中国科学技術協会のトウ楠副主席は8日、中国の外国技術に対する
依存度が50%、設備投資の輸入依存度が60%に上り、自国の科学技術
の進歩による貢献率が39%にとどまっていることを明らかにした。
一部の中核技術を持っていないため、国産携帯電話の定価の20%、
パソコンの20%、数値制御マシンの20−40%は外国の特許保有者に
支払われているという。
トウ楠副主席によると、中国人の科学に関する知識はまだ足りない。
2003年時点で、基本的な科学知識を備えている人数が人口全体に
占める割合は 1.98%、農村部は0.7%にとどまっている。米国の17%
(2001年)をはるかに下回っているという。
ソース(日経BP・日中グローバル経済通信)
http://nikkeibp.jp/wcs/show/leaf/CID/onair/jp/flash_rss/417683