【社会】著作権者の承諾なしに作品をカタログに掲載 - 名古屋市美術館

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1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
名古屋市美術館(名古屋市中区)が、開催中の展覧会で販売しているカタログに、著作権者の
承諾を得ないまま日本画の大家・前田青邨らの作品の写真を掲載していたことが18日、わかった。
抗議を受けた同美術館は謝罪したが、「公立美術館の担当者が、著作権のことを知らないわけがない」
と、著作権者側はあきれている。

展覧会は3月26日まで開催中の特別展「『名古屋』の美術―これまでとこれから―」で、戦後に
東海3県で活躍した作家や、公募した中堅・若手の作品を展示している。
問題のカタログは、全出品作のカラー写真に作者の略歴などが付いたもので、1部2000円(税込み)で販売している。
承諾がないのに写真を掲載していたのは、前田青邨の作品「富貴花」と、名古屋市在住の著名な彫刻家のブロンズ像。
富貴花は同美術館が、ブロンズ像は愛知県美術館が所蔵しており、展覧会への出品は問題ないが、カタログなどに
写真掲載する場合は、著作権法で版権が作者か、没後50年間は著作権者に帰属するため、承諾がいるという。
しかし、前田作品については、著作権者に文書で通知を出したが、諾否の確認はしていなかった。
また、彫刻家には全く通知していなかった。そのため、開会前日の今月3日の内覧会で、彫刻家の家族が、カタログに
作品写真が掲載されているのに気づき、抗議した。

名古屋市美術館がミスを認めて謝罪したため、彫刻家側は事後承諾の形で販売を認めた。家族は「有料販売する
カタログへの掲載で、作者への許可申請を怠るのは横着としか言いようがない」と話している。
一方、前田作品の著作権管理を任されている弁護士事務所では「どういう形でカタログに掲載するのか、事前に
知らせるのがルールだ。承諾も得ずに、そのまま掲載するのはおかしい」と、同美術館の対応に驚いている。

これに対し、同美術館の神谷浩学芸課長は「青邨さん側には早急に連絡し、承諾をもらうつもりだ。
これまで、カタログ掲載などの承諾について、あいまいに対応していた例があり、今後はきちんと著作権法に
沿って処理するように改めたい」と話している。
(後略)
■全文は下記リンク先をご覧下さい■
>> YOMIURI ONLINE 2006/02/19[03:10] <<
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060219i401.htm
2名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 03:24:20 ID:MjGx25K60
おそめの4ぐらい
3名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 03:28:49 ID:u+mt7DDB0
著作権者横暴すぎ!死刑にしろ!
4名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 03:31:43 ID:HnaIhbflP
中国じゃあるまいし、著作権は大事にしなくちゃな。
5名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 03:42:12 ID:6pMFTnMl0
名古屋だぎゃ 大目に見てちょ
6名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:05:38 ID:XPB32eiW0
「洞窟の頼朝」は?
7名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:17:12 ID:MBxHXLHR0
あーあ、この画家終わったな。
権利の主張は当然なんだけどね。
でもカネのこと言い出したら「芸術家」じゃないんだよな。
本性がばれてしまった。
芸術的価値は転落するだろうね。
結局絵画本体の値が下がって、利益も減る。
権利の主張が裏目に出る。
せっかく美術館がバックアップしてやったのに。
最悪。

