなくて、誇り高き職人というべきかと。
法律解釈の能力はみんな努力して得たものだからね。
>>367 「相手にされない」とどういう根拠でいっているのか不明。
一人一人について傍論の是非についてアンケートでもとったのか?
まるで自分が全国民の代表者であるかのような口ぶりには笑える。
だいいち傍論で憲法判断した福岡地裁や大阪高裁がレアケースなのだが。
これらの原告は、憲法判断されない「通常の」ケースでは記者会見を開いて
憤りを表明する。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060316-00000226-mailo-l38 福岡地裁と大阪高裁の裁判官はもともと原告の政治的信条に同情的だったのかあるいは
原告の怒りの矢面に立つのが怖かったかで職分を忘れて原告に肩入れした傍論を付加したと
いったところだろう。
「誇り高き職人」なんて噴飯ものだわな。
369 :
ACNクルー:2006/03/23(木) 14:48:05 ID:KWzCkHaX0
>>367 >判決文を読んだことない人間は口出ししない方がいいよ。
この発言が、法曹として、人として、いかがなものか?と言ってるわけで。
これだから、華族様、公家様は・・・。
誇り高き職人が仮にいるとするなら、相当に減ってるよ。
それに、法律解釈の能力というのはみんな努力して得るものじゃない。わかるよねこの意味が。
法律解釈とまで言わないが、法律を実生活との間で咀嚼するというのは、
本来ならば現代生活を送る全ての国民ができなくてはならない。
だから、法律家だけの専権ではない。専権にしたら本末転倒なだけだ。
だけど、そうもいかないから専門家としての法曹がいて、
今のこの日本としてはサービス業なわけだ。
サービス業の人間が正直それはどうかと・・・。
貴官が法曹でなかったら申し訳ない。
ただ、日本に残った数少ない特権階級なんだから、自重して欲しいと法曹の方々には思うところ。
370 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 16:20:07 ID:f6uo6ODg0
何 今日 暑っ
逆に山だよ
モナカうまっ
法曹が貴族公家って正気か?
現状みれば奴隷状態だろ。
というかそもそもそういうどうでもいいレッテル貼り、イメージ操作をしようとしている
段階でお里がしれる。
高尚なスレだ…
理系の脳味噌ではついて行けんorz
井上薫さんは理系出身です
374 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 19:51:03 ID:6Jnrb/uu0
新潮にこの人の蛇足批判が載ったときは論理が完璧で大秀才だと思った。
今後テレビに出たり選挙に出たりするのかな?小泉も放っとかないだろうな。
文章は最強だけどしゃべりは上手い人なの?
375 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 19:53:20 ID:5jy4hVu/0
判決文が短いのは大いに結構。
裁判期間が短いのは、さらに結構。
余計なものはいらんから、さっさと裁判を迅速に片付けてほしい
376 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 19:55:50 ID:lHeQdsaW0
じいちゃん、ガンガレ
判決が短くても原告も被告もマスコミも、そのこと自体に不満はありませんが、
短いとバカが書いたように見えるので短くできないことはないしょでつ。
>373
>井上薫さんは理系出身です
その割に、書いている判決文というのは、どうも理系では「絶対に」
通用しそうもない代物らしいですね。
>131にあるような、
>この人の場合、なんでそういう事実が認定できるのか、その理由も書かずに判決書くから
>叩かれる。
なんて代物を出したら、普通の査読者なら全員が「掲載不可」を付けて突っ返すでしょう。
379 :
名無しさん@6周年:2006/03/23(木) 22:07:21 ID:DeXzrMpS0
>>374 人望はなさそうだから政治家は無理でしょ。
380 :
ACNクルー:2006/03/23(木) 23:35:35 ID:4fBJvreu0
>>371 うん、正気。でも、奴隷というのも判事さんには同意。(検事さんは事務官がきつそうだったけど法曹ではないし)
