・中国への無人ヘリコプターの不正輸出未遂事件で、輸出先となったとされる中国・北京市の
「北京必威易創基科技有限公司(BVE社)」は国内で著名な航空専門会社の一方、中国
人民解放軍とも関係が深いと、警察庁はみている。ヤマハ発動機への捜索は、福岡県警が
摘発した不法就労助長事件が端緒となった。
BVE社関連のホームページでは、ヤマハ発動機の無人ヘリ「RMAX L181」について
「操作は簡単で、発展改良すれば軍事分野にも転用可能」などと動画で紹介している。
この動画には、ヤマハ発動機のロゴが胸に付いた青色の作業服を着た作業員が無人ヘリの
エンジンを説明しているシーンのほか、迷彩色の戦闘機の前を飛んだり、高性能の小型カメラを
内蔵したりしている映像もあった。
外為法などによると、「国際的な平和及び安全の維持を妨げることとなると認められるもの」
の中には、「自律的な飛行制御及び航行能力を有するもの」を挙げており、中国へ輸出する
際には「経済産業大臣の許可を受けなければならない」としている。
ヤマハ発動機はこの無人ヘリを外為法には抵触しないように、自律的な飛行が不可能で規制
には該当しない、と輸出の際に申告していたという。警察庁は「輸出しただけで違法行為なのに
今回は特に悪質な行為。違法性の認識は持っていたとみられる」としている。
福岡県警外事課の柏木登美男次席は23日午前、報道陣ら約30人を前に事件概要を説明した。
県警と事件との絡みについては「福岡県警が05年4月に検挙した不法就労助長事件で、都内の
関係先を捜索したところ、今回のような輸出行為を仲介したことを示すような資料が押収された」
と説明した。今後の捜査については「逮捕するかどうかなどは言えない」と述べるにとどまった。 (一部略)
http://www.asahi.com/national/update/0123/SEB200601230008.html ・不正輸出された疑いが持たれているのはヤマハ発動機が販売している無人ヘリコプターで
化学兵器の散布に使われる恐れがあるとして、許可なく輸出することが禁止されています。(抜粋)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3209015.html ※前スレ:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1137987640/