★ネパール地方選挙、半数以上で候補ゼロ
去年2月のクーデター以降、国王による直接統治が続くネパールで、
民主化の第一歩とされる地方選挙が8日行われます。しかし、半数以上の
ポストで候補者がゼロとなるなど、早くも実効性を問う声があがっています。
選挙前日の首都カトマンズ。本来ならば、候補者が「最後のお願いに」と
声をからせるところですが、その姿を見かけることはほとんどありません。
代わって見られるのは、至るところに配置された兵士と警察官の姿です。
去年2月のクーデター以降続く国王による独裁体制に反発して、
主要な政党はすでに選挙をボイコットすることを表明しています。
また、武力闘争を続ける毛沢東主義派は、選挙を妨害することを
宣言していて、これまでに2人の候補者が殺害されました。
政府は候補者を軍の兵舎に入れて保護するなど、対策を練りましたが、
それでも4000以上あるポストの半数以上で候補者がゼロとなり、
面目丸つぶれのかたちとなっています。
「民主主義の国ですから、選挙をボイコットするのも自由です」
(市長選に立候補したブレムラル・マハルジャン氏)
選挙をなんとしても成功させることで、民主化への歩みを内外に
アピールしたいギャネンドラ国王ですが、その強引なやり方が、
かえって国王の独裁的な印象を強める結果となっています。
TBS
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【ネパール】主要政党が8日地方選をボイコット 立候補辞退で候補者なしも
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