★鳥インフル対策も連携−トルコ首相「危機的でない」
また両首脳は会談で、トルコでの鳥インフルエンザ感染者のうち3人の犠牲者が
出たことについても意見交換。医療分野での協力など今後担当者でつめることを
申し合わせた。小泉首相は会見で、鳥インフルエンザ対策に関して「今後、担当者
同士で協力できることを詰めていきたい。特に医療関係で協力できることがあると思う」
と語った。
エルドアン首相はトルコでの鳥インフルエンザ被害について、「今までに明確に
なっているのは1家族から3人の子供が命を失った」と説明。ただ「現時点では
危機的な状況にはない。関係省庁の十分な管理下にあり、ワクチン、治療薬の
不足もない」と語り、トルコ政府として万全な対応を取っていると強くアピールした。
現地の日本外務省幹部によると、9日現在、14人の鳥インフルエンザ感染が確認され、
このうち3人が既に死亡している。世界保健機関(WHO)が9日発表したところによると、
感染は鳥との直接接触が原因で、人から人への感染例はないとみられている。
Bloomberg
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=71000003&sid=ahTQyTcFGKZ0