【少子化】少子化対策は“負け犬男”の救済にあり〜イケメンと金持ちに群がる女性たち

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1諸君、私はニュースが好きだφ ★
 現在の出生率低下の根本原因は結婚できない「負け犬男」が増えた
ことにあるのだ。決して女性の問題ではなく、負け犬男を救済することこそ
少子化対策なのである。
 なぜ、若い男が結婚できなくなったのか。それは構造改革による弱肉
強食社会の到来で、男が女に対して「君のことを一生守り続けるよ」と
いえなくなったからだと思う。いつリストラされるか、会社がつぶれるかも
わからず、そんなセリフはまったくリアリティを失ってしまった。
 こうして女性たちは2つの男性グループをターゲットにするようになった。
「イケメン」とヒルズ族のような「金持ち」である。
 ところが、大部分の男はカネもないしイケメンでもないので、女性たち
から相手にされなくなってしまった。驚いたことにいまや1人の選ばれた
男が数十人から数百人の女性と付き合っているという。
 イケメンと金持ちが女性を独占した結果、後は不毛の砂漠となり、
フツウの男たちはパートナーも得られず、秋葉原で「萌え」に走り、
アニメキャラクターを恋愛の相手にするようになった。
 女性たちに聞いても、カネのないアキバ系とは付き合いたくないという。
彼女らの高望みはあきれるばかりだ。「何も望むものなんてないんですぅー」
といいながら、「清潔でスポーツマンで、会社にそこそこのブランドがあって、
給料もそこそこあって、雇用も安定していて、年に1回は海外旅行に連れて
行ってくれて、持ち家があって……」と、フザケルナといいたくなる。
 「電車男」のように美人がオタクに恋をするなんてことは現実には
ありえない。あり得ない夢だからあれほどヒットしたのだろう。しかし、
「結婚できない」問題を解決しない限り、少子化は止まらないだろう。
そのためには終身雇用制の世の中に日本を戻すこと。今のところ、
私にはそれしか解決策は思いつかない。

(※抜粋です。全文はソース元でご確認ください)
ソース(日経BP・SAFETY JAPAN 2005、森永卓郎氏)
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/o/15/
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/o/15/02.html
http://nikkeibp.jp/sj2005/column/o/15/03.html