【医療過誤】帝王切開ミスで女性死亡 医師地検に送致 供述の細部二転三転 胎盤癒着の執刀経験なし 福島県立大野病院[02/20]
>>803 いや、国民は小児科の激務に就いては、多分憂慮していると思うよ。
しかし医師の悲鳴は聞こえるが、最高学歴を持ったあなた方が、
ただ悲鳴を上げているのは、納得がいかない。
807 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:27:05 ID:SgnGT+dL0
>>794 小児科医療が充分に提供されなくてはいけない
産婦人科医療が充分に提供されなくてはいけない
この辺は利用者の要望であり、ある部分は国家なり自治体なりの意思でも
あるよね。
医療サービスがまったく提供されなくていい、と思っている人はそう多くないし
小児・産科領域はやはり不可欠なものだ、と思っている人が多数派だろう。
(もちろん、どの水準のサービスが妥当か、という議論はある)
ところで、この国では国民皆保険制度下に、全ての国民が等しくある水準以上の
医療を個人負担の面では安価に受けられる体制をとっている。
また医療サービス全体を国による統制経済下に置くことで、全体のコストとしても
極めて安価に、また良質の医療を、広く一般にいきわたらせることに成功した。
さて、この制度を維持してきたのは末端の労働に従事し、サービス提供を
行ってきた医師をはじめとする医療従事者たちだった。
基本的に日本の病院、特に基幹施設は慢性的な人手不足にあえいでおり、
その為に医師の過剰労働が常態化していたが、医師の士気の高さと(いってしまえば
将来の待遇や社会的地位の高さといった見栄)に釣られてそんな労働条件でも
現場は維持されていた。
医療費を抑制したい厚生労働省によって、医師数の抑制が行われ、実数は
ともかく実態労働力としての医者が減少してきているところに、無理筋な訴訟で
忙殺されたり、新研修制度による医局制度の崩壊など人材の適正配分が
行われなくなったことで、末端の医療機関は慢性的な人手不足が急性増悪を
起こし、診療機能を喪失して次々に診療科の閉鎖や規模の縮小を余儀なくされている。
さて。
小児科に限らない話だが、医師の激務を解決するのは、誰にとって一番問題になるんだろうね?
医者?看護師?国?…それとも、利用者である国民?
>>806 医者が最高学歴持ってるとはとても思えないけど。
少なくとも、社会を動かす力についての教養はむしろ劣るでしょう。
忙しくて専門馬鹿ですから。
町工場が持つ高度技術が滅びつつあるから町工場の職人なんとか社会に働きかけろ
といってるのと同じかと。
>>804 すいません、性格悪いものですから。
>>805 いや、少しでも改善して欲しいだけです。僕に成れとは言いませんよ。
激務の小児科や僻地や無医村には行きたがらない、でも都市部とかは医者余り、
もちろん慈善事業ではないのは分かるが、国民の信頼と支持を失うのには、充分な現状も認識してくださいね。
それと、当事者が何いっても我が身かわいさの主張と取られてきたのが
これまでの流れじゃない?公立病院の医師が何騒いでも赤字だろで終わりだったよな。
この手のスレでも給与平均より高いのに何抜かしてるという意見多い。
これは2chだけじゃなくて現実社会でも言われるのね。
それじゃあ黒字で楽なところ(いいとこどりしている)民間いくべ、になるわな。
811 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:31:33 ID:SgnGT+dL0
>>802 要約すると
医者が激務で潰れてしまったり、低いモチベーションで逃げ出すような
連中ばかりなのは困るから、ここ(2ちゃんねる)で「医者はもっと責任感を持て
激務を自力で改善しろ。こんな労働環境を放置してることに問題意識を持て」
と主張することにする。ただし私は何もしない。
でOK?
