★普天間移設:集団移転の補償検討 名護市で山崎拓氏
自民党の山崎拓前副総裁は27日、沖縄県名護市で地元関係者と懇談し、
米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部(同市辺野古)への移設へ向け
「(周辺住宅の)集団移転やその補償も含めて真剣に検討したい」と述べた。
日米両政府が合意したシュワブ沿岸部への移設案に対しては、騒音や事故の
危険を懸念する地元側が反発している。山崎氏の発言は集団移転を政府が
補償する代わりに移設を受け入れるよう求めたものだ。
ただ、政府は当面、米海兵隊ヘリの飛行ルートを住宅地から離して
設定することなどによって地元の理解を得たい考え。政府筋は同日夜、
「現時点で集団移転なんて検討していない」と否定的な考えを示した。
毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051228k0000m010108000c.html