だいたい芸術としての絵画は本体の値段を画商なり収集家なりが決める。
画家は絵を手放したらあとは支援者に任せる。それで十分じゃないか。

これからは商業デザイナーとして生きていくんだな。
できるもんならね。
8名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:19:51 ID:/wAWc0e10
>>7
確かに、前田青邨は「終わってる」かもな w
9名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:21:47 ID:CCigPWI+0
>>3
君の書き込み投稿も、十分著作物だよ。
10名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:21:56 ID:tn1SMnAe0
もうどうあがいても第一線では頑張れない画家だしな
11名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:25:05 ID:/wAWc0e10
>>10
いや、前田青邨デザインのティーカップとか、WalkManとかが発売されるかもしれない。
楽しみ。
12名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:28:11 ID:xYFrRSEA0
>>7の心の中で、前田青邨はいつまでも生き続けているのであった…
13名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:35:01 ID:MBxHXLHR0
>>12
それが・・・全く記憶に残っていないのであった。
14名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:41:19 ID:IrdlJ+lj0
前田青邨という名前すら聞いたことないのに「芸術家」がどうのと
書いちゃったお茶目さんがいるスレはここですか?
15名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:43:38 ID:kL2xXWNE0
うん、終ってる終ってる。新作は期待できないしな。
16名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 04:53:42 ID:p0qO0tmd0
天国で「商業デザイナー」wwwwwwwww
17名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 05:12:59 ID:nVD1u3tA0
名古屋人ってモラル低いよ
まだ一年しか住んでないけどそう思う
18名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 06:01:52 ID:glxR+f1A0
一流の芸術家ならこんなことで文句言わないからなぁ。
著作権者が売れなくて必死だということがわかってしまった。
かえって作品の価値が下がるなこりゃ。
19名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 06:06:36 ID:6Q/K2Prj0
>>18
そうそう。俺も親が知り合いの某人間国宝の陶芸家さんに子供の頃、釜場で遊んでたら
要らんからって湯のみ貰ったんだけど亡くなってから親族が価値の確認に来たwまだ貰ってるんだろ?
とかね。当の亡くなった親父さんは国宝の意識ゼロで良い人やったわ。
20名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 06:11:44 ID:l+pvn42/0
「日本画の大家」なんて肩書きのやつは
ろくでなしか売国奴だろ?
21名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 06:35:29 ID:2PtB6Bpv0
>>7
カタログに文句を言うのは画家本人の意図ではなかっただろうけど、
でも今回の権利の主張によって、画家のイメージがボロボロになったのは確かかもね。
せっかくの名声が…
22名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:11:39 ID:p0qO0tmd0
あの〜バレバレですよゲラゲラ
23名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:13:42 ID:6cxDVwlU0
パンフレット程度ならいいんだけど、豪華カタログだと
まずいんだっけ?
たしか、前にも裁判沙汰になった例があったと思う。
24名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:14:45 ID:hziDc8cE0
金利手数料はジャスラック高田が負担いたします。
25名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:26:51 ID:A5U08L160
本来カタログ的存在は著作物ではないだろ。
なぜならば、作品そのものではなく、作品を扱うための検索やタイトルと
しての存在だからだ。
タイトル自体が、作品そのものの著作物ではないという判例はある。

著作権も範囲を限界までぎりぎり誇張しすぎている。
これは悪意のある著作権主張にしかすぎないだろ。

本来問うべき著作権とは、著作物の意図している主旨として有効な
機能や部分の主体が侵害されているのと問うものだろ。

写真の著作は、創作物としても微妙な位置にあることを誇張しすぎている。
創作情報がほぼ0に近い写真の権利を主張させうる法律も間違っているか
法律の解釈の判断も変である。
著作物とは明らかに創作が有効であるものを対象とし、

微妙な創作の著作権主張の行使は悪法の行使そのものである。

例をあげれば、言葉の著作である、単語ですらすべての言葉にも
著作物があることになっている、しかし通常使われるものであるから
著作権は無いとされている。
この世に明らかにない造語であれば、たとえ2文字、3文字の造語でも
言葉の造語自体を著作物として定義するのは可能である。
この著作権の異様な定義の延長の行使はふさがなければならなくはないか?
26名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:30:07 ID:6cxDVwlU0
2000円だと、画集と取られてもしょうがないかもな。
27名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:34:04 ID:A5U08L160
「波動砲」という造語は俺の著作物だから、かってに使うなと主張した
アニメ作家の名前を挙げたほうがいいかもなw

「波動砲」→たーいほーするぞーwっうぇっうぇうぇうぇwww
28名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 07:47:39 ID:A5U08L160
ttp://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/09/21/4702.html
これだな、

>氏は、「自分が描いたマンガの中で自分が苦労して編み出した言葉、いわば『創作造語』とでも言うべきものが簡単に盗用されてしまう」
29名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 08:05:15 ID:Z6qakwqM0
>>21
>>28

権利があることとそれを主張することは別なんだよね。
今回は画家の名声を高めようとして逆の結果をもたらしてしまった。
アニメの場合も、面倒な作者と思われたらもう相手にされなくなって、
売れなくなる可能性があるね。
30名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 08:07:50 ID:SORn5mMC0
>>25
1部2000円(税込み)で販売している。
31名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 08:35:34 ID:LCHk/9do0
いくら法律的に正しくても、全国の美術館から総スカンを喰らったらおしまいだね。
32名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 08:50:39 ID:u0a/ERfX0
>>1
>名古屋市美術館(名古屋市中区)が、開催中の展覧会で販売しているカタログに、著作権者の
>承諾を得ないまま日本画の大家・前田青邨らの作品の写真を掲載していたことが18日、わかった。
>抗議を受けた同美術館は謝罪したが、「公立美術館の担当者が、著作権のことを知らないわけがない」
>と、著作権者側はあきれている。

ニヤニヤ

(美術の著作物等の展示に伴う複製)
第四十七条  美術の著作物又は写真の著作物の原作品により、第二十五条に規定する権利を害する
ことなく、これらの著作物を公に展示する者は、観覧者のためにこれらの著作物の解説又は紹介をする
ことを目的とする小冊子にこれらの著作物を掲載することができる。

