【日銀】中立金利は2%台、水野委員がゼロ%解除で理論武装

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1バッファロー吾郎φ ★
★中立金利は2%台、水野委員がゼロ%解除で理論武装

  3月14日(ブルームバーグ):「潜在成長率を幅を持って考えると1.5%から2%。
それに対して0%から若干プラスのインフレ率が望ましいとすれば、2%台の政策金利は
中長期的に見れば十分正しいということになる。そういう意味では、今の政策は非常に緩和的だ」――。
日銀の水野温氏審議委員が13日、大津市で講演と会見を行った。9日に量的緩和政策の解除に
踏み切った日銀。次の焦点であるゼロ金利の解除に向けた理論武装で、水野委員が先陣を切った。

  「消費者物価(除く生鮮食品)の前年比上昇率が緩やかなものにとどまるならば、
国内経済の過熱感や資産価格の行き過ぎた上昇の予防的措置として政策金利を引き上げることは、
政府や市場参加者の理解を得られにくい」(講演)。だからゼロ金利解除は難しい、と受け取ると、
講演全体の文脈を読み誤る。これを一般的な命題だとすれば、水野委員は反証材料として
4つの論点を提示する。

  まずは、冒頭にもある中立金利。日銀は9日公表した「金融調節方針の変更について」の中で、
「先行きの金融政策運営としては、無担保コールレートを概ねゼロ%とする期間を経た後、
経済・物価情勢の変化に応じて、徐々に調整を行うことになる」と指摘した。
経済、物価情勢に見合った金利水準、いわゆる中立的な金利水準については、
福井俊彦総裁も最近、たびたび言及している。

Bloomberg http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=71000003&sid=auBcMYG3Yrxc

記事の続きは>>2-7あたりに

関連スレ
【コラム】日銀、量的緩和解除は前哨戦、本当の戦いはゼロ金利の解除
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1141948338/
【ゼロ金利解除】中期金利に上げ圧力 5年債、5年半ぶり高水準
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1142290067/
2バッファロー吾郎φ ★:2006/03/14(火) 10:06:17 ID:???0
>>1の続き

◆中立金利は最低1.5%、最大4%

  中立的な金利とは、潜在成長率にほぼ等しい「均衡実質金利」と「望ましいインフレ率」を
合わせたもので、景気刺激的でもなく、抑制的でもない水準。潜在成長率は「03−06年度と
平均2%程度の成長をしそうだと考えると1.5%くらい。幅を持って考えると1.5−2%」というのが
水野委員の見方。日銀は9日、中長期的な物価安定の理解として「0―2%程度」というレンジを
公表しており、これを考え合わせると、中立金利は最低でも1.5%、最大4%になる。
  漸進的にせよ、その方向に向けて金利を引き上げる必要がある、というのが第1の論点。
次の論点は名目金利から期待インフレ率を引いた実質金利。06年度0.5%という日銀の物価見通しが
正しければ、既にマイナスだ。「これがあまりに下がると、資産価格に対してあまりにフレンドリーな
状況になってしまうかもしれない。そういうことを考えながら政策運営すべきではないか」。
  第3の論点は、最大損失の最小化を目指す政策アプローチ。中央銀行は「主観的な確率分布を
イメージして政策を運営するのではなく、最悪の結果だけは回避するような政策運営するという
考え方」(水野委員)だ。日銀が9日公表した「2つの柱に基づく経済・物価情勢の点検」の
第2の柱に近い考え方で、バブル発生のリスクがあれば、そのリスクを最小化するような政策運営を言う。

続く
3バッファロー吾郎φ ★:2006/03/14(火) 10:06:27 ID:???0
>>2の続き

◆ゼロ解除の理論武装は着々と

  そして第4の論点が、「将来の景気減速局面で機動的に対応できるマクロ経済政策として
金融政策を位置付けるのであれば不可欠」と水野委員が言う「政策金利の糊(のり)しろ」。
これをあまり強調すると、日銀は自分の庭先だけきれいにしようとしている、という非難が必ず起こる。
水野委員の講演録を読んだみずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストも
「本末転倒」と批判する。
  あえて同委員の心中を察すれば、批判は覚悟の問題提起といったところだろうか。
「『日本の財政は深刻なので金融政策は一定の配慮をすべき』という主張は理解するが、
一定以上の理解を示し過ぎると金融規律のない世界になる。長期金利にリスクプレミアムが乗り、
景気に悪影響を与える可能性がある。景気判断に自信があれば、それに対し非常に素直に
政策を決めていきたい。それだけの気持ちで書いた」。水野委員は「糊しろ」の真意を問われ、
こうも言っている。
  「量的緩和解除をめぐる政府要人の発言を聞いていると、日銀が考えている以上に
いろいろなことを期待されている印象があるが、若干懸念がある」。つまり、日銀バッシングという
売り言葉に、日銀が買い言葉で応えれば、「政策金利の糊しろ」の議論に行き着く、というわけだ。
4番目の論点については議論の余地があるが、少なくとも最初の3つの論点については、
日銀内で合意ができつつある。ゼロ金利解除に向けた理論武装は着々と進んでいる、
と見てよさそうだ。

以上
4名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 10:09:47 ID:2Yhs4IOO0
難しくて解からん

以上
5河豚 ◆8VRySYATiY :2006/03/14(火) 10:24:06 ID:+Tga98o+0
国は企業に儲けさせることより
安心して子育て出来る社会を作ること考えろや。
バランス感覚がくるっとるワ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
       ,,,___ソ  今の日本は、金は国家の血液というより、
      (。・ /    牛の乳って感じだな。搾り取るだけ絞って、
      " ゛    使えなくなったら屠殺場へ、GO。
    <≒彡      肉骨粉たっぷり食わせて、ヘタリになろうが無問題。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
6名無しさん@6周年:2006/03/14(火) 10:30:05 ID:tpVfHlAp0
これだと住宅ローンはスタートで5%位か?
7名無しさん@6周年
固定金利の住宅ローンなら
政策金利より長期国債の買い切りオペレーション
と景気によるだろうな
長期国債の買い切りオペレーション(月12000億円)が停止になって
なおかつ景気過熱気味だったら5%じゃすまないかも