【社会】「風の息づかい感じてれば、気配があったはず」 特急脱線で、毎日新聞★6

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978 ◆GAcHAPiInk
 科学的に論ずるとする、
まず、「風の呼吸」というのが大気の流れと地上との摩擦から生じる
ものだ、という事実から説明しよう。

 大気というのは窒素が 78.1%、続いて酸素が20.949%、アルゴンが0.9%、二酸化炭素が0.04%。
水分や二酸化炭素は場所によって変化するが、メタ的には均等であるとする。
流体の流れと同じく、大気もまた熱交換と地球の回転によって生じるコリオリの力などによって流れる。

 落ち着け、この現象が確かに「風」と呼ばれるものだがさらに種類が分かれる。
風を生じさせる熱交換の状態には「赤道-極地」間や、四季によって生じるものとは別に
地域的なものもある。これらの諸条件によって、「風」の名称が変わるわけだ。

 どちらにしても、風が流れると必ず地上地形との摩擦が生じる。
風の性質として、抵抗を受けるとその抵抗に沿って流れる、というものがある、が、
自分の経験則では、どうも風ってーのはマクロ的にはこの「抵抗」とこの抵抗によって生じる
風に「溜められた」力のバランスが崩れることで、一時的にこの「沿って流れる」方向や力に
変化が生じるようだ。学者がこれをどう説明するのかは知らん。山屋はこれを「風の息」と呼ぶ。

読もうと思えば確かにこの「風の息」を読むことができるだろう。
でも、それはあくまでも経験則って奴だ。