どうみても合法です。
ありがとうございました。
33名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 08:56:43 ID:6cxDVwlU0
http://www.translan.com/jucc/precedent-1998-02-20.html
↑ これ、その後どうなったんだろう?
地裁判決では、主催者の読売新聞社が負けてるんだけど。
34名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 09:07:36 ID:dfCMpqWj0
>>32
「小冊子」がある程度豪華で対価を取る場合には、独立した出版物と見なされる可能性がある。

もっとも、そうであろうがなかろうが、この場合、あんまりうるさいことを言わないほうがいいね。
今はできるだけ画家の知名度を上げるほうが、あとあと著作権者に有利だろうから。
35名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 09:12:09 ID:K1CL3r4Q0
名古屋ではよくあること
36名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 09:47:25 ID:Di+KgDMN0
>>25
本の表紙にも著作権を主張されて困る。
流通を阻害するだけだと思うんだが・・・。
37名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 15:07:49 ID:u0a/ERfX0
>>34
>「小冊子」がある程度豪華で対価を取る場合には、独立した出版物と見なされる可能性がある。
もはや「小冊子」と呼べなくなるくらい豪華ならともかく、「小冊子」である間は大丈夫。とはいえ、出
品作以外まで掲載するとまずいが、リンク先によると「問題のカタログは、全出品作のカラー写真に
作者の略歴などが付いたもので、1部2000円(税込み)で販売している。」という程度なので、全く
問題ない。

>今はできるだけ画家の知名度を上げるほうが、あとあと著作権者に有利だろうから。
リンク先によると「承諾がないのに写真を掲載していたのは、前田青邨の作品「富貴花」と、名古屋
市在住の著名な彫刻家のブロンズ像」ということで、今さら「できるだけ画家の知名度を上げる」必
要はなさそうだ。

「富貴花は同美術館が、ブロンズ像は愛知県美術館が所蔵しており、展覧会への出品は問題ない」
なので、カタログ掲載も問題は何もない。

作者側の弁護士や美術館の学芸員のコメントも間抜けだが、最低の馬鹿がこいつ。「著作権に詳し
い名古屋大学法学部の鈴木将文教授は「1989年に藤田嗣治の展覧会で同様の問題があり、訴訟
で著作権者側が勝利する形で和解している。美術品を扱う以上、著作権に関してはもっと注意を払う
べきだ」と指摘している。」。

馬鹿教授は、とっとと辞職しろ。
38名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 16:00:08 ID:mYxGccdt0
>>37
理論的にはその通りかもしれないが、裁判やったら全然違う結果が出るのが常。
たとえば条文では掲載可となっていても、「無断で」掲載していいとは書いてない。
2000円が小冊子として想定されていた範囲かも争われるだろう。
発行部数や古書店への流出の有無、また美術館側が流出を防止しようと努力しているかどうかも争われる。

条文ってのは様々な仮定や成立条件がすべてカットされているから、
実質無いに等しくて、裁判での争点を示しているに過ぎない。
条文どおり世の中動くのなら、裁判なんて起こらないしね。
39名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 16:05:25 ID:SvFNoC4qO
突然だけどさ、
アニメーターの待遇知ってる?

ちゃんと権利と待遇を保障しないと、才能あるアニメーターは中国か韓国にでも行っちゃうかもね。
中国はそういう時は金に糸目つけないから。
40名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 18:50:12 ID:u0a/ERfX0
>>38
>理論的にはその通りかもしれないが、裁判やったら全然違う結果が出るのが常。
馬鹿?

>たとえば条文では掲載可となっていても、「無断で」掲載していいとは書いてない。
47条は「権利制限」なので、許可を取ろうにもそもそも許可をする「権利」を持つ者がいない。

>2000円が小冊子として想定されていた範囲かも争われるだろう。
>発行部数や古書店への流出の有無、また美術館側が流出を防止しようと努力しているかどうかも争われる。
争うのは勝手だが、勝てる見込みは0。

>条文ってのは様々な仮定や成立条件がすべてカットされているから、
>実質無いに等しくて、裁判での争点を示しているに過ぎない。
で、これはどう言い訳つけるんだ?

「著作権に詳しい名古屋大学法学部の鈴木将文教授は「1989年に藤田嗣治の展覧会で同様の問題があり、
訴訟 で著作権者側が勝利する形で和解している。美術品を扱う以上、著作権に関してはもっと注意を払うべき
だ」と指摘している。」。
41名無しさん@6周年:2006/02/19(日) 22:05:08 ID:jUJT/eef0
金払えばいいことにまとめたらどうなの
42名無しさん@6周年
>前田作品については、著作権者に文書で通知を出したが、諾否の確認はしていなかった。

著作権者が通知を黙殺しといて、あとでクレームを?