レッテルも何も、仕事やってきて、もしくは身の回りの人から聞いてきて、達した結論がそれだもんでな。
私は仕方が無いと思うけど「パーティーや懇親会の席で元修習生の輪を作り話しかけづらく、
なんとか話して頂けるときもまるで公家が扇子を開きながら喋る感じで少々不愉快だった」
(これはもう慣れるしかないと漏れは思ってるが)とか、「話しているいつの間にかに非常にばかに
されているというか高みから話されているように感じた」(これも漏れは慣れるしかないだろと思ってる)とか、
「お金が払ってもらえそうに無いと感じたあたりなのか邪険というかいい加減に対応されてる気がした」
(これもそう思う方が論外といえば論外だと思っているが、まあ2chでは日常茶飯事だが)とか、
漏れ自身でも「君が新人クンかね、フッフッフ」ととあるローファームで言われて「ああ、こんなもんなんだ」と
思うしかないと思ってるわけ。
妙な言い方になるけど、選挙民への対応を抜いたトリューニヒトと言ってる人もいたなあ。
本来なら対等のパートナーであるべきなのに、いつからこうなっちまったんだろうな、と。
もしくは日本では原初から対等のパートナーでないのかもしれないけど、それなら華族や公家と変わらんよ。
医者と税理士(もしくは会計士)と弁護士とはいいパートナーになっておけという言葉があって、
表面上では医者や税理士とはパートナーになれてるような気がするんだが、どうも弁護士とは遠く感じるよ。
381 :
名無しさん@6周年:2006/03/24(金) 07:35:26 ID:TvPxgggG0
>>368 > 福岡地裁と大阪高裁の裁判官はもともと原告の政治的信条に同情的だったのかあるいは
> 原告の怒りの矢面に立つのが怖かったかで職分を忘れて原告に肩入れした傍論を付加したと
> いったところだろう。
福岡地裁判決はあなたのような人の疑問に答えるために、
なぜ判断を示す必要があったのかまで判決に書いてるらしい。
大きく報道されたんだから、判決趣旨くらい踏まえてから批判を書いたらどうなのよ?
靖国判決の傍論云々は、再任拒否の理由にはされていないわけ
だが。井上支持派の人からすら、再任拒否の理由にされた
・判決理由があまりに不足している
・周囲からの再三の注意に対しても一切耳を傾けず、改善の意思
が皆無
ということへの弁護がまったく出てこない。
井上判事が実際にどういう仕事をしていたのかは、
知らないしあまり関心もない。
裁判官が傍論に自分の政治的意見を付け加えるのは
昔から問題とされているところで、井上判事独自の
見解というわけではないからな。
385 :
名無しさん@6周年:2006/03/24(金) 11:07:57 ID:7xoSVDld0
>>384 そうそう。ただ今までマスコミに向かってそういうことを言った裁判官がいなかったので
話題になったということなんだろうね。
>>383 不法行為の要件(故意・過失、権利侵害、損害、因果関係)を順番に検討していったら、
憲法判断に触れることにはなると思うけどね。
権利侵害は、違法性論に置き換えられてて、通説である我妻博士の「相関関係説」
(違法性は、被侵害利益の種類と侵害行為の態様との相関関係で決まる。被侵害
利益が強固であれば、侵害行為の不法性が小さくても違法性が認められるし、被侵
害利益が脆弱でも、侵害行為の不法性が強ければ、やはり違法性が認められる)で
判断されることになるのが実務なわけで。
これだと、参拝に違法性があるかどうかを判断するために、違憲かどうかの判断が必要
になる。
判決をもらう側からすれば、AとBとCの要件の有無について主張・立証を繰り返した挙句
のはてにもらう判決が「Cがないから駄目」とだけ書かれてるのでは、ちょっと納得いかん
し、上訴されたら上級審だって困る。AとBの要件についてどう判断してたか書いてなければ、
Cについて判断変えた場合に必ず差し戻さなきゃならなくなるし。「AとBはあったけどCがない
から駄目」という判決なら、そのあたりの問題は起こらんし。
387 :
名無しさん@6周年:2006/03/24(金) 12:42:12 ID:TvPxgggG0
>>383 結論のところを読んでみな。自分で引用したソースくらい読めよ。
575で判決書けるくらいすごい裁判官だったのかな?
このちかん
しんようできず
これむざい
389 :
名無しさん@6周年:
>>386 憲法判断が傍論ではないという主張は今意味を持たないと思うんだけど。