【政治】 "日本の安全vs人権" 外国人指紋採取、「なんで不愉快なのかわからないね」…石原都知事★4

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426名無しさん@6周年
2009年の冬のこと

陰残な殺人事件が起こった。
警察関係者は、現場に残された犯人のものと思われる指紋が多数みつかり
狂気乱舞した。というのも、
指紋に注意するようになった犯人が多くなり
指紋総押捺システムが発足した当初は検挙率が画期的に上がったのだが、
最近は、かえって検挙率が低下していたからであった。

ところが、楽勝と思われた犯人逮捕が、思わぬ方向にむかう事になる。
なんと、採取された指紋は既に3年も前に死亡した人間のものであった。

担当刑事たちは、犯人の死んだ病院や墓まで特定して調べたが
やはり、3年前に荼毘にふされていた。

あらゆる可能性を検討した結果、医師が発行する死亡診断書や自治体が発行する
火葬許可証に死亡した人間の指紋を記載する場所がないことに気がついた。
そこで、死亡した場合にも指紋を押捺させるようにしたものの、死亡した人間の
名前を特定して死亡診断書に署名しなければならない医師たちはや、同じ考えを
もつ地方自治体が、
指紋照会システムの閲覧を要求するという事態に発展した。
セキュリティの厳守を標榜する政府と警察は難色を示したが、結局
これを認めようとしたが、野党などが国民のプライバシーの漏洩が
高まるとして強硬に反発する事態になった。
早くも、指紋押捺システムの不備が指摘されるということになった。

ちなみに、死亡したとされるのに、その三年後に殺人を犯した犯人は
システム上、被疑者死亡でも起訴するわけには行かず逮捕状も執行されず
じまいだという。
担当刑事たちは、墓をほりかえす許可をその所管自治体に申請中という。