【長野・男児不明】 「若い男女の車に乗った」 男児にご飯&お風呂提供の23歳女性、語る★9

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257名無しさん@6周年
>>242の続き
場所:ロイヤルホストの前
麺子は少年を最初に会った場所に連れて来る。
「ほんとにひとりで大丈夫か?」
「うん」
「道わかるのかよ?」
「…よ、よくわかんない」
心配になりながらも、麺子は少年に何とか岡谷方面までの道を教える。
「…つって、で、そこの道をまっすぐガーッと行って…オイ、聞いてるか?」
「…うん」
「ホントにわかってんのかよー、てか、大丈夫かよ〜
 送ってってあげたいけど、ねえちゃん原付しか持ってないんだよ」
困り果てた麺子、うつむく少年。
ちょうどそこへ1台の車が近づいてきた。白いワゴン車だ。
「どうしました?」
2人の様子を察したのか、その運転手が窓を開けて話しかけてきた。
ナンダコイツ…
しかし、その助手席から彼女らしき女も顔を出した。
少し安心して事情を簡単に話す麺子。
「で、この子がひとりで岡谷の家に帰るつってるから、どうしようかつって今話してたとこなんだけど…」
麺子のその言葉に、カップルらしきその2人は顔を見合わせる。
「あ、俺たちちょうど今からそっち方面行くところだし、
 よかったら乗せていきましょうか?」
「え、いいの!?」
「通り道だし、イイですよ」
悪い人たちでもなさそうだし、車で送ってもらえるなら安心だ!
そう思った麺子は少年に「良かったな!乗せてってもらえよ」と言い背中を押した。
「ちゃんと家の場所言えよ」
「…うん」
麺子はカップルにお礼を言い、
その白いワゴン車は少年を乗せ、岡谷方面へと走って行った。