>>806 嫌らしい言い方だね。
>君みたいなふんぞり返った、自分を上に見る考え方の人が
人を持ち上げてる風を装って、上からモノを言ってるのはあんたの方だろ。
813 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:35:36 ID:SgnGT+dL0
>>809 なんで都市部で医者が余って、僻地や無医村に医者がいないか。
それを解決するのは本質的には誰の責任なのか。
昔(と言ってもほんの数年前)は維持できていた僻地の医療機関が
なぜここに来て急に閉鎖したり縮小したりしてるのか。
それは医者が激務を厭うたからなのか。
口が悪いのは構わないが、頭が悪いのは色々損だと思う。
>>807 丁寧なレス有難う御座います。
よく分かりますが、そこまで政治家というか財務省というか、そいつらにつけ込まれてしまったのも
医者にも原因があるのではないでしょうか?国民が支持しなければおいそれと医師の診療報酬を
下げたり出来ないでしょう。消費税に反対するのと同じように反対してくれて、少なくとも今のような
あなたの仰るところの、追い詰められた状況にはならなかったはずです。
国民にとって医者は大事ですが、だからといって言うことを聞くものでもないです。
国民は自分達にとって医者が大事だから、医者の言うとおり、望みどおりに動こうなどとは、
決して思っていませんし、そんな考え方の医者がいるなどとも思っていません。
>>809 俺はここまで来たら、行くところまでいってなにが間違っていたのかわかって欲しいと
思っている。正直まともな精神状態じゃないし人間としても腐ってるよ。
でも、天は自らを助くる者を助く。ここまで来て医者動けと言われた日には脱力です。
具体的に政治力がなくてもいいのよ。世論はそれなりの力を持つ。
マスゴミに誘導されないしっかりとした世論を作ってくれ。
>ただし私は何もしない。
ワロタ。 見事な要約です。
817 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:38:59 ID:4em9HIew0
都市部も医者が余ってるわけでもない。
高齢化社会だから、医療ニーズは年々、高まってる。
需要は増えてるのに、公定価格で医療費総額は減額されてる。
訴訟危険率は激増。労働負荷激増。収入はマイナス続き。
民事だけならまだしも、刑事訴追されるような状態で
モチベーションが維持するには、宗教のような信仰心をもたないと無理。
>>816 少なくとも医療事故として取り上げられたのに、ひたすら嘆き、もうさじをなげると恫喝する医師たちに
腹が立ったのです。
実体験で話してる医者(多分)と
空想で物を言ってる42tP/lNY0と
議論が噛み合う訳も無いな。
私は、自分では何もしないのに偉そうな御託を並べる42tP/lNY0に
不快を感じましたよ。
>>808 理系の人は口下手が多いんでしょうか。職人気質なんでしょうか。
しかし印象ですが、少し前、20年位前は、医師会といえば強烈な
圧力団体、政治かもひれ伏すようなイメージがあったのですが、それは間違いだったのでしょうか?
822 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:42:49 ID:4em9HIew0
大戦末期の帝国陸軍状態ですな。
皇軍兵士としての、根性がない。
神州不滅を信じて、最後の一兵まで戦えと
兵糧・弾薬・兵員を補給もせずに
インパールで壊滅寸前の部隊に
打電しているようなもん。
823 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:43:44 ID:riPAzlSo0
小児科産科は概ね真面目で純粋な連中が多い。
子供の治療以外にも親のメンタル的なケアが必要でありいっぺんに2人の患者を診てるようなものだから精神的な負担は3倍4倍となる。
癌なんかである程度あきらめのつく成人ならまだしも小児科はそんな訳にはいかない。
謝礼なども期待できず当人の使命感やプライドでがんばっている医者も多い。
元来真面目であるから例え学会の権威でもけっこう口下手で損をしているし
自分の功績をひけらかしたりすることもなく現場で地道にやってる者も多い。
つまりは小児科産科医が以前から「パトラッシュ、僕もう眠いんだ」と言っているにもかかわらず
能書き垂れで働かなくて釣りばかりしているスナフキンの講釈ばかり聞いているからこういう事になる。
一番の悪はスナフキンです。福島県警さん阿武隈川で釣りしてるから早くターイホしてください。
>>822 いや、二等兵はベンツとか子供を私学に行かせたり、暇があればゴルフとか、
看護婦に手を出したりとか、絶対出来ないと思うんですが、この認識のずれは何なんでしょうね。
>>823 医師会が小児科医のために立ち上がって、そこに何の見返りも求めない、医師とその子供達のことを
考えているという真実を見出せば、いやでも医師会は国民の支持を得ると思いますよ。
そうなれば、医師の待遇もよくなるのでは。。
これは馬鹿の夢想でしょうか。
825 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:49:13 ID:4em9HIew0
>>824 愛車は96年型のカローラですがなにか?
