最新の旅行に関する意識調査で異性愛者の約2倍の同性愛者が海外旅行へ出かけることが分かった。
ハリス・インタラクティブ社とウィテック・コームズコミュニケーションズ社が共同して行ったその調査は、
成人同性愛者の14%が海外旅行を計画しているとしている。
対して異性愛者で海外旅行を計画しているのは約7%だった。
また同性愛者は大都市への個人旅行を計画しており、異性愛者の21%にくらべ27%の同性愛者が
次の旅行先に大都市を選んでいる。
さらに調査では異性愛者は周遊旅行を好むことが明らかになっている。
異性愛者の27%が大手旅行会社の周遊旅行を利用すると答えたのに対し、同性愛者は18%だった。
同性愛者の10%は同性愛者向けの周遊旅行を利用するといっている。
「この数年間、我々は同性愛者に人気の旅行先を調査してきた。
子供が少なく、収入の多い同性愛者は異性愛者より旅行費用を費やす傾向にある。」
ウィテック・コームズコミュニケーションズ社のCEO、ボブ・ウィテック氏は語った。
ハリス・インタラクティヴ社のトラベル&ツーリズムリサーチ部門副社長、ジェームズ・クイルティ氏は
同性愛者の旅行者の重要性に気づく旅行会社は増えており、同性愛者のニーズに合わせた商品を
開発する旅行会社が徐々に増えつつあると述べている。
今回の調査はインターネットを利用して昨年11月第3週に行われ、2315人の成人(18歳以上)が対象になった。
そのうち1575人が異性愛者と回答し643人が同性愛者だと述べている。
http://gayjapannews.com/news2006/news26.htm