テニスの4大大会、ウィンブルドン選手権を主催するオールイングランド・クラブが
ポロ・ラルフ・ローレンと提携してオフィシャルグッズ商戦に乗り出すことになった。
5年間のパートナーシップ契約を結び、審判用ユニホームも130年近く守ってきた
デザインを一新して今年からポロ・ラルフ・ローレンがデザインを担当する。ファン
には見どころの多い大会になりそうだ。
ウィンブルドンのロゴ入りグッズは近年、海外で人気を呼んでいる。その中でも日本
は売り上げ計5000万ポンド(約100億円)のうち3分の1を占めているというだけに
ポロ・ラルフ・ローレンとの提携商戦は日本のファンにも注目だ。
2004年のグッズでは「ウィンブルドン・シューズ」が日本で30万足も売れたという。
最近は中国にもウィンブルドンの専属店が20店舗もオープンし、アジアでテニス人気
の高まりとともに巨大テニス商品市場の台頭を予感させている。
一方、ウィンブルドン選手権では現在、審判員335人、ボールボーイとボールガール
計220人が試合を支えている。ユニホームは伝統的に緑色のジャケットやベージュ色
のスラックスといったデザインで、近年は大会役員のようなイメージが「やぼったい」
との不評を招いていた。
英紙タイムズによると、ある女性審判が選手権の会場に向かう途中、スーパー
マーケットに立ち寄ったところ、買い物客に店員と間違われ、「ソーセージはどこに
あるのか」と真顔で尋ねられたという。そうした不評に配慮してデザイン一新となった
とみられる。
選手権ではロシアのシャラポワ選手らのように華麗なコスチュームで戦う選手が
増える一方、審判員らも負けていられないという思いもうかがえる。今夏の大会では
世界のトップ選手と審判員らとの「衣装対決」も話題になりそうだ。
(以下略、全文はソース元でご確認ください)
ソース(FujiSankei Business-i)
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200603140001a.nwc 写真(やぼったいと不評の英ウィンブルドン審判員らのユニホームが
130年ぶりに一新される)
http://www.business-i.jp/news/world-page/news/200603140001a1.jpg