【医療】“やりたい放題”の米国製薬業界を告発…税金による研究成果を独占的に活用

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1諸君、私はニュースが好きだφ ★:2006/03/14(火) 17:59:00 ID:???0
 書名と副題から、おおよそ内容の見当はつく。しかしこの本にはそれを
上回る迫力がある。なかでも驚くのは、著者が告発する米国の巨大製薬
企業(ビッグ・ファーマ)のやりたい放題のすさまじい利益追求の実態だ。
(中略)
 こうなったのは20年前、レーガン政権が誕生し、強力なビジネス推進
政策をとった年からだ。この年に製薬業は小さい善良な業界から巨大
産業に変身した。その後の20年間で売り上げは3倍にふくれ上がり、
年率12%の勢いで伸び続けている。
 なぜ米国の薬代は嵩(かさ)むのか。先進国中唯一、薬価規制がない
こともあって薬価はメーカーの思うままに吊り上げられるのに加え、薬の
使用量がどんどん増えたことによる。製薬会社は「薬の研究開発には
とてつもない費用がかかるから」と、薬価が高い理由を挙げるが、米国
では実際に新薬の研究開発を行っている製薬会社はそんなにはない。
 レーガン政策のおかげで、製薬会社は大学や、バイオ企業から買った
特許で排他的なライセンスを与えられるようになり、何も自ら研究を行う
必要はなくなったからだ。大学やベンチャービジネスの研究は米国国立
衛生研究所(NIH)の助成金、つまり税金を使って行われる。製薬会社は
税金による研究成果を独占的に活用して、利益を上げているのだ。
 「新薬の研究開発費が嵩む」という大義名分には、もうひとつの裏がある。
1998年からの5年間に米国では415個の新薬が承認されたが、そのうち
新規分子化合物で、市販されている薬より優れていると認められたのは
年平均12個しかなく、残りは既存の薬のバリエーションだった。製薬会社
は大金をかけて新薬を作っているのではなく、既存の薬の分子構造を
ちょっと変えて新薬の申請をし、その結果、20年間特許を延長してもうけて
いるのだ。
 こんなことをしていれば、製薬会社の利益が膨らむのは当然だ。昔から
収益性の高い産業第1位を続けてきたが、2002年には、フォーチュン500に
入っている製薬会社10社の利益合計が他の490社の利益合計を上回る、
という驚くべき結果になった。

(以下略、全文はソース元でご確認ください)
ソース(日経BP) http://nikkeibp.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/424742i?from=rss
2名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 17:59:19 ID:wC84gEX80
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 17:59:42 ID:dSU8XTOZ0
         __,.-‐v‐、/^ン^ヽ
     ,. -一'´ ,fl〃リk'ニヽ、
    /   ,-、 '}jリ'^´  レ',ハヘ   
   '     ,」ハl|レ'    /,:仁テ,ハ、
       j厂リ'-、、   ッ一' ̄´ l
       ∠_−、>∠、       |
      ∠_ー 、ン´ ̄`ll     l
    r‐イ−、ン'´     リ    丿
   V/  / ぃ
     \/__ム〉
4名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 18:00:54 ID:6/el9zbo0
薬屋がボッタなのは日本も変わらんがな。
つか医療費増大の元凶はクスリ漬けだし
5諸君、私はニュースが好きだφ ★:2006/03/14(火) 18:02:13 ID:???0
日本はまたちょっと米国の製薬業界とは異なるとはいえ、
日本でも議論を喚起しそうな内容っすね。
6名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 18:14:12 ID:4we3VAWb0
umblleraの暗躍か
7名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 18:39:51 ID:qUFC0kyR0
はいはいUDUD
8名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 18:55:44 ID:EIvhy6xo0
こりゃえぐいな
9名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 18:58:01 ID:+j/y/+Z30
利権を追求する人たちにとっては理想的なモデルですね
10河豚 ◆8VRySYATiY :2006/03/14(火) 19:01:15 ID:+Tga98o+0
ガンやエイズの治療薬はいまだに完成しない件
11名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:03:08 ID:3rj7of360
アンブレラ製薬
12名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:04:17 ID:M0JMSCf40
アメリカの政界では製薬企業が強いと聞いてはいたがこれほどとは
日本もひどいがその上を逝ってるな
13名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:06:00 ID:+QSfl18D0
嫌なら買わなければいい
それだけのこと。
14名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:07:08 ID:Gffwb7Gr0
さ、日本の製薬界の腐敗ぶりを告発するのはお前らの仕事だぞ。

