【論説】 "非婚時代の男女" 「結婚できない」男女増加…「期待と現実とのズレに気づくべき」★10

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1風の子φ ★:2006/02/11(土) 13:21:30 ID:???0
・子どもの数が減るのが少子化。その要因はさまざまだが、はっきりいえるのは
 非婚化が進んだこと。日本では生まれてくる子どもの98%以上が夫婦の嫡出子だ。
 適齢期にある男女が結婚しなくなれば、出生数も減るというわけだ。

 では、今どきの男女は結婚したくないのかといえば、そうではない。積極的な
 シングル志向はごくわずかで、未婚者の90%以上が「いずれ結婚するつもり」と
 思っている。しかも、その割合はこの二十年間、ほとんど変わっていない(国立
 社会保障・人口問題研究所「出生動向調査」)。

 結婚したいけれどできない。そんな男女が増えているということだ。問題はその
 理由。各種の意識調査では「子育ての経済的負担や不安」とともに、「いい出会いが
 ない」という回答が上位にくる。理想が高すぎるという事情もありそうだが、出会い
 自体が減っているという側面も見逃せない。

 そういえば近ごろ「お見合い」という言葉を聞かなくなった。一九八〇年代前半までは
 約30%だった見合い結婚の比率は、今では6%台。主流は恋愛結婚だ。善しあしは
 別として、近所の人や職場の上司が縁談をもたらすような、結婚をめぐる人的な
 つながりの退潮は、出会いのスタイルを一つ減らした。

 「いつかは出会える」と漠然と思っている若い男女が非常に多いという。
 恋愛に限らずコミュニケーション能力の不足も言われる。見合いの復活を言う
 つもりは毛頭ない。むしろ大切なのは、期待と現実とのズレを彼らに気づかせる
 ことではないか。そうした意識啓発も広い意味での少子化対策だと思う。
 http://www.tokyo-np.co.jp/00/ronsetu/20060208/col_____ronsetu_000.shtml

※前:【論説】 "非婚時代の男女" 「結婚できない」男女増加…「期待と現実とのズレに気づくべき」★9
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1139581652/