小泉首相は7日午後の衆議院予算委員会で、昨年の衆院選で自民幹部がライブドア前社長の
堀江容疑者を応援したことに関し、自民党は株投資をあおったことはなく、株式投資の基本は
あくまでも自己責任であると強調した。民主党の岡田克也議員の質問に答えた。
小泉首相は、「今回の堀江氏の問題で株が上がったり下がったりしているが、株を買う人は
やはり自己責任で買わなければならない、ということをしっかりと考えておかないといけない」
とした上で「私が株投資をあおったという批判は受け入れることができない」と述べた。
さらに、「ある程度リスクを取って投資するという人がどんどん出るということはいいことだ。
しかしあくまでも人のせいにしないで、自分の責任だと思って、株を買うときはそういう気構えで
投資しなければいけないと思っていただきたい」と株式投資の基本を語った。
小泉首相は、自民党の武部幹事長が堀江容疑者を選挙応援した責任を追及され、「人物を見抜け
なかったという、小泉は馬鹿だという批判は甘んじて受ける。しかし、どういう形で責任を
取ればいいかと。結局、選挙で当選した人までが不祥事を起こした場合、その党の党首は
責任を取るのか」と述べ、自民党の党首として責任を取るような問題ではないとの認識を示した。
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