826 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:50:02 ID:4WlqJ9aU0
まーでも手術ってのも難しい問題だからな。
常にある程度の数は手術をこなさなきゃ腕が鈍るだろうし、
かと言ってあんまり働きすぎるとミスが増えるし。
で、ミスが会社の儲けやら自分の給料やらに跳ね返るだけならまだしも、
患者の命に関わってくるわけだ。
手術専門医みたいなのを作って、その身分を法律でガチガチに保護したりするのがいいのかな。
ああ、でもそれだとストレスで潰れるか。
やっぱ全自動手術ロボットの開発が急がれるな。
828 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:53:20 ID:4em9HIew0
愚民が多いようだが、これだけは断言できる。
今後、日本の平均医療レベルは壊滅的に下がる。
誰もが、いつでも、どこでも、安価に値段を気にせず、
ほぼ世界最高水準の医療が受けられた時代は終わる。
ある特別の人間だけが、医療を受ける時代になる。
829 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:55:59 ID:SgnGT+dL0
>>814 有体に言えば、この国は、公的な医療サービスを縮小しようとしています。
全てはその流れの中で起きていることで、病院単位で言えば激務科や不採算科の
撤退消滅、個人単位で言えば
【医療】新規の小児科医半減?〜日本小児科学会調査 (02/21/2006)
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1140531278/ のような忌避傾向はそうした流れのなかで、もっとも負荷の大きい部分がまず
最初に崩壊して言っている、という話に過ぎません。
もともとが官営医療なんですから、財務省・厚生労働省につけこまれるも何も
彼らの手のひらの上で商売をしていた、というのが日本の医療です。
約20年前、平均寿命が男女とも70歳を大幅に超えるようになり、周産期死亡も
「先進国並み」になったときには皆保険制度を導入し官営医療を推し進めた
戦後の官僚たちの希望(安価で、効率よく、水準の高い医療を)はどうにか
かなえられたといっていい状況でした。
しかし、成功したシステムにも綻びは出てくるものです。
830 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 11:58:01 ID:SgnGT+dL0
>>829続き
その綻びの最大のものが長寿化による医療構造の変化でした。
抑制できるだけ抑制していたコストも、あまりに医療の質が良すぎた
(人が死ににくくなった)ためにそれまでと比べれば膨大なものとなる
懸念を生じました。(それでも諸外国の水準より下なんですが…)
そこで、20年前の第一回医療法改正で厚生労働省は医療サービスの「上限」を設けることにしました。
それまでは原則自由だった開業を、地域ごとに規定の病床数などの
枠組みを設けることで制限し、医療の一層の規制産業化を進めたのです。
続いて、2〜4回までの医療法改正で、医療圏の設定、高次医療機関の
認定などを通し、「もっと少ない病院数で今より効率よく」を推し進めたのです。
つまりその時点で充分な成果は上がっているが(国から見て)冗長なシステムを、
ダウンサイジングしようとしたのです。
繰り返しますが、日本の医療は既に充分諸外国以上にコスト面でも人材面でも
効率よく機能していましたが、現場に「カイゼン」を求めるごとく、とにかくもっと
コストも人間も減らせ、という圧力が終始かかり続けたのです。
831 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 12:15:52 ID:SgnGT+dL0
>>830読み返すと「のです」「のです」の悪文だなぁ。つづき
その20年間、医療は進歩を続けました。
高度な医療、というのは機械や薬品があれば実現できるものではありません。
充分な知識や技量を持ったスタッフが、充分な数揃っていてはじめて可能に
なるものです。
一方では「効率化」の元に制限が進められ、しかし、現実の医療は高度化が
進むことでマンパワーが必要になってくる…そんな矛盾が進んだ20年間でした。
そして、現在に至ります。
決定的なトリガーになったのは研修医に2年間の臨床研修を義務付け、