頑張れよ、輝ける2ちゃんねらたち!!
15名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:11:58 ID:RrhCZNHM0
近所の薬屋はバンバン潰れてるよ。
なんで?
16名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:15:49 ID:AtAOY/Dk0
それでもアメリカから薬を個人輸入すると安く買えるのは何故?
日本のほうが高くないか?
17名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 19:22:37 ID:qUFC0kyR0
バイアグラとかあの手の処方箋が必要な奴はボッタだよな。
だいたい、眼科だの小児科だのが何故バイアグラを処方するのか・・・
18名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 20:10:14 ID:HRE8nsm80
使う奴にたくさん払わせればいいんだよ。
19名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 20:14:42 ID:ZUsHtZzU0
日本もこうなっていくのかorz
すでに日本の政治かも経団連とかから政治献金漬けにされているしなぁ
20名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 09:51:16 ID:+IWTnEr7O
>>16
そう、日本の方が高い。つまり日本製薬企業の腐敗はアメリカの上を行っている。
製薬企業には厚労省官僚が天下りしまくりで、税金などでも優遇され空前の黒字。
国会で叩かれても「国際競争力のある薬物開発のため」と大臣自ら正当化。
国際競争力のある薬なんて全く開発できとらんだろ無能どもが!
21名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 09:55:11 ID:Xq+T5nYT0
>>4
不必要な高額延命治療もいれといて
22名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 09:59:48 ID:F52GCpyM0
>>21
しないと医者が逮捕されるので無理やり生かしております。
査定くるかもしれないし、できれば医師はやりたくないのだけど・・・
23名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 10:02:32 ID:Jj44cOI+0
UDの成果はどうなりますか
24名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 10:06:12 ID:Pd5kfkT10
ステロイド漬けにされたアトピー患者は悲惨だったな。
25名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 11:28:55 ID:LK5Fxh8z0
しかし高いはずのアメリカの薬を個人輸入してまで
手に入れようとする日本人。

日本の医薬界はどんだけボッタクっているんだろうな。
26名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 13:11:52 ID:dNyGjG6i0
これは非常に大きな問題なんだけど、100までいきそうにもないな
さすが2ch
27名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 13:43:24 ID:b6BGbaX80
よくわからない話題だからだろ
UDもCPUタイム提供して米国の特許取得を助けてるようなものだからな
28名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 14:25:41 ID:qNffimDK0
研究サイドの人間からしたら、複雑な感情だろうな。
自分のやってるプロジェクトで実際の薬になる可能性は、ほとんどない。
けど、それなりに高給だから止める理由にもならない。

一方で、周辺特許やら考えや技術は発展していく。
それらを使ったからどうだというわけでもなく、香具師の世界。

一度は死んだ抗体医療が復活してくる理由も分かるよ
29名無しさん@6周年:2006/03/15(水) 15:14:30 ID:F/TGral90
笑い男のなんとかワクチン思い出した
30名無しさん@6周年:2006/03/16(木) 12:24:18 ID:8XQ8+l990
米国で規制されても”規制緩和”の日本で本国で儲け損ねた分を取り返すんだろうな。
DTC広告も米国でも規制されはじめているのに日本はこれから大流行。
これからTVはサラ金のCMの代わりに、薬のCMばっかりになりそう。
ま、結局大多数の日本人は薬屋の支払いの為にサラ金まみれになる運命、あまり変わらんか。
31名無しさん@6周年
>>28
医薬業界は基本特許だけが重要だ。
基本特許の法律的な運用で、
応用特許は1円にもならない。