【JR西日本子会社】寝台特急のコーヒー代を13年間着服 計1400万円か

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1帰社倶楽部φ ★:2005/12/14(水) 19:22:28 ID:???0
JR西日本子会社の「ジェイアール西日本フードサービスネット」(大阪市)は14日、
寝台特急「トワイライトエクスプレス」の食堂車の従業員29人全員が、
コーヒー代金の一部を組織的に着服していた、と発表した。
約13年前から続いており、退職者も含めると約100人が関係し、
被害総額は約1400万円になる可能性があるという。
同社は着服金の返還を求めるとともに、懲戒解雇などの処分や、
業務上横領での刑事告訴を検討している。
(中略)
同社によると、着服が発覚したのは、食堂車を担当する社員29人(男性22人、女性7人)
全員と、以前乗務していた社員5人、さらにすでに退職している元クルー約70人。
6人が1クルーとなって乗務し、札幌―大阪間を往復している。
手口は、車体両面の窓から景色を展望できる「サロンカー」からコーヒーの注文があった場合、
1杯420円の代金をレジに入金せず着服し、売上伝票も出していなかった。
着服していた代金は1往復で平均約3600円。コーヒーは35杯程度売れ、
着服は8〜9杯分に相当する。代金は往復勤務の終了後、出番のクルーで分配していた。
「チーフパーサー」と呼ばれるクルー責任者の指示で長年続いていたという。
着服は、92年ごろに売上金の管理が厳しくなり、伝票の金額と実際の代金が合わない場合、
不足分について自腹を切ることがあり、始まったという。
コーヒーはお代わり自由で、30分以上たつとポットから捨てるため、
伝票上の分量と照合しても不正に気付かなかったという。
(中略)
今月9日に食堂車従業員から内部告発があり、同社は29人全員を乗務から外して
事情を聴いていた。会見した同社の沢田潤之常務は
「お乗りいただいた方にご不快の念を与え、申し訳ありません」と陳謝した。

[朝日新聞]2005年12月14日19時06分
http://www.asahi.com/national/update/1214/OSK200512140042.html