大学医局以外への就職を強く促した新臨床研修制度であることは確かでしょう。
僻地医療や人材の再配置を適正に、ということについてなら、この研修制度は
明らかに失策であった、と思います。
なぜなら、サッカーにおけるボスマン協定のごとく、労働力としての医者の
移動の自由を後押しすることで、需要の多い、採算の合いやすい地域・診療分野に
多くの人材が流れ、言ってみれば人材の市場原理が強く働くようになるからです。
官営産業の部分的な市場化、特に一方的な供給側の効率化はサービスの
低下と表裏に近い関係にあります。郵便局の統廃合などを想像していただけると
理解できるでしょう。
832 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 12:19:12 ID:SgnGT+dL0
>>831さいご
しかし、僻地やの病院を廃止し、医療の集約化、コンパクト化を図りたい
厚生労働省の本音からすれば、これは見事な手際だったと言わざるを
得ません。
一見医者の自由意志によって、「前線逃亡」が起こったかのように見えるの
ですが、実際はそれまで医局命令などの形で半ば強制されていた(それでも
短期間だったり、その後の待遇改善があったから従っていた)箍が外れた
だけのことです。とにもかくにも厚生労働省は手を汚さずに済みそうな雲行きです。
長くなりましたが、こうした「公的医療縮小」の強い意志を持った厚生労働省の
向きを変えることができるのは、誰でしょうか。直接には法案を採決する
立場にある政治家であり、間接的にはそれを選ぶ有権者であろう、と思います。
また、利用者の声、世論の力も重要でしょう。
そしてその声は自治体病院であれば設置主体、それ以外の病院でも末端の
労働者ではなく、経営陣、首脳陣に対して要求されるべきことであろうと思います。
医療者は制度が(つまり国民が)望む範囲での医療しか提供できません。
医者に向かって「お前たちの病院が潰れてなくなると困るから声を上げろ」
というのは同じような保護産業である航空業界に例えれば東京−小樽便が
廃止されそうなときにパイロットに向かって「なんとかしろ」というのと同じくらい
筋違いで、医者を何か万能な存在と勘違いされた意見と思います。
>>824 何かといえばベンツだな。馬鹿の一つ覚え。
実際の医者、特に勤務医を見ていない証拠だな。
前にも書いたけど、医師会は医者全体の代表とはとても言えない。
開業医の利益代弁も行っているために信頼を失っている面もある。
だから以下は厳しいだろう。
>真実を見出せば、いやでも医師会は国民の支持を得ると
医師会を医師集団に置き換えても、マスコミの煽りの方を信じる
国民に何を言えと?というかめいっぱい(医師会も含め)アピールしてますが・・・
取り上げられないだけ・・・・・
>>828 間違いなく1度はそうなるだろうな。
そうなってからあと良くなればいいのだが、それは夢の見過ぎというものなのでしょうね。
復活するとしても40年50年後かな。
で、有権者の意見は
・医者は金もらいすぎ
・医者のモラルが落ちた
・もっと質のよい医療を
・医者の責任をもっと重く
>>831 >医者の 移動の自由を後押しすることで、需要の多い、採算の合いやすい地域・診療分野に
>多くの人材が流れ、言ってみれば人材の市場原理が強く働くようになるからです。
それは確かに大きいね。
国は自ら奴隷を解放し、奴隷がいなくなってあわてていると言うことかな。
奴隷がいなくてもいいじゃないと思っているフシもありますが>国
836 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 12:30:23 ID:ZWMas1dU0
>>835 貧乏人が死ぬだけと思ってるだろうからな〜
↑イパーン人の皆様に、念押し。
貧乏人が死ぬだけだからいい、と思っているのは、
国であり、為政者だからね。
医者はそんなこと思ってないよ。
マスコミは、医者のせいにしようと情報操作。
誰と誰が結託してずるいこと考えているのか、
ちゃんと見抜いてくださいよ。自分たちの生活のために。
838 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 12:53:43 ID:hKJbLVUI0
> SgnGT+dL0
えーと、つまり軽量を繰り返した結果たった一つだけの傑作ミニ四駆が壊れてしまいました。
もうかわりはありませんってこと?
