【民主党】前原氏訪中、中国の軍拡「脅威」指摘…靖国・改憲でも強硬姿勢(産経新聞)

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1諸君、私はニュースが好きだφ ★:2005/12/13(火) 15:08:36 ID:???0
 中国を訪問中の民主党の前原誠司代表が、中国の軍拡路線に強い懸念
を示すなど、これまでの同党の対中政策と一線を画す言動を続けている。
十二日午前の北京市内での講演では、学生らを相手に中国の国防費の
驚異的な伸びを指摘し、日中軍事交流の必要性を強調。靖国神社参拝
問題では「日本人も戦争の犠牲者だ」と反論した。前原代表は「(中国と)
けんかをしに来たのではない」と話すが、中国側は神経をとがらせている。 

 「空軍力、海軍力、そしてミサイル能力を中心として、(中国軍の)能力
が飛躍的に向上していることに、私は率直に脅威を感じている」
 前原代表は中国の外交官養成大学である「外交学院」で講演した後、
学生から「中国の軍事力が現実的脅威というのは民主党の立場か」と
問われ、こう言い切った。前原代表は講演で、軍拡競争回避に向け
日中間の軍事交流の重要性を強調。質疑でも「お互いが透明性を高める
ことが重要だ」と指摘した。
(中略)
 小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関しても独自の考えを披露。
A級戦犯の合祀(ごうし)を理由に、首相、外相、官房長官らは参拝すべき
でないとしたものの、学生の質問に対して「多くの(日本)国民に罪はない。
むしろ戦争の犠牲者だ。私もその人たちに対しては、心から哀悼の気持ち
をささげたい。靖国神社が自発的にA級戦犯を分祀(ぶんし)すれば、私も
靖国神社におまいりしたい」と表明。同学院の呉建民院長が「靖国神社が
唱えている軍国主義は中国人民だけでなく日本人にも災いをもたらした」
と反論する場面もあった。
 憲法改正問題でも、「(戦力の不保持を明記した)憲法九条二項と現実
が乖離(かいり)している状況が五十年以上も続いている。われわれは
自衛隊の存在を認めている。その存在を認めるように(憲法を)変える」と
断言した。
 こうした前原代表の“強硬路線”に、中国側は「かなりピリピリしている」
(同行筋)といい、十三日に民主党側が要請していた胡錦濤国家主席
との会談実現は、極めて困難な情勢だ。

ソース(産経新聞) http://www.sankei.co.jp/news/morning/13pol003.htm