事ここに至って、これまで「ホリえもん」を“改革者”と持ち上げていたNHKや民放が、
手のひらを返したように「カブシキブンカツ」の解説を始めたのにうんざりしている人は
多いと思う。インターネットは、やはり凄い。昨日あたりからテレビが解説を始めたことを、
既に一年近くも前に、完璧に見抜いて分析していたブログがある。
別にライブドアの内部関係者による告発サイトではない。島根に在住の会計事務所
のコンサルタントが、3000ページにも及ぶライブドア関連の公開資料を丹念に分析し、
この会社が「何者であるか」を正確に見抜いていたのである。
「ホリエモンの錬金術」
http://blog.goo.ne.jp/yamane_osamu/ 長文が苦手という人は、7,8,9だけでも読んで欲しい。初期の株主として名前が出て
くる「有馬晶子」という人は、堀江貴文が東大に在学中の彼女であり、「有馬純一郎」は
その父親で、実直な中小企業の経営者である。有馬氏と堀江氏のいきさつもサイト中に
書かれている。娘の恋人(東大生、堀江)に対して精一杯の支援をした中小企業の経営
者の暖かい想いはどのように利用されたか。ライブドア創生期のこの物語は、今後もNHK
や民放が伝えることは無いだろう。インターネットとブログの存在。我々は恵まれた時代に
生きている。鳥肌が立つことを保証する。ぜひ読んでみて欲しい。