【話題】米国の人種問題 毎日新聞記者が白人至上主義団体「KKK」の分派を訪ねる

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1ちゃふーφ ★
 米国の人種問題を取材するため、ケンタッキー州の山奥に、白人至上主義団体
「クー・クラックス・クラン(KKK)」の分派である「インペリアル・クランズ・オブ・アメ
リカ(IKA)」の本部を訪ねた。

 小屋の中心の椅子に座るよう指示される。KKK装束や軍服の男たち13人が銃
を持って取り囲む。一人が私をビデオカメラで撮影している。あまりの物々しさに
「これから裁判を受けるみたいですね」と言うと、張り詰めていた空気が少し緩んだ。
私より彼らのほうが緊張していたらしい。後で分かったことだが、初めて外国人を
見たというメンバーもいた。

 彼らは競争社会でもがいてきた。より低賃金で働く不法移民に職を奪われたり、
マイノリティー優遇政策の結果、希望の職につけなかった。「3回以上レイオフ
(一時帰休)された経験がある人は?」と問うと、ほぼ全員が手を挙げた。
「キリスト教徒でないやつは人間ではない」「黒人は遺伝的に劣っている」。
不快な発言を連発するが、怖くはなかった。

 米国でネオナチ、KKKなどの白人至上主義団体が増えているのは、ヒスパニック
系移民の大量流入が契機となり、白人人口の割合が低下するなど、人種構成比率
の変化が起きたことが背景にある。

 だが、最も深刻な問題は「差別はなくなった。経済格差があるだけだ」と堂々と主張
する白人が出てきたことにあると思う。大きな鉄門と壁で囲われた安全な居住地に住み、
メキシコ人のお手伝いさんに家事をさせているが、マイノリティーが住む都市部で犯罪
が多発し、公立学校が荒廃しても関係ないと考える。
(以下は省略しました。ソースを参照してください)

ソース(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/