★12月の電力量、冬季で最高 11.1%増、寒波の影響で
電気事業連合会(電事連)が17日発表した昨年12月の発受電電力量の
速報は、記録的な寒波の影響で前年同月比11.1%増の881億7000万
キロワット時となり、冬季としては単月の過去最高となった。
発受電電力量は、各電力会社が自ら発電する量と、他社から購入する量の合計。
電事連では、全国的に平均気温が例年を大きく下回り、家庭用の暖房需要が
伸びたのに加え、景気回復を背景に事業所や工場など産業用の需要も好調だった
とみている。
特に九州電力が15.7%増、北陸電力が15.1%増、
中部電力が13.4%増と堅調だった。
昨年12月は冬季(12月から2月)で1951年の統計開始以来で
最高となったほか、例年電力需要がピークを迎える夏季(7月から9月)を
含めても、単月で歴代6位の高水準。
産經新聞
http://www.sankei.co.jp/news/060117/kei039.htm