★日中確執、アジアが懸念
【クアラルンプール=佐藤賢】小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐって
悪化した日中関係を懸念する声がアジア諸国で広がり始めた。13日の東南アジア
諸国連合(ASEAN)と日本との首脳会議ではマレーシアとフィリピンが
関係改善に期待を表明。両国の確執は東アジア地域の不安定要素になりかねない
として、不安なまなざしを日中の首脳に向けている。
「日中関係に対立が生じていることを懸念している。この問題を日中両首脳が
うまく取り扱い、解決できることを確信している」。経済連携などを主題に
クアラルンプールで開いた日・ASEAN首脳会議で、議長国マレーシアの
アブドラ首相は小泉首相にこう切り出した。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20051214AT1E1300Q13122005.html