【行政】迫る時間切れ 有識者会議「水俣病懇」が混迷 委員は国の“本気度”疑う

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1バッファロー吾郎φ ★
★水俣病懇時間ない 委員は国の“本気度”疑う

 水俣病問題を包括的に検証するとして、環境省が設置した有識者会議「水俣病問題に係る
懇談会」(座長・有馬朗人元文相、委員10人)が混迷の度を深めている。昨年5月から
始まった会合は7日で8回目。水俣病公式確認から50年の節目となる5月に向け、まとめの
議論に入った。しかし委員からは「全く時間が足りない」など検証の成果を悲観する声が続出。
有馬座長が「いったい何のための懇談会なのか」と環境省の“本気度”を問う場面さえあった。

■会合月1回、5月に提言 本質論議深まらず
 「おそらく、このままでは(懇談会は)何もできずに(提言内容は)『なんだ』ということになる」―。
ノンフィクション作家の柳田邦男さんが口火を切った。

西日本新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000025-nnp-kyu

記事の続きは>>2-5あたりに
2バッファロー吾郎φ ★:2006/02/08(水) 16:13:50 ID:???0
>>1の記事の続き

 亀山継夫(元最高裁判事)金平輝子(元東京都副知事)加藤たけ子(熊本県水俣市の胎児性
患者授産施設長)の各委員も「このままでは時間切れ」「意味ある提言は難しい」などと訴えた。

 国と熊本県の責任を認めた水俣病関西訴訟の最高裁判決を受け、小池百合子環境相が設置した
私的懇談会。それは、節目の年に「行政の責任や失敗の本質を検証する」(小池氏)狙いがあった。

 ただ、会合は月1度で1回2時間。水俣病問題に必ずしも詳しくない在京委員もおり、
現地視察も盛り込んだ。その結果、複雑で広範な議論は深まりを見せないまま、この日で
「会合は残り2回」となった。

 水俣病を取り巻く状況も変化した。認定申請者は3000人を超え、認定審査会は機能停止。
新たな国家賠償請求訴訟まで起きた。一刻も早い被害救済を求める人たちにどう対応するか―。
現実的な課題を避け、学術的な「歴史の教訓」だけを提言するわけにはいかなくなっている。

 ところが、環境省の抜本的救済策を模索する動きは鈍い。「今の三千何百人全員を救済する
ぐらいの解決策を示さなければ、この懇談会で何を言ってもインパクトはない」と亀山委員。
迫る「時間切れ」に加えて、環境省への疑念が委員の間でもわだかまっている。

 有馬座長は同省幹部に向き直ってこう言った。「救済策や防止策を提案すれば、きちっと
受け止めてもらえるのか」

 同省の炭谷茂・事務次官は「会合は最重要視している。改善すべきところは改善する」と
述べたが、ぎくしゃくした雰囲気は最後まで晴れなかった3月2日に予定する次回会合は
時間延長を検討するという。

以上
3名無しさん@6周年:2006/02/08(水) 16:15:33 ID:lT4iImBRO
3か?
4名無しさん@6周年:2006/02/08(水) 16:16:32 ID:Njz2jn380
>>1-2
擬古牛が狂牛病と水俣病を併発した、まで読んだ
5名無しさん@6周年
水俣病は有機水銀により発症した。水銀は髪の毛にも集まる。
はじめの頃は水俣病の診断はその髪の毛の中の水銀濃度を測れば良かったから、わりと
簡単だった。
しかし、髪の毛を採取するのは人権問題だ、とぬかす連中が出てきて、話はややこしくなった。 症状からだけで水俣病かどうかを診断しなければならない。
水俣病の病状はさんざん報道されたから、それをまねするのは簡単なこと。
「隣のあいつは水俣病と認定されたのに、なぜ俺は認定されないんだ」と騒ぎ出す奴は
当然出てくる。
認定委員は原則非公開だったが、狭い地域でのこと、どこからか認定委員の名前も漏れてくる。
かくして、個人的な嫌がらせを受ける認定委員もでてきた。
現在、すべての旧認定委員が再度委員に就任するのを拒否している背景には、このような事実があるのだ。