2006年6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会で、日本
の初戦が開催されるドイツ・カイザースラウテルン市の空に、埼玉県加須市の名物、
全長100メートルのジャンボこいのぼりを揚げる計画が進められている。
加須市は国内有数のこいのぼり生産地。町おこしの一環で加須青年会議所が198
8年、ジャンボ機(全長約70メートル)より大きいこいのぼり1世(100メート
ル)を制作した。その後、2世(111メートル)、3世(100メートル)が作ら
れ、毎年5月に利根川の河川敷でクレーンで揚げられる。98年にはハワイ・ホノル
ルでも雄姿を披露、話題を呼んだ。
▽巨大魚伝説の町
カイザースラウテルン市はドイツ南部のフランス国境近くにあり、人口約10万人。
神聖ローマ帝国の皇帝(カイザー)の居城があったことにちなんだ市名だ。
同市には1497年に体長6メートルの巨大な魚が捕獲され「1230年に皇帝が
放流した」という首輪が付いていたという伝説があり、市の紋章には魚の絵が描かれ
ている。
カイザースラウテルン市は東京都文京区と姉妹関係にあり、日本庭園づくりに携わ
った建築家、赤松邦彦(あかまつ・くにひこ)さん(64)に、同市から「魚の町に
ちなみW杯のプレイベントとして、ぜひジャンボこいのぼりを掲げたい」と相談があ
った。縫い目を強化し破れない構造の巨大こいのぼりを設計した法政大名誉教授の川
口衛(かわぐち・まもる)さん(73)が今年6月、国際会議で訪独した際に同市で
講演、大反響を呼んだことが契機だった。
赤松さんらの努力で、W杯直前の06年5月26日から3日間、スタジアムから数
キロの丘の上にこいのぼり3世を揚げる計画がまとまった。企業などスポンサーを募
り、約2000万円の経費にもめどが付いたという。
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http://www.sankei.co.jp/news/051228/sha023.htm ■依頼ありました
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1135776556/14