839 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 13:04:35 ID:o1OnzouD0
88歳男性が肺炎で緊急入院しても助けられなければ酸素吸入がなんたらで
訴えられる世の中
840 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 13:13:11 ID:o1OnzouD0
もうすぐ「足りぬ足りぬは工夫が足りぬ」とか言い出したりして
夢があれば、プライスレスな喜びがあれば、収入が少なくても人間はがんばれるもんだよ。
そういうものがまったく無くなったから、今の小児科志望者の減少という現象になっている。
収入を上げてやることは簡単だが(それすらしないが)、そうした夢を与えてやることなんて
一朝一夕にできることじゃない。
一度崩壊したものを再び取り戻すのは、たぶん、最初の時より難しいよ。
842 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 13:53:58 ID:SgnGT+dL0
>>838 そゆこと。
ミニ四駆とちごて、一から作り直せるもんでもないですが。
生き物と同じで社会システムも変容し続けるのは当然ですが、
スクラップアンドビルドなのかスクラップにするだけなのか。
精緻な工芸品のような見事なシステムをスクラップしようとしていることさえ
気が付いてない人があまりに多いのはしかたのないことなんでしょうか。
>>835 奴隷がいなくてもいい、と思ってるんだと思いますよ。
病院が潰れれば、長期的に見て医療の需要を減らせます。
(供給の間違いではないです)
その結果健康水準の低下が起ころうが、結果が出るのは50年後ですから、
今の官僚様が責任を問われるわけではありません。
多分、「生活習慣の欧米化による〜」「医療従事者の質の低下によるミスの多発が〜」
あたりが犯人にされるでしょうか。
843 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 16:09:19 ID:Kibqr1wC0
気の毒な医師だなぁ〜
拘置所(代用監獄かも)は寒いだろうなぁ〜
844 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 17:19:03 ID:iaBHBUNF0
2006年02月21日 福島民友
●手順判断で食い違い
大熊町の県立大野病院で一昨年12月に産婦人科医が帝王切開
した女性を死亡させた医療過誤事件で、業務上過失致死と医師法
違反の疑いで富岡署に逮捕された執刀医の加藤克彦容疑者(38)
=同町下野上字清水422ノ22=は、手術の仕方が適正だったか
など、一連の手術手順の判断で、同署側との食い違いを示唆して
いることが20日、分かった。接見した弁護士が明らかにした。
845 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 18:27:20 ID:U8C0pGB4O
>844
警察官は脳みそも筋肉だからな。
IQ80程度しかないくせに、さらに厄介なのは、公務員特有の傲慢的・閉鎖的・排他的思考回路。
そんな奴らに、医学的判断を説明し納得させるのは事実上不可能だろうね。
846 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 18:35:11 ID:SgnGT+dL0
>>845 やっぱり
>>677な世界なんかね。
僅かでも癒着を疑っていたのなら
>>681のセットアップじゃ不十分で、
超大量出血に備えられるよう、MAP100UにFFP50U、PC50Uくらい準備して
産科医もあと一人呼んできて、麻酔科医を張り付かせておくべきだった、
ということ?
警官に手術の手順の判断が出来る訳ないじゃない。
頭の良し悪しの問題じゃないよ。正確に記録して専門家に聞きに行かないと・・・。
あぁそういう判断ができないから・・・。
>>846 全ての分娩にそれだけの準備をしなければならないってことか・・・?
無理だろ、こんなの。
>>848 ここまでやって不十分かもしれん、なら無理だよな。
最初から無理なことをする位なら、もうアレだ。
運を天に任せて神?仏?に祈る、加持祈祷に頼る方がマシな悪寒。
850 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 23:24:27 ID:8vz7X4FK0
加藤先生は、患者さんのことをよく見て、希望をよく聞いてくれるいい先生でした。
よく分かりませんが、うわさなのですが、この患者さんは、前回違う病院で出産のおりにも大変な思いをされ、二人目はだめだと言われていたのに、この病院で産んだということです。うわさなので、掲示するのは、あまりよくないとは思いますが。。。
この町には、もちろん小児の医療もしっかりしてません。子供が具合が悪いときは車で50分かけて大きな病院に行かなくてはなりません。田舎で、生活するということは、お店もないそして、医療もない。そんな町での、事件です。
来年度から産科がなくなるのではないか?不安です。なぜならば、めんどくさいものはなくしてしまえ!という県の病院局の対応なのだからです。
先生方、加藤先生の不当逮捕と同時に僻地医療についても考えてください。
はじめて投稿します。私は加藤医師と同じ福島県の病院で産婦人科医をやっております。
当然加藤医師とは大学で一緒に働いた仲であり、その彼が逮捕されることはまったくもって驚きであり、
悲しみです。彼は真面目で責任感が強い医師です。
そのことが返って自分で困難な症例に立ち向かわせてしまったのではないかと残念です。
今回の件で私が強く怒りを覚えるのは、何故刑事事件で彼が逮捕されなければならないのかということです。
彼を逮捕することが何を目的としているのでしょうか。彼は自分の医療事故を認めて、
遺族と示談交渉に入っていたと聞きます。その後も1年以上彼は同じ病院で医師として勤務していたわけであり、
今彼を逮捕しないと他の患者さんに被害が及ぶとでも言うのでしょうか。
ましてや今回の件は彼の判断ミスは認めるにしても(私はには医療ミスとは言い切れないと思うのですが)医師不足、
病院の体制、癒着胎盤という不運などが重なったものであり、
それを彼一人に責任を、ましてや民事でなく刑事で取らせる理由が理解できません。
852 :
名無しさん@6周年:2006/02/24(金) 23:27:51 ID:igmpIMwf0
>>850 それについて声を上げるのは医師ではありません。
あなたです。
今回彼は業務上過失致死および医師法違反で捕まりました。
医師法は異状死の警察への届出義務違反だそうです。
彼の勤務していた病院の内規では異状死の場合、院長が届け出るように決まっていたそうです。
ましてそのような事故が起こった際に当事者の医師が冷静に届を出せるでしょうか。
また福島県では私が知るだけでも過去数年で、全脊麻で一件、ラバコレ後の出血で一件、
股関節置換術中の出血で一件の死亡事故が起こっていますが、すべて刑事事件になったとは聞いてません。
今回の件と何の違いがあるのでしょうか。県警のお偉いさんに教えて欲しいものです。
例えば福島県ではIVH挿入時に誤って気胸を作ってしまった場合は過失障害で捕まるのでしょうか。
もうひとつ福島県の恥をご披露します。
逮捕翌日の地方紙の論説で「どのような事情があろうと医療ミスやその隠蔽は許されない云々」と署名入りで載っていました。
我々の常識からするとミス(医療ミスも含め)は起きるものであり、
重大な結果に到らないように対策を講じることが大切とされています。
県のオピニオンリーダーを自負する新聞がこのようなことを、医療ではミスはあってはならないと訴えているわけです。
それを一般の方が当たり前と思うなら、ここでは私は医療を出来なくなるでしょうし、
帝切を予定するたびに警察や検察に何かあったら捕まるのかお伺いを立てなければならなくなるのでしょうか。
個人的には本気で早期リタイヤもしくはバイト生活を考えています。
854 :
名無しさん@6周年:
真偽の程は知らんが、報告書(抜粋)がアプされてる。
ttp://www.dd.iij4u.or.jp/~ssd/oono/adherentplacenta.html これが事実なら、どんだけ頑張っても救命は難しいケースだと思う。
診療経過には止血操作などは省略されてるから、一般人が読んだら
「漫然と手術してる」とか「子宮摘出が遅い」と感じるかも知れないけど、
681の言うように、術者がやれるだけのことをやって出血を食い止めようと
する姿が目に浮かぶよ。僻地なのに追加発注したMAPが届くのに1時間15分
〜25分しか掛かってない。それでも助からなかったってことだよ。
帝切やるのに産科医一人と助手の外科医一人ってのは地方病院ではよくあるし、
麻酔科医がついてたっていうのは僻地では恵まれている。仮にこの手術に
産科専門医と麻酔科医がもう一人づつ入ってたら、もしかすると助かったかも
知れないけど、そんなマンパワーはこの国にはない。それでも20000ml
(全身の血が4回入れ替わっている計算)出たら、補液も輸血も間に合わないし、
凝固機能破綻してそこら中から血があふれて止まらなくなるよ。
こんな報告書が既に出てるなら、執刀医を逮捕拘禁する理由なんて皆無。
異常死届出の義務だって、執刀医ではなく病院にあるはずなのに、執刀医を
切り捨てた病院の体質も相当の物だと思う。この医師が気の毒でならないよ。