【在日米軍】普天間移設で大野前防衛長官、県外案は「地理的重要性から議論はせず」

　在日米軍再編の中間報告を取りまとめた大野功統・前防衛庁長官が
１７日、那覇市であった稲嶺恵一知事らとの討論会に出席、沖縄県が
求めた普天間飛行場（宜野湾市）の県外移設については日米間で
突っ込んだ議論をしなかったことを明らかにした。移設先として検討したのは、
（１）読谷補助飛行場（２）嘉手納基地（３）キャンプ・シュワブの３カ所で、
いずれも県内の米軍基地だったという。

　討論会は沖縄の地元紙が主催した。
　普天間の県外移設について、大野前長官は「アジアにおける安全保障
環境の中で沖縄が持つ地理的な意味や抑止力の観点から、その議論は
あまり展開できなかった」とした。討論会後の取材に、自身は米側に要求
しなかったことも明かした。
　移設先に挙がった３カ所を巡っては、「事務方に『読谷は返還が決まり、
嘉手納は騒音が大変で、とんでもない』と指示した」と語り、日本側は
シュワブの陸上案を主張したとした。日米が決めた辺野古崎移設案には
県や名護市が反発しているが、前長官は「変更はできない」と述べた。
　また、前長官は中間報告に盛り込まれた「嘉手納基地以南の土地返還」
を巡り、返還対象となる施設としてキャンプ瑞慶覧（北中城村など）や牧港
補給地区（浦添市）などを挙げた。これらが返還された場合、国内の７５％
の米軍基地を背負う沖縄の基地負担は６９％になるとした。
　一方、これらの基地返還や在沖海兵隊員の７０００人削減などの負担
軽減策は普天間移設とセットとし、「大筋で決まったことは大筋で動いて
いかないと。いいとこ取りはできないだろう」と沖縄側に受け入れを求めた。

　これに対し、稲嶺知事は辺野古崎移設案について「過去に（議論し）
消えた案だ」と、改めて受け入れを拒否。普天間移設と負担軽減策を
巡っては「一つが動かないと全体が動かないという形にならないように」
と政府に柔軟な対応を求めた。

ソース（朝日新聞）　http://www.asahi.com/politics/update/1217/006.html

ぬるぽ

事大主義から抜け出せない限り沖縄の負担を軽くすることは出来ないだろうね

だろうな・・・

>>3
それと無関係に、「沖縄は東アジア全域の要衝」という現実が
あるので、そこが難しい部分ではないかな、と。
朝鮮半島にも、台湾にも、中国本土にも、また日本本土にも。

かつて第二次大戦の時に沖縄がまず攻撃されたのも、
沖縄が戦後に実質アメリカに占領されたのも、偶然ではないのです…

ただ、移転できるものは移転していく動きはしていくべきかな、とも。

>>5
いや、日韓関係さえ改善できれば、
沖縄駐留米軍の代わりに自衛隊を置いて守ることもできるわけで・・
同じ問題を抱えている韓国の理解が得られれば、
共に自衛力を強化して対米依存度を下げることも可能になるのではないかと。

>>6
日韓関係の改善では不可能かと。何故なら、「北朝鮮」という国家が存在するからです。
というか、中国と北朝鮮という共産国家が存在する限りは撤退は不可能かと。

そして、仮にその２国が潰れても、アメリカは手放そうとはしないと思います。
何故なら、沖縄は日本や中国、台湾の「喉元」だからですよ。

ま、アメリカ軍が完全撤退することは考えにくいだろうね
「喉元」っていうか、日本に南進させない意味もあるような

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￣ ﾞi, 　　/　ﾞi, 　　　　￣　　　 ,;;;;-'　　明治天皇が悲惨な沖縄の将来を悲観しておられます。