★EU各国、鳥インフルエンザ感染に警戒
【ブリュッセル=下田敏】欧州連合(EU)各国が鳥インフルエンザの
感染拡大への警戒を強めている。鶏肉の輸出大国であるフランスは家禽の
屋内隔離の対象地域を拡大し、オランダは大規模な予防接種を決めた。
隣接するトルコでは人への感染が広がっており、加盟国はEUレベルでの
治療薬の備蓄で合意。初期段階での流行防止に全力を挙げる。
トルコでは今年に入って鳥インフルエンザへの感染が拡大。欧州委員会に
よると、16日時点で18人の感染、うち3人の死亡が確認され、33人に感染の
疑いがあるという。フェレロワルトナー欧州委員(対外関係担当)は
「鳥インフルエンザは欧州の玄関先に迫った」と警告。加盟国に早急な
対応を促した。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060117AT2M1400916012006.html