電気機器販売会社「プロポスタ」(福岡市、旧ラップ)と関連会社が法人税
計約5億3000万円を免れたとして、東京地検特捜部は9日、指名手配中の
同社元会長、山下大作容疑者(46)を法人税法違反(脱税)罪で在宅起訴した。
脱税事件で容疑者の所在が不明のまま起訴されるのは異例。
特捜部はこのうち約1億円の脱税について03年11月にいったん起訴したが、
山下被告の所在が依然としてつかめないため、新たに公訴時効が迫った分
を含めて再び起訴し、時効の進行を停止させる手法をとった。
起訴状によると、山下被告は元役員2人=有罪確定=と共謀し、架空
販売促進費を計上するなどの手口で、1997年から2000年にかけて、
プロポスタなど2社の法人所得約16億円を隠し、法人税を脱税した。
ソース(日経新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051209AT1G